パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

うちの2歳児のイヤイヤ期がワルワル期です

スポンサーリンク
スポンサーリンク

我が家は5歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はイヤイヤ期が進化した2歳児の話。

登場人物紹介

f:id:Pikky:20181011234713p:plain

兄:5歳1ヶ月
弟のイヤイヤ期の一番の被害者かもしれない。でも大抵は自分から当たられにいってる

f:id:Pikky:20181011235007p:plain

弟くん:2歳10ヶ月
未だ衰えぬ魔の二歳児。魔の意味が最近変わってきた感がある

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

スポンサーリンク

魔の二歳児、もうすぐ悪魔の3歳児です

f:id:Pikky:20200116005107j:image

(ワルワル団結成の図)

イヤイヤ期真っ只中の2歳弟くん。最近はイヤイヤ具合も多少落ち着いてきた感があってこのまま順調にステップアップしてくれるのかな、と期待していました。

ええ、甘かった、甘かった。そんなわけないよね。うん、実は知ってた。知ってたよ、言ってみただけ。

そういえば、このイヤイヤの時期の2歳を巷では「魔の2歳児」と呼ぶらしいんですよ。自分の子どもを"魔"と呼ぶなんてけしからん!と一人目がイヤイヤ期になるまで思ってたけど、うん、確かに「魔の2歳児」とでも言わなきゃやってらんなかったです。

イヤイヤ期って実際はイヤイヤなんて可愛らしい言い方じゃなくてギィャヤヤギィャヤヤ言ってるからね。

そして、3歳になるとさらに進化して「悪魔の3歳児」と呼ばれるんです。2歳児のイヤイヤは意味不明で解読不能なんですが、言うて非力で単純なので、力づくも有効だったし、ちょっと気を逸らせば大丈夫だった。それが、3歳になるといよいよパワフル&頑固になって手に負えなくなるんです。あと意味不明は減るんだけど、結局「そんなんイヤイヤ言われてもどうしようもないわ…」というやつなので、結果は変わんないっつうね。上の子のときに身を以て体験しました。

そして、2歳ももう終盤の弟くん。イヤイヤ自体はだいぶ落ち着いているんです。でも着実に悪魔の3歳児に近づいています。イヤイヤが落ち着いてきたのに悪魔だと…、一体どういうことなのさ。
ウチの弟くん、イヤイヤ期のイヤイヤをとんでもない方向に進化させ、ワルワル期(私が命名)になっちゃったんです。

ワルワル期の特徴的行動

f:id:Pikky:20200116005908j:image

(ワルワル団、暴走中!)

ワルワル期の少年は、常に首を振って周りを見回しています。何を探してんだろうなぁと思ってたんですが、彼の行動を見れば自ずと答えが分かりました。悪いことがしたくてうずうずして、イタズラできるところがないか常に探しているんです。
どこかに誰かの弱みが落ちていないか、どこかに兄の大事なオモチャが置きっ放しになっていないか、どこかにママの化粧道具が置きっ放しになっていないか…。嗚呼早く誰かを困らせたい…、そんな邪で彼の頭の中はいっぱいなんです。

兄が必死に作り上げたプラレールとかレゴデュプロを、【ちょうど完成したタイミング】で【たまたま前を通りかかって】、【偶然足がかかって】、壊してしまうんです。恐ろしい恐ろしい。

先日、兄弟にそれぞれお年玉を使って自由にオモチャを買わせたんです。兄はゾイド?とかいう恐竜のオモチャを買ったんですが、それを遠目に見て、まさに獲物を見るような目つきで今か今かと機を窺っているんです。

これが単純明快な兄のやり方なら、もう目に入った時点でオモチャを奪いにいくんです。そして叱られてベソかいて終わり。

それがワルワル期の手にかかると、直接的に強奪しにはいかないんです。多分ね、弟くんはゾイドに興味なかったんです。なので、オモチャはどうでもいいけど、楽しそうに遊ぶ兄の邪魔がしたくてしょうがない。

ちょろちょろちょろちょろ近くを動き回って、一応兄と同じように興味がある風を装って、で、兄が嬉しくなってちょっと調子に乗って見せびらかしたタイミングで、バチコーンって壊すんです。ワッル。

主な標的は、兄のオモチャとママのバッグの中身。B型のママはバッグとかをその辺にポイって置きがち。一通り兄へのいたずらをやり尽くして他にすることがなくなったら、おもむろにママのバッグに手を出します。

化粧品を見つければとりあえず何とかして開けてこぼします。財布は中身という中身を全部抜き取りばらまく(リビングをよく見るとそこらじゅうに小銭が落ちているのが日常風景)。社員証があったらもう最高。とりあえず首から下げ、一通り楽しんだあと、自分にしかわからない(自分すらも数分後には忘れる)すんごい狭い場所に隠します。ああ、悪質。

ワルワル期の悪びれ方

スポンサーリンク

悪びれ方と書きましたが、大前提として彼は悪びれていません。確信犯で悪いことをしている認識は持っていますが、だからと言って悪いとは思わないのです。なんて悪いやつ。

そんな弟くんを叱りつけると、叱った人にとって一番嫌な言葉をものすごく心を込めて言い返します。パパが叱ると「パパきらい…」、ママが叱ると「パパがいい…」な感じです。しかも言い返す言い方じゃなく、ボソッと悲しそうに言うから余計に刺さる。

その上で、叱った本人のいないところで、しおらしく「パパにおこられたの。でもわるいことしてないの。」とか飄々と言うんです。恐ろしいわ。

上の反応は、大人が複数名いるときの対応。片方に叱られたらもう片方に寄ればいいことを2歳にして知っています。

大人が一人しかいないとき。つまり逃げ場がないと分かっているときは、対応が違います。この大人に離れられると困るので、一気に従順になります。叱ったらすんげぇ素直に言うこと聞くし、女の子みたいにシクシクって泣きます(普段はギャーーッ)。多分ぜんぶ演技。ワルワル期だもん。
大人が私だけのときには、こんなふうにかわいい系のキャラで逃げようとします。私がそのキャラ設定に弱いことを知ってるな。兄はもちろん、大人が一人でも二人でも性格が変わらない一本調子な男です。

損しがちな兄、得しがちな弟

f:id:Pikky:20200116010025j:image

ホント気をつけないといけないと自覚しているんですが、この調子なので、兄と弟で大人の対応が違いがちです。

兄は硬派で譲らないので、どうしても叱るのもキツくなるし、弟は軟派でふにゃふにゃ変えてくるので、こちらもふにゃーーってなっちゃう。

気質的にうまく立ち回れない兄と、クルクル風見鶏のように立ち回る弟。こいつは大人がうまく接してあげないと兄がグレかねない。うまく立ち回れない兄はなんとなく分かるんですが(まだ5歳だし、普通だと思う)、弟の立ち回りの良さはどこで学んだのか。

子育て歴5年ですが、最近二人とも「どこで学んできたんだ…」と思うような行動や言動が日増しに増えていっている感があります。私の手では到底把握しきれない。

おわりに

うちのイヤイヤボーイがワルワルボーイに進化を遂げているという話でした。

兄弟でもここまで性格が違うって人間はほんとに神秘的…なんて感想を考えている側から、またイタズラにキーキー言わされるのです。