パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

天使の4歳児、思ってたんとちがーう5選

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は未知の生物4歳児と暮らしてみての実感。

登場人物紹介

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兄:4歳7ヶ月
1歳2歳と比べたらマシだけど、まだまだ理解不能なことも多い。

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弟くん:2歳4ヶ月
よく分からんボーイ。とりあえず嘘泣きで大人を惑わすのはやめて欲しい。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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4歳児、思ってたんとちがーうことも多い

子どもって3歳までと4歳以降という切れ目があるイメージがあります。

3歳まではよく分からん宇宙人で、4歳になればようやく人間として扱える、みたいな。

実際4歳になって、一段とお兄ちゃんになったのは間違いないんですよ。3歳の延長線上ではなく、ボコッと急に伸びた感じ。

その結果、予測不可能なやんちゃくれボーイだったのが、一つ一つの行動がだいたい予想可能な範囲に収まるやんちゃくれに進化しました。根本のやんちゃくれは結局変わってないけど。

やんちゃくれなので変な行動も多いんですが、一応理解可能な範囲内。これが3歳までだと理解が全くできない、共感が全くできない行動が数多くあったのです。

予想が全くできないから常に目で追ってなきゃいけないし、常に手の届く範囲にいないといけない。

4歳である程度行動が常識の範囲内で収まるようになって、ようやっと安心してやんちゃを観察していられるようになりました。

ああこれが天使の4歳ってやつね、って実感することもしばしば。

でもそんな予想可能な4歳という生態のなかでも、あれやっぱりおかしいなってことはあります。天使って聞いていたんだけど、それは私が思ってた天使との日々とは違うぞってやつ。

天使を期待しているが故に、その違和感は相当大きなものになります。

4歳児に過大な期待してはいけないと思いつつ、ついつい無意識のうちに天使ぶりへの期待をかけてしまい、そしてそれを見事に打ち破られてしまう。そんな感じです。

今回はそんな「4歳児、思ってたんのと違う」特集です。

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4歳児、思ってたんのとちがーう5選

イヤイヤ期が終われば平穏な日々になるとおもてた

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4歳くんはイヤイヤ期の沼をだいぶ前に抜け切っています。

あれもこれもそれもどれもイヤっていうあの地獄の日々はもうありません。1年前の地獄の日々は、いつかこの地獄にも終わりが来るはずだという儚い妄想を心の拠り所にして乗り切っていました。

そしてようやく訪れた、あのとき夢にまで見た日々。入れ替わるように下の子がイヤイヤ言う時期になりましたが、それを差し引いてもなんかオカシイ。

何がおかしいって、イヤイヤ期が終わっても割とイヤイヤ言うんだねってこと。自己主張ってやつですよ。

2~3歳に比べたら自分でできることも多くなっていますが、その分エクスプロージョンしたときの暴れっぷりがでかい。できなくて逆ギレするってホント迷惑だわ。当たり屋にぶつかられている気分になります。

身体も一回り大きくなっているし、口も達者になってるし、マヂ手に負えない。

2歳の弟くんのイヤイヤは割と微笑ましく相手できるんですが、4歳のエクスプロージョンイヤイヤは心が削られます。

トイトレが終わればトイレの悩みはなくなるとおもてた

トイトレも失敗に失敗を重ね、声が枯れるほどトイレへの声掛けもし、やっとの思いでオムツを卒業できました。

あのときは、嗚呼もうこれでトイレのケアをしなくてよくなったと心が軽くなったものです。

でも実際は未だトイレのケアが必要っていうね…。

もう一人でトイレできるんですが、まず持ってトイレに行こうとしないんです。ギリギリの漏れる寸前まで我慢しようとする。

そのためトイレに行くときは、今すぐやらないと漏れてまう状態。外出先でそんな急にオシッコ言われても無理ですやん。

そんなわけでこまめな声がけをしては嫌がる手を引っ張る毎日です。さっきトイレに行ったのは何時で、その間にどれくらい水分を取ったから、そろそろかな…なんて計算をするのって結構大変なんですよ。

子どもって尿意に対するリスペクトが過少に少ないんですよ。もっと尿意にリスペクトを持ち、尿意に対して誠意ある対応をするべきだと思うんです。

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ズボンのひざがすぐに破れすぎで履かせるズボンがないわ

なんで男子ってあんなにズボンの膝を破るわけ?2歳のときも3歳のときも思っていましたけど、4歳になって明らかにそのスパンが短くなっています。

4歳になってよりダイナミックな身体運動をするようになったのかな。もう少し分別を持って行動してくれると期待していたんだけどなぁ。

もう「膝が破けたズボンは恥ずかしい」って分かっているんですけど、それ自体に興味がないんですよ。尿意へのリスペクト不足と同じ問題。

ちなみに下の子のズボンは、未だ破けるってことはなかったような…。ズボンの寿命が来る前にサイズアウトしてる感じです。

上の子も下の子も同じユニクロのズボン履いてるんだけどなぁ。膝が破けるからと言って半ズボン履かせると虫刺されとか怪我とかが気になってしまいます。

きっと小学生になってもすぐ膝を破ってズボンをダメにするんだろうな。

なんでなんでの疑問がエンドレス

3歳の後半から増えてきたのが「なんでなんで」攻撃。なんで空は青いのー?とか色んなことを質問されまくっています。

大人が辟易してるとかしてないとか全く関係なし。俺様が知りたいんだから、さっさと答えろよというスタンスです。

パパももちろん出来うる限り答えようとしていますよ。保育園児にも分かるように粉々に噛み砕きながら懇切丁寧に説明しています。

でもだんだん好奇心が細かーいところにまで及んで、答えに窮することが増えてきました。

急に「なんでパパの目の下には線があるの?」とか聞いてきたり。どうやら目の下のクマのことのようだったんですが、「いや、寝不足なんで」としか答えようがない…。で、そんな風に答えたら「?」となって「寝なかったら線が入るの?」「?」「?」とエンドレスクエッションの嵐です。

働いてるとよく「幼稚園児にも分かるように説明しろ」って言われるけど、これ難易度高すぎ。前提知識がない上に、納得するまでのハードルが異様に高い。

正しい答えでの納得は求めてないんですよね。自分が期待している答えを待っている感じ。で、自分が何を期待しているかは自分でもよく分かってないっていう。

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キレどころがよく分からない

これも3歳までのイヤイヤ期に比べたら贅沢な悩みなんですよ。なんたって3歳までは世の中の全ての事象に対しキレてましたからね。

イヤイヤ期のイヤイヤボーイに対しては、こちらは全く以って意味は分かっていませんでしたが、とにかく「全てのモノに対してキレる」ということを念頭に対処していたので、そういう意味で戸惑うことはありませんでした。

これが天使の4歳になると、その辺のキレる境界が日によって変わるんですよ。昨日は許された弟の行動が、今日は逆鱗に触れるという手のひら返しも日常的。

大人も油断して仲介しないでいると、弟を押し倒してしまった後なんてことも恥ずかしながらたくさんあります。うん、気まぐれな天使。

おわりに

イヤイヤ期を通り過ぎ、いっぱしのボーイとして歩み出したばかりの4歳児。見た目はすっかり少年なんですが、その心は色々と揺れ動くことも多いようです。