我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は年中さんのお兄ちゃんの自宅学習についてまとめ。
- 登場人物紹介
- 我が家の4歳児、自宅学習
- 我が家(私)の今のお勉強の目的
- 我が家の自宅学習教材440ページ分まとめ
- 自作のドリル(110P)
- こどもチャレンジすてっぷ(60P)
- 覚える系の教材
- おわりに
登場人物紹介
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兄:4歳7ヶ月 |
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弟くん:2歳4ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
我が家の4歳児、自宅学習
我が家の4歳児。年中さんの歳になり、そろそろ小学校進学に向けた色々な心の準備を始めていく時期になりました。
男の子なのでラン活(ランドセルの予約)はまだいいとして、周辺の学童の情報とか、小学校の情報とか、そういったものを少しずつ集めています。
一方の息子自身はというと、まだまだ能天気に今日明日のことだけを考えて日々生きているみたいです。
でも実際に小学校に通うのは息子。いざ進学してさあ困ったとなってはこちらも困るので、毎日少しずつ・コツコツではありますが自宅学習をさせています。
(*ピアノを練習してる風の2歳児*)
我が家(私)の今のお勉強の目的
いま私が個人的に考えている4歳息子へのお勉強の目的ですが、「小学校で授業を受けるにあたって困らないように」を大方針としています。
教育パパでもないし、お受験の予定もない。勉強に関して人並みにできてくれれば特別優秀であってほしいという願いもありません。
小学校に入って困らないように、学校を勉強を楽しんでくれるよう、その下地を作っているようなイメージです。
この大方針のもとで以下のようなことを念頭において勉強をしてもらっています。
- 机で何かを書く習慣。できれば文字を書く習慣をつける
- 勉強が楽しいことだという刷り込み
- ひらがな、カタカナ、数字の読み書き
- 数に慣れ親しむ
上の2つは勉強の内容ではなく、勉強の習慣に関すること。言うて4歳児なので、そんな長時間の座学は期待していません。一日5分でいいから机に向かって問題に向かうことを習慣にしてもらおうと四苦八苦しています。
学習の内容はとりあえず読み書きができていれば良しと思ってます。それに加えて足し算引き算の概念に入る前準備として、算数のいろんな概念を理解してもらおうと思ってます。
我が家の自宅学習教材440ページ分まとめ
そういうわけで、我が家でやったドリルのまとめです。一日5分とか10分ですが、塵も積もればで、今年の累計で400ページ以上やった計算となります。
最初のころは市販のドリルを買い与えていて、市販のドリルに飽き足りなくなって自作でドリルを作るようになりました。
市販のドリル(78P・80P・64P・48P)
まずは市販のドリルから。息子が4歳になるあたりからちょっとずつさせるようになりました。
息子は電車好きなので、ドリルは基本的に電車を使ったものをチョイスしています。
どれも食いつきが良くて、すごいスピードで1冊を終わらせてしまっていました。特におススメしたいのはこのドリル。息子が一番食いつきが良かったドリルです。
難易度的には1冊目のドリルにちょうどいいもの。薄く文字が印字されたものから何も書かれていないマス目に書くように、徐々に難易度が上がるようになっているし、電車の写真が載っているだけでなく、電車の名前を書かせる形式だったので、息子も一つ書くたびに嬉しそうな顔をしていました。
自作のドリル(110P)
最初の頃は市販のドリルを使っていましたが、使っているうちにだんだんとその限界が垣間見えてきました。
うちの息子に使ってみて感じた限界とは
- 息子の興味に完全には沿っていない
- 息子の現在の実力に沿っていない
という点。
電車好きの子ども達を対象にしたドリルですが、全ての電車好きを満足させる一冊なんて作れるわけがない。
