我が家は5歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は5歳にして東大を志望する男になった兄の話。
登場人物紹介
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兄:5歳0ヶ月 |
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弟くん:2歳8ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
5歳男児の夢は壮大
我が家の5歳児。他の人よりちょっと俊敏で消えるように走ること以外は、どこにでもいる5歳児だと思います。
家ではAmazonプライムビデオで観ることができる戦隊モノに夢中で、シンケンジャーだのゴーオンジャーだの言ってます。うんうん、その辺によくいる5歳児。
唐揚げを始めとする揚げ物が大好きで、あとお菓子も大好き。ピザとか寿司も大好き。公園で遊ぶのも好きだし、お散歩も大好き。好き好き好きの好きっ好き。5歳児が好きそうなものは大抵好きな男の子です。
そんなその辺に普通にいる5歳児。将来の夢は、ジャニーズに入って歌って踊ることと、東大に入ることです。
ま さ か の夢です。想定外でした。
ジャニーズが夢にランクインしてきたのは保育園の担任の先生の影響です。保育園ではキスマイ?とかキンプリ?の英才教育がなされているようで、私の全く分からない曲を歌い、そしてともに歌うことを強要されます。
そして東大志望。別に積極的に仕向けたわけでは全くないんですが、気づいたら東大に入る気満々でした。
ジャニーズと東大は別に相反するものではないはずですが、私の知る限りこれを両立した人はいない。人生勝ち組街道まっしぐらですわ。
で、ジャニーズへの夢は私は関与していませんが、東大のほうの夢には私も多少なりとも噛んでいる気がしています。
いや、直接的に「目指そう!」と示したんじゃなくて、自然に目指すようになるような環境になった感じです。
そんなわけで、今回は5歳児の子どもを東大志望にするメソッドです。
5歳児を東大志望にするメソッド
東大の近所に住む
いきなり元も子もないようなことを言ってる気がしますが、これが一番大きいですよね。
何事も身近に感じることが一番の動機になるものなんですよ。5歳児ならなおさらです。
我が家は東大本郷キャンパスが自転車圏内にありますが、年に数回は散歩に行っています。
少し話は逸れますが、大学(特に旧帝大クラス)って無駄に広いし、またに自然豊かだし、無駄に土日は人がいないから、ホント小さい子どものお散歩にこれ以上の場所はないと思います。
ちなみに弟くんは東大病院生まれで、弟くんがお腹の中にいた時期の最後、諸事情のためにお兄ちゃんは1ヶ月間ほぼ毎日東大に通ってました。
そんなわけで、うちの5歳児にとって東大は庭みたいなもんなのです。庭みたいに身近な存在だと興味も自然とそこに向かうんです。
身近に大学関係者を用意する
あんまり詳しく言ってしまうと身バレしそうなんで言いませんが、私はとある大学の関係者をやってます。
5歳の息子も私が大学で働いていることは知っていて、それもあってより一層大学を身近なものと思ってくれているようです。
子どもにとって学校の先生が一番身近な職業になんだってのはよく分かるんですが、保育園児にも「学校の先生」と言ってだいたい伝わるんですよ。保育士の先生みたいなイメージを持ってんのかな。
あと保育園の次は小学校に行くってことも知ってる。で、私が大学関係者ってこともあって、学校の締めくくりは「大学」ってことも知ってる。
そんなわけで、子どもにとって身近な人に大学関係者がいることで、大学に通う自分のイメージが想像しやすくなるんだと思います。
別に親じゃなくてもいいと思いますが、近しい人に大学の関係者がいると興味を持ちやすいと思います。
自分はお勉強ができる、という自信を持たせる
ここからは暗示です。
東京大学が誰でも行くことができるわけではないってことを何となくもう知っていて、そして自分は特別の側だと信じて疑ってないです。
なんでだろうなぁ。本件に関係なく全体的に息子くんは肯定感の塊みたいな性格をしています。
何をするにもオーバーに褒めちぎっているんですが、これが息子の肯定感の源泉になってるのかな。だとすれば狙い通り!
お勉強に関しても、基本的にはできないところを矯正するというよりは、出来るところを褒めちぎって自信をつけています。
そんなわけで、多分5歳児としては標準的な知能ですが、自分が全知全能の神の子だと信じています。
毎日お勉強をする
結局はこれに行き着きます。やっぱり勉強が好きじゃなきゃ東大も目指しませんよ。
うちの息子は毎日褒めちぎられることもあって、ほぼ毎日ドリルをやってお勉強をしています。図鑑もたくさんあるし、たくさん読んでる。
みっちりお勉強をしているわけではないですが、でも継続して続けることができています。
大学を含めて学校がお勉強をするところだと知っていて、その上で自分は東京大学で勉強する資格があると信じています。
おわりに
この先本当に息子が東大を目指して、そして実際に受験するかどうかは分かりませんが、もしこれでホントに東大に行ってしまった暁には、このエントリが爆発的なアクセスとなるでしょう。最短で13年後か…。
(*東大生を目指す5歳児がやっている手作り教材①*)
(*東大生を目指す5歳児が大好きな自作迷路②*)
(*東大生を目指す5歳児がハマった図鑑*)