我が家は5歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はこの2人の育児へのベストオブ◯◯を紹介してみます。
登場人物紹介
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兄:5歳0ヶ月 |
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弟くん:2歳9ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
我が家の5年間の育児生活の中のベスト達
上の子もちょうど5歳になったところなので、我が家の育児生活も丸5年です。あっという間の5年だったんですが、とはいっても5年というのはそれなりの長い時間。私も5年前はまだ若者のつもりでいたのに、今や自分でももうおじさんだなって自覚するようになったし。いつの間にか「最近の若者は…」が口癖になってたりもする。
そんな長い長い5年間をかけて少しずつ蓄積させてきた我が家の育児データベース。きっとそれなりに信頼性のあるデータが蓄積されているはずです。
ふっふっふ。今回はそんな我が家の5年間の蓄積から導き出されたベスト達をいくつか紹介してみたいと思います。
我が家のベストオブホニャララ
ベストオブ無料公園・飛鳥山公園
もうすぐ5歳の息子に「今日どこに行きたい?」と不用意に聞くと、かなりの高確率で「こうえん!」という回答が返ってきます。
いいんだけどね、いいんだけど、身体は小学生・心は幼児みたいな男児を公園に連れていって満足させるのって超疲れるんですよ。足めっちゃ速いし、体力は無尽蔵だし、体力尽きたら尽きたでグデーってなって抱っこ魔になるし…。
という愚痴は脇に置いておいて。そんな公園ラヴな息子と共にこれまでに数多の公園を訪れたわけです。当たりもあれば微妙だったところもある。
そんな数多の公園のなかでナンバーワンを選ぶとしたら。
王子駅から徒歩数分の「飛鳥山公園」です。
公園って言っても住宅地の中にひっそりとある公園から、街のシンボルみたいなどてかい公園まで様々あると思いますが、飛鳥山公園はもちろん後者のほう。とにかく広い。
そして広いだけではなく遊具も当然充実しています。公園の真ん中にはお城みたいなどでかいやつが建っていて、子どもは夢中になって探検します。
そしてその脇にはデゴイチと都電の保存車両が置いてあって、そのどっちも中に入れるという太っ腹ぶり。ホント我が家のやんちゃ子鉄のためにあるような公園。
さらにさらにこの公園、トレインビュースポットでもあり、はやぶさやこまちの新幹線から京浜東北線などの在来線まで走ってる姿を拝むことができるし、別の場所では都電も走ってる。
特に在来線は鉄橋の真下を通るど迫力で、トレインビュースポットとしてもトップ3に入るであろう充実ぶりです。
体力の続く限りいつまでも飽きずに過ごすことのできる公園。飛鳥山公園オススメです。
ベストオブ子連れビュッフェ・ベルテンポ
怪獣2匹を連れて外食するのって、ホントに骨が折れるので、行ってもファミレスが限界なんですが、たまには子連れでも美味しい外食を腹いっぱい食べたくなるんですよ。
でもだいたいそういう邪な欲求は裏目に出て、テンションマックスの子ども達を押さえつけるのに大人の食事どころじゃなくなるってのがいつものパターンです。
そんないつものパターンを覆してくれる数少ないところが飯田橋のベルテンポ。ホテルメトロポリタンエドモントの一階にあるレストランです。
ここのビュッフェはホントに美味しい!子ども達もいつもの3倍食べるので、その分大人も食べる時間を確保できて、大人もお腹いっぱいになれる!この前行ったときにはあまりにも食べ過ぎて下の子のが満腹のルフィみたいになってた。
もちろん子連れ慣れした店員さんばかりでサービスも素晴らしいです。店員さんの高いレベルのおかげで、このやんちゃ坊主達を抱えながらも大人まで満腹になることができる気がする。
値段もリーズナブルなんです。ファミリープランだと大人2人+子ども1人で1万円ちょい(3歳まで子どもは無料)。それでホテルのビュッフェを心ゆくまで食べられるって最高です。
ベストオブ裏ワザ・混雑回避の新幹線乗車法
息子たちと過ごした5年間で幾多の困難にぶつかり、その度に新しい裏ワザで乗り越えてきた私達。
そんな数多開発されてきた裏ワザの中で一番爽快だったなぁてやつがコレ。
帰省ラッシュど真ん中にやんちゃ怪獣二頭を連れて東海道新幹線に乗る、という無謀を無事に乗り越えた裏ワザです。
いや、ホントお盆初日の東京駅の新幹線ホームはえげつなかった。ホームじゅう人・人・人やったからね。そんなおしくら饅頭をかき分けて、殆ど待ち時間ゼロで自由席に家族4人座ることができました。
おしくら饅頭のホームを横目に悠々座って眺めるのは、ディズニーランドのファストパスみたいな感覚でしたwww
ベストオブ図鑑・小学館のNEO くらべる図鑑
特別教育熱心な家庭というわけではありませんが、かと言って馬鹿でもいいやって感じには育って欲しくない私。人並みにお勉強もできて欲しいなぁと思うわけです。
そんな都合のいい期待に見事に応えてくれる図鑑がこちら。
いつの間にか我が家には電車の図鑑(たくさん)や虫の図鑑、恐竜の図鑑などがラインナップされてしまっていたんですが、このNEOくらべる図鑑が一番良かった!
他の図鑑は知識を身につける感じですが、この図鑑は頭を使います。4歳児の頭だとぐるんぐるんぐるんって3回転くらいしないと分からない内容なんですが、だからこそ良かった。コレのおかげで考える力がアップしたし、取り上げてる内容も領域横断的で、確実に世界が広がりました。
ベストオブ子鉄図鑑・世界のてつどう図鑑
ベストと言いながら一冊に絞れなかった図鑑系ですが、先ほどのNEOくらべる図鑑に勝るとも劣らないハイクオリティの図鑑がこちら。
子鉄なら一冊持っておいて損はないです。ものすごい数の電車が載っています。日本の電車だけでなく世界中の電車が載ってます。こいつのおかげで彼の頭の中の世界地図に世界の路線図が加わりました。4歳児が世界地図を広げてユーロスターの走る区間を指差すっておかしくない。
こうやって電車を通じて色んな知識を吸収してくれたら親としては言うことなし。というわけで子鉄の家に一冊はあるといい図鑑です。
ベストオブ小技・イヤイヤ虫の外科手術
いま2歳半の下の子は絶賛イヤイヤ期。上の子もつい1年半前まではイヤイヤ言ってました。
つまり我が家の育児の歴史はイコールイヤイヤ期との闘いと言っても過言ではないんです。
そんなイヤイヤ期との闘いですが、基本は負けしかありません。イヤイヤ期の子どもは無敵なんです。大人側に勝利の2文字はあり得ません。
百戦百敗の戦ではありますが、展開によっては何とか引き分けに持ち込めることも。そんな神展開を引き出してくれた小技がこちら。
ここでまさかの他人のテクニック。使い方は難しいものではなく、相手がイヤイヤを発動させたら、イヤイヤ虫の外科手術と評して、面白おかしくコチョコチョするってやつです。
こちらが何かをして欲しいときには使いづらいんですが、意味不明のイヤイヤ発動でイヤイヤを止めたいときに重宝するテクニックです。これまで何匹イヤイヤ虫を取り出してきたことか。取っても取ってもウニョウニョ出てくるんだもん。
おわりに
この5年間の育児という戦いのなかで生み出されたベストオブなものたち。これらがまた別の家庭で受け継がれていったらこれ幸いです。