パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

5歳・2歳兄弟がお年玉を握りしめて買ったもの

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我が家は5歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は子どものお年玉の使い道の話。

登場人物紹介

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兄:5歳1ヶ月
今回の主旨について、だいたい理解し、想定通り動いてくれたボーイ。

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弟くん:2歳10ヶ月
訳もわからず好きなもの買っていいと言われ、好きなものを選んだボーイ。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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5歳と2歳の兄弟にお年玉を握らせて好きなものを買わせてみた

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私が子どもの頃にはお年玉イコール貯金というのが定番だったように思いますが(私も貯金させられてた)、今は子どもにお金を使う経験をさせる機会として、お年玉で好きなものを買わせている家庭も多いと聞きます。

彼らがこれから毎年毎年全部貯めていったとしても、それは大人になればひと月で稼げるくらいの額だからなぁ。それを必死に貯めさせるくらいなら、自分で考えて使ってもらったほうがよほど良い使い道な気がする。

ウチの息子たちにしても、彼らがお金を出して買い物をする機会って現状は全くありません。皆無です。そもそもまだお小遣いもあげてないから「自分のお金」を持ってません。

上の子ももう5歳。電車好きのおかげである程度の桁数の数字も理解できるし、そろそろ「自分で欲しいものを選んで、自分のお金で買う」経験を積ませてもいい頃かも。

というわけで、妻の発案で子ども達に自分のお年玉で自由に好きなものを買わせてみることにしました。

自由に買わせると言っても、結構な額のお年玉をいただいてしまったので、全額ではなく【二千円】を目安に好きなものを選ばせにいきました。

果たして5歳と2歳は、好きなものを買っていい、と言われて何を買うのか!

とんでもないものを欲しがったらどうしようとヒヤヒヤしながら、やってるこっちも面白かったんでその様子をリポートします。

5歳男児が買ったものは

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今回の主旨を理解し、最大限楽しんだボーイ。彼がお年玉で買ったのは、「ゾイド」という恐竜?のオモチャ。なんか保育園で流行ってるみたいで、前から会話の中に何度か登場していました。

お値段は2,500円くらい。うん、しっかり予算オーバーしていますが、まぁ許容範囲ですよ。

お兄ちゃんには、「二千円台の値段だったら良いよ。最初の数字が2から始まるやつだったらOK。3はダメだよ」と伝えておいたところ、しっかり値札を見て「あ、これはダメー!」「これもダメーー!」としっかり選別してました。

ちなみにこちらが選別の結果ボツとなったオモチャ達。

前者が6000円くらい、後者でも4000円はくだらないやつです。
最初、別の用事があって百貨店のオモチャコーナーにも立ち寄ったんですが、その段階ではプラレール系を買う気満々でした。

なんの制約も与えてなかったら、多分ゾイドじゃなくてプラレールのおっきなオモチャになってたと思います。

そしてここだけの話、プラレールはもう要らない…と心底思っているので、何とか出来るだけそこから離れてくれるように持っていきました。あんなデカブツ、うちの極小マンションに入らないよう。

2歳男児が買ったもの

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彼は今回の企画のオマケみたいなもんです。お年玉の概念もよく分かってないし、数字もうろ覚え。お金はママの財布から抜き取って遊ぶオモチャだと思っています。

とりあえず何でも好きなもの買いなさいって感じで伝えてました。

彼が最初に頑なに主張していたのは、パンでした。パンのおもちゃとかじゃなくてパン。

あー、うん、別にオモチャじゃなくたって全然いいんだけど、パンなら普通に近所のスーパー三徳で買ってあげるしさ、なんかオモチャ見に行こうよ。せっかく池袋来たんだしさ。と必死に盛り立てる大人たち。

別にオモチャとか要らないから、パンが食べたいんだと言い散らかす2歳児。物欲より食欲が勝る年頃です。

何とかなだめてなだめて、「ちっしょうがないなぁ」と選んだのがこちら。

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パンのオモチャです。どんだけ食べたかったんやって話ですよ。それはそれはご満悦そうでした。

ちなみにこの熱意に負けてこの日のランチはもちろんパンです。そこまで言うなら認めてあげるよ。パン尽くしの一日です。

お値段は1,500円くらい。兄のゾイドより安いけど、でも単なるパンのおもちゃが5個でこの値段かぁ。百均なら全部で500円やな…。アンパンマン様はやっぱり夢があるな。

そして兄弟の合計できっかり4,000円!たまたまですが予算どおり!何となく嬉しくなっちゃいました。

お年玉で好きなものを買わせてみて

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(途中立ち寄った百貨店のオモチャコーナーで足止めを食らう)

5歳男児と2歳男児にお年玉で自由に好きなものを買わせてみた、という企画。なかなかの成功だったんじゃないかと思います。

行く前はなんか変なオモチャ買いたいって言われたらどうしようとか、予算より0が1つ多いオモチャ持ってこられたらどうしようとか思ってましたが、至って常識的な範疇の結果となりました。よかったよかった。

ビックカメラの店員さんもお年玉のポチ袋からお金を出す幼児の姿を生温かい目で見守ってくれたし、ちゃんと袋も兄弟で分けてくれたし、よかったよかった。

そもそも今の時代ってもうお店まで行ってオモチャを買いに行くってほっとんど機会がないんですよ。彼らが買い物にいくといえば近所のスーパーくらいなんです。なので、そういう「買い物」の経験もできてよかった。

さらに今回は自分で考えて、予算内で自分の欲しいものを買うというミッション。

人間、適度な制約を与えたほうが楽しくなれるって聞いたけど、ホント5歳くんのほうは楽しそうにあれこれ物色してた。「コレ良かったけど、おかねがたかいからダメっ」なんてブツブツ言いながら店内をうーろうーろしてました。

ゾイドが予算内だと分かった瞬間の「やった!」という顔は爽快感に溢れてました。うんうん、良い経験ができたね。

きっと自分で考えて自分で選んで自分で買った今回のオモチャは特別な一つになるんじゃないかと期待しています。

ま、早速お兄ちゃんのゾイドは弟くんに蹴られて壊れてしまったけど…。

おわりに

5歳と2歳の兄弟にお年玉を握らせて買い物をさせてみた、でした。

誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに目を輝かせる姿も可愛いですが、真剣な眼差しでオモチャを吟味している姿も一見の価値有りの面白い風景でした。

(サンタさんからもらったプレゼントはこちら)

www.papapatto.com