どこかしら息子の琴線に届かないページが出てくるし、書いているうちに飽きてしまうこともあります。一度飽きられるとそういうレッテルが貼られて、興味をなくしていくのも(お金を出して買っているドリルだけに)辛いところ。
あともう一つの不満点は、ドリルの難易度。こっちのほうが大きな不満点でした。幼児向けのドリルですが、幼児のレベルってホント千差万別なんですよ。
4歳にして桁上がりの足し算ができて、手紙をスラスラ書ける子もいれば、ウチの子みたいに遊ぶことに精一杯で全然そこまで行っていない子どももいます。
だから幼児向けのドリルと言っても、息子には難しすぎたり、そこは別にいいんだけどなぁ…な問題だったり、逆に簡単過ぎたり。
市販のドリルのクオリティが悪いというわけではなく、市販ドリルの限界を見てしまった感じです。
そうなれば自作するしかない。そんなわけで息子用にカスタマイズした自作のドリルを100ページ作りました。
自作の問題は、
- そのときそのときで、息子が好きなものを題材にして作れる
- 息子のレベルに合わせて作れる
- 親が教えたいことに合わせて作れる
という利点があります。
息子は毎日楽しくお勉強し、いつのまにかひらがな・カタカナを書けるようになり、気づけば足し算の理屈もだいぶ理解できるようになってました。
自分で作るっていう時間的コストはかかりますが(実際は大してかからない)、コスト以上のパフォーマンスを見せてくれました。
こどもチャレンジすてっぷ(60P)
こどもちゃれんじはもうかれこれ2年以上にわたって受講しています。
先ほど「子どもは千差万別で、その子の興味に応じた問題なんて作れない」って書きましたが、こどもちゃれんじだけは別格でした。
なにがそんなに楽しいのか分かりませんが、毎月毎月届くワークを無我夢中で解いています。さすがベネッセさんとしか言いようがないクオリティです。
レベル的には少し簡単めな気がしますが(できる子にはもっと難しいコースもあるみたい)、4歳児の教育の平均的な進度を把握するのにすごく重宝しています。
下の子ももれなくしまじろうにハマっているし、一粒で2回美味しいこどもちゃれんじでした。
覚える系の教材
上記のワークと並行して、暗記系の教材もこの半年でいくつか導入しました。
導入したのは以下の4点。
- 日本地図が載った電車系図鑑
- 小学館の図鑑NEO+ くらべる図鑑
- 世界地図・国旗付き
- 壁掛け時計
もともと息子は鉄道好きの子鉄なので、潜在的に日本地図への興味を抱く素養のある子どもでした。
それに加えて、ヨーロッパの特急やアジアの特急も知っていたので、世界地図にも興味を持ってくれるタイプの子。
そんなわけで2種類の地図を渡したわけですが、ひらがな・カタカナブームと相まって凄い勢いで覚えていきました。
もうだいたいの都道府県&国の名前と場所を覚えてしまった気がする。無駄なくらいハイスペックなスポンジ脳だよ、ホント。
小学館のくらべる図鑑は、明らかに対象年齢が上ですが、漢字にはルビが振ってあるし、ちょうど速いとか大きいものへの羨望が出始めた感じだったので、興味を持つかなと思って渡しました。そしてこれも大ヒット。色んな知識をどんどん吸収していきますわ。
そして時計。事あるごとに時計の読み方を教え込んでいたのですが、やっぱり分の読み方がどうも怪しい。
我が家にあるアナログ時計は、3と9の数字がデザイン上書かれていなかったり、それに連動して分の読み方も難しくなったりと、子どもには難易度の高い時計になってしまってました。
ドリル等で教え込んではいましたが、実践がイマイチできてないためか、ちゃんと覚えられない。
そういうわけでこの時計を買ったわけですが、こちらも効果てきめん。買った瞬間から時計を読めるようになりました。ドリル等で教え込んだことが見えないところで身になっていて、この時計を導入したことで一気に読めるようになったんだと思います。
(*グッズの詳細はこちらにまとめています*)
おわりに
我が家の4歳児がこの半年にやった自宅教材を紹介しました。
4歳になりたての頃は、右も左も分からないボーイだったのが、たったの半年で一気に色んなことを覚え・実践できるようになりました。
注意散漫なボーイなので、付き合うのが大変なときもありますが、大人からは考えられないくらいの急成長をするので、正直教えていて楽しいです。
小さな子どもをお持ちのパパは、教育をママ任せにせずに付き合ってみると案外面白いものですよ。