パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

絶対に笑ってはいけないベッドルーム21時!

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は4歳・2歳の夜のおネンネ事情。

登場人物紹介

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兄:4歳3ヶ月
寝室に行くまではゴネるが、行ったら大人しく寝てくれる

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弟くん:2歳0ヶ月
寝室まではサクッと行くが、行ってからが長い。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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私の寝かしつけはタヌキ寝入り一本

ママっ子な子どもたちの寝かしつけは、基本的にママにしかさせてくれません。私が寝室に行こうものなら子どもたちから「あっち行けー」のシュプレヒコール。

それが最近ようやく同眠を許されることが増え、一緒に寝る機会が増えました。

我が家の寝かしつけは特別なことは何もせず、ただひたすら布団にゴロゴロするというやり方。当然それだとなかなか寝付いてくれないんですが…。

そんな放置法の寝かしつけの極意といえば必殺寝たふりタヌキ寝入りです。

私は布団に横になった瞬間寝入るスーパー速寝人というキャラを決め込み、どんな攻撃にも眉ひとつ動かさずひたすら寝たフリを続けます。喜び勇んで寝かしつけの場に来て、やることがタヌキ寝入りというのも何だか残念な男ですが、変に興奮させてもいけないしね。

でもね、最近子どもたち、特に下の子の攻撃が熾烈を極め、私の狸ぶりの限界を露呈したのです。

本日はそんな下の子の私に対する卑劣にも近い熾烈な攻撃を紹介します。

絶対に笑ってはいけないベッドルーム21時

刺客の攻撃① そこに誰もいないかのように歩く

まずはジャブの攻撃。急にムクッと起きてきて、何のためらいもなく私のお腹を踏んで渡ろうとします。目的?そこにお腹があるからです、多分。

いくら小さな2歳児とはいえ、10キロオーバーの肉の塊なので、力を入れてない状態でただでさえ弛んでいるお腹を踏まれたら飛び上がってしまいます。

なので「ヤバい、来る!」と気配を感じ取ったら腹筋の全筋肉を萎縮させ、構えるのです。それでも「ゔゔゔっ」という声にならない声を出して耐えることになります。息子なりに私のだらしないお腹を鍛えてあげようという親切心かな。

刺客の攻撃② 顔のパーツ確認

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この辺も基本の攻撃の範疇。

まあね、気持ちは分からんでもない。通常起きてる間にこんなに近くに顔があることなんてないからね。そこに大きな顔が置いてあったら、興味を持ってしまうことは致し方ないかもしれない。

「くちーーっ」、「はなーーっ」、「みみーーーっ」あたりは許容範囲です。息子は指差し確認ならぬ、お触り確認なので、喚呼とともにパーツを触ってくれるんですが、口・鼻・耳あたりまでは我慢できますね。

それが「めめーーっ」になると一気に緊張が走ります。いくら目を瞑っているとはいえ、直接攻撃はマズい。というか目を瞑って見えないだけに超怖え。何をするか分からない2歳児だから尚更怖え。

さりげなく目を腕で覆ってなんとか攻撃を逸らします。

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(*これは上の子のイヤイヤ*)

刺客の攻撃③ 顔の穴を塞ぐ

顔のパーツ確認が終わったら何をするかというと、穴に注目を始めます。

まずは耳の穴を至近距離でじーーっと見てきます。寝かしつけの寝室なので、豆電球がちょっと点いているだけで、ほとんど見えるはずもないのに、じーーっと見てきます。

正確に言うとこっちは目を瞑っているので、じーーっと見つめられている気がする、というのが正しいですが、いや間違いなくあれば見つめられている。荒いノーズブレスを感じるのです。耳がちょっとした性感帯だったらこれだけで堪えられないと思われます。

そして、ひとしきり観察を終えたらなんの予告もなしにズボッと指を突っ込んできます。

さすがの私も思わず「んがっ」と言いそうになりますが、必死に堪えます。

そして続く嫌な予感…

ヤツは標的を変え、おもむろに鼻の穴に近づいてくるのです。

やめろ、そこだけはやめろ!誰か、誰かヤツを止めるんだ!

こ、こうなったら逃げるしかない、そうだ、寝返りだ、反対方向に寝返りを打つんだ!

そんな無駄な抵抗も虚しく…

刺客の攻撃④ 顔にダイブ

顔のパーツの各個攻撃を終えると、もう飽きたのか、プイッと背中を向けママのところに行きます。

はーーっやっと終わった……という安堵も一瞬で終わり、割とすぐにママにも飽きてまたこっちに来ます。

そして何をやるかというと、「パパーーーッ」と言いながら顔にダイブ。

一応言っておきますが、私は寝ているテイです。ここまでの攻撃において一切のリアクションを取っていません。

なのに、一点の迷いもなく、完全に遊びに来ている雰囲気で私の顔に飛び込んでくるんです。

リビングでそれをやってくれると嬉しくて抱きしめるフリして急所を躱すんですが、寝ている私は無抵抗に受け入れるしかありません。

ヤツはワガママボディなので、お腹であれば何とか耐えられるのが不幸中の幸い。

ただワガママボディゆえに見事に私の顔を覆い尽くしてしまい、窒息状態で相手を追い詰めるという恐ろしい攻撃です。

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刺客の攻撃⑤ 顔を舐めまわした上に…

この前、お昼寝の寝かしつけをしたときには、急にほっぺたを舐めてきました。あまりにも急に来たので、思わず「ひっ」と言ってしまいそうに…

そして、ペロッと舐めた後に「酸っぱーい」って言いやがった。流石にこれには笑いを堪えきれず、思わず顔をニヤリってしてしまった。

す、酸っぱくなんかないやい!

ちなみにその後、「ヒゲーーッ」と言ってもみあげを舐めてきましたが、チクチクしたのかすぐに辞めてくれました。

刺客の攻撃⑥ 枕を奪い、顔の上に足を

そして攻撃の総仕上げは、私の枕を奪うことです。

いや、パパの枕に頭を乗せてくれるんならまだいいんですよ。なんか私のこと好きなんかな〜って気がするでしょ。

でも違うんです。足を乗せるんです。顔はあくまでもママのほうを向いて、足を私の枕に乗せます。

何が嬉しくて息子の足の臭いを嗅ぎながら寝なあかんねん。

ただ、ここまでくるともうほとんど寝付いているので、寝かしつけとしては最終盤なのですが、この体勢で寝てしまうことが問題です。

ご存知の通り、寝相がエクストリームな息子なので、顔の横に足があるというのは、顔の横に斧が置かれているようなもの。しかもすげぇ頻繁に振り回されるからもう寝れたもんじゃない。

タヌキ寝入りから寝落ちすることもままならないのです。

おわりに

家族4人で川の字に寝ていられるのもあと何年もあるわけではないので、そう考えると愛おしい気持ちがないわけではない。

でも実際のところ、毎日のようにイタズラされ、夜のフリータイムを奪われていくのをただただ目を瞑って眺めるしかないってのは、やっぱり辛い…。