我が家は5歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は小さな子どもとの寝室事情・冬バージョンです。
登場人物紹介
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兄:5歳1ヶ月 |
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弟くん:2歳10ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
ちびっ子との睡眠は戦いだ
子どもが生まれて知ったこと。あいつらの寝相は人知を超えている。
寝返りって普通は半回転だと思うんですが、彼らはデフォルトで2回転くらいするんですよ。なので、一回の寝返りで布団半分くらいを移動します。
逆に言えばあの小さな図体のくせして、最低でも布団半分は一人で消費するんです。そして、我が家には寝相悪い系児童が2人いるので、この2人で布団を1つ占領してしまいます。
我が家の寝室はそんなに贅沢できるほどの広さはないので、シングルの布団を2つ並べるのでギリです。そのうちの1つに相当するスペースを子ども達が占領して、残るは大人2人。シングルに大人2人は無理がありすぎ。
そんなわけで、我が家の寝室は常に戦場状態。あまりに酷い状態で私が耐えられなくなると定期的にエントリになります。
これは寝かしつけの苦労の話ですね。そういえば最近は寝かしつけでイタズラされることが減ったな。私の顔が飽きられたか…。興味を失われるとそれはそれで寂しいわ。
こっちが寝相の話。クルクルくるくる回って寝る場所なんてありゃしないって話。
このエントリを投稿したのは8月。真夏の頃の話です。やっぱ夏で布団も軽装だと動きも大きいんですよ。
それに比べたら冬は夏ほど大きな動きをしないんですが、冬は冬の大変さがある、というのが今回のテーマです。
冬でも布団は被らない族
我が家の子どもたちは冬でも布団を被らない族の一派です。
にわかには信じられないんですが、この真冬のさむーい中、大人は布団に縮こまってブルブル震えてるっていうのに、あいつらすぐに布団を蹴って飛び出すんです。布団を掛けても掛けても、掛けても掛けても、あいつらは数分もしないうちに高く蹴り上げます。
それでも風邪をひかないところを見ると、ホントに寒くないんだろうなって思います。まぁ本人が適温であるならいいんだけど…。私なんかはヒートテックを着た上にモコモコの長袖を着てるんですが、子どもたちはパジャマの1枚だけ。想像するだけで寒いんだけどな。
なので布団を蹴飛ばすのも本人の自由でいいとは思うんですが、いただけないのは布団を蹴飛ばすついでにパパまで蹴飛ばすんですよ。急所もお構いなしに蹴ってくるので、かなりの凶器です。
布団を蹴り上げて、その上げた足をかかと落としのように私に食らわせるパターンが多いですかね。
掛け布団と平行に陣取る族
夏場は寝返りでクルクル縦横無尽に動き回るんであんまり目立ってませんでしたが、やつらには布団の上で正しい方向に寝そべるという概念がありません。
いや、洋服のね前後を間違えるとか、裏表が反対だったっていうのはまだ理解できるんですよ。洋服の前後とか表裏は一見わかりづらい気がする。
でも布団の方向って一目瞭然じゃないですか。枕があるほうが上に決まってんじゃん。掛け布団が敷いてあって、枕がその上に置いてあったら、どう考えても身体を布団に入れ、顔を枕の上に出すのが正しい。これは本能で感じ取るレヴェルだと思うんすよ。
それなのに、掛け布団に一切入らず、掛け布団と平行になるように体勢を整えるんですよ。つまりは枕の上に身体を乗せて、布団に対して横向きに寝るんです。
これをするのは主に2歳の弟くんなんですが、彼はいまイヤイヤ期の真っ只中。ああ、天の邪鬼的な行動なんだろうなってことで、寝るまでは敢えて正さず、眠りについてからゆっくりと正しいポジショニングにするんです。
するとあら不思議、ものの数分でまた布団に対して横になって寝てるんです。あ、それ天の邪鬼のやつじゃなくて、本気のやつやったんや。
ちなみに寝るときには兄・ママ・弟・パパという並びで寝ているんですが、ほぼ間違いなくママのほうに頭を向け、わたしの方には足を向けます。
そしてさらにタチが悪いことに、わたしの枕を占領するんです。わたしの枕の上に寝た挙句、わたしに足を向けて寝るんです。酷い仕打ちじゃないですか。
こんな酷い仕打ちを受けても、わたしは健気に布団を掛けてあげるんですよ。えらいでしょ、なんたって父親だからね。
でも、布団を掛けた途端、足で布団を蹴飛ばし、勢いそのままにわたしに向かって足を振り落とすんです。この世の中絶対おかしいわ。愛ってここまで報われないもんなのかな。
寝ながらウンチするのは辞めてほしい
なんて器用なことをするんだと思うんですが、するんですよ。2歳児のほうです。毎回毎回するわけじゃないんですけどね。
半年前くらいに癖?になった時期があって、そのときはサイレントウンチでした。寝ながらさりげなく力んで、そしてさりげなくお尻が臭いってやつ。寝ながらウンチの何が困るってオムツ替えが困難なんですよ。オムツを替えるのは暗くてもできるんですが、お尻を拭くのはやっぱり目視が必要。でも兄弟が寝ているわけで、部屋を明るくするわけにもいかず、最終的にはもう感覚。
で、半年くらい寝ながらウンチすることはなかったんですが、つい先日また発症してしまいました。先日は寝ぼけながらウンチ。新たな展開。
なんか力んでんなぁと薄々気づいていたのを気づかぬふりをしていたんですが、急にムクッと起きて、「ちかづかないでーーっ」と絶叫。えええぇですよ。そしてしばらくお尻と格闘してそしてそのまま寝落ち。まーた寝ながらオムツを替える羽目に。
緊急地震速報もなんのその
ついこの前、深夜に緊急地震速報が鳴り響いた夜がありました。2台のスマホが唸る唸る。当然大人は飛び起きて一応ドキドキしていたわけですが、約1名グースカ寝ていた男が。
5歳のお兄ちゃんも流石に起きたようで、翌朝なんとなしに覚えていました。そして2歳児くん。「きんきゅーじしんそくほー?」的な反応。至近距離であんな大音量のサイレン音が鳴り響いていたのに、全く気づかなかったようです。まぢ強いな、こいつ。
ま、かくいう私も震度3ぐらいだったら寝てても起きません。あれですよ、普段子ども達から受けている仕打ちが震度5クラスの強度だから、震度3ぐらいじゃ起きてられないんですよ。
結局、可愛けりゃなんでも許される
ここまで愚痴愚痴と書いてきましたが、こんな不満も彼らの寝顔を見たら一気に吹き飛ぶんですよ。可愛いって罪だわ。
いや私だってだてに人生経験を積んでないんで、顔だけの男とか女とかたくさん通り過ぎてきたわけですよ。その度に鼻で笑っていたつもりですが、やっぱ顔って大事。可愛いって大事。また、絶妙なブサ可愛いって感じがたまんないわけよ。
かかと落としは痛いけどね。
おわりに
寝相も怪獣な子どもたちとの寝室事情ウインター版でした。きっとどこの家庭も似たようなもんだと思います。