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パパ目線で伝える子育てのこと

イヤイヤ期2歳児への対処法*上の子で学んだ父親メソッド

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は絶賛イヤイヤ期突入中の下の子について。

登場人物紹介

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兄:4歳7ヶ月
壮絶なイヤイヤ期がもう1年半以上前のことになるのか…と時の早さに戸惑いを隠せない。

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弟くん:2歳4ヶ月
兄より早くイヤイヤシーズンイン。早く始まったんだから当然早めにシーズンオフとなることが期待される。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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2歳半のイヤイヤ期と我が家の状況

2歳半、もうイヤイヤ真っ盛り

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(*カッパも長靴も意味をなさないダンスィの梅雨*)

2歳半間近の弟くん、見事にイヤイヤ期の大輪の花が咲いております。いやあ真っ盛り真っ盛り。朝から晩までイヤイヤイヤイヤ言ってます。何がそんなに嫌なのか、ホント不思議な生き物です。

腹立つのは、気に入らないことがあると(悪いと分かっているくせに)手元にあるものを何でも投げ捨てようとすること。

投げるのがぬいぐるみだったら大らかな気持ちで見守れますが、たいてい手にあるのは食べ物か飲み物。おいおいおいおいー。
皿の上に乗ってるおかずをポイっと投げ捨てては、「ないっ!」と騒ぎ立てる。こらこらこらこら。いくら仏のパパといえど、ここまでされるとかなりイラッと仏頂面になります。

上の子のときは見境なくなんでもかんでもイヤイヤ言ってましたが、下の子はどうやら食い意地系イヤイヤのもよう。

なんでもかんでも系に比べたら回数こそ少ないものの、一回火がついたらもう頑なに強硬的な姿勢を示し続けます。頑固さで言えば兄のイヤイヤ以上です。

あと食い意地系ということで食事中のイヤイヤが多いわけですが、食事中って一番イヤイヤされたくない場面なわけですよ。
食べなきゃ生きていけないのでこちらも折れづらく長引きがちだし、食事って一番被害が大きい。すぐ汚れる。汚れたら取れない。ウキーーッ。

そういうわけでイヤイヤ真っ盛りの弟くんに振り回されています。

上の子のときほど家は荒れていない

そんなわけでイヤイヤ期真っ盛りの弟くん対応によりわたしの白目率も高くなってきているこの頃ですが、それでも上の子のときと比べると心の余裕が全く違います。

下の子に対し叱ることはあれど、イライラを理不尽にぶつけるってことはない。上の子のときにはあまりのイライラに理不尽に怒ってしまったことが幾度もあります。うん、いま思い返せば兄への態度は反省することばかり…。

イヤイヤ最盛期の上の子の時と比べると、イヤイヤの度合いが幾分かマイルドという面もあります。弟くんはもともとの気質がおっとり系だし。

でもそれより何より大人側の成長が一番の要因だと思われます。割とヒステリック系イヤイヤだった上の子を散々経験をしてきたことで、色んな耐性がつき、色んな対策を取ることができています。何でもかんでも系でヒステリック系イヤイヤってもう鬼畜だったわ。

そういうわけで、本エントリでは上の子で学び下の子で実践しているイヤイヤ期対処法を紹介します。

イヤイヤ期2歳児への対処法*上の子で学んだ父親のメソッド

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全ては時間の余裕から

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(*能天気にはしゃぐイヤイヤボーイ。この姿に騙されてはいけない*)

これで九割がた決まると言っても過言ではない大原則。イヤイヤボーイを相手するときに最も重要なのは、時間の余裕を持つことです。

もう今すぐ出発しないといけない!という状況でイヤイヤボーイにイヤイヤを経ないで何かをさせることはほぼ不可能です。

イヤイヤボーイがイヤイヤせずに従ってくれる確率って、サイコロを3回振って3回とも1が出るのと同じ確率だと思うといいです(実際にはもっと確率高いだろうけど、あくまでイメージね)。

そんな奇跡を起こすためにはたくさんサイコロを振るしかないんです。そして何回もサイコロを振るためには時間がたくさん必要なんです。

なので時間の余裕のあるうちからちょっとずつイヤイヤボーイへのタスクをこなすようにしています。

いや、ホントこれ大事。大人のイヤイヤボーイへのイライラは殆どが焦りから来るもの。時間がなく焦ると、やってくれないことにイライラするんです。

どうせイヤイヤ言われるからって着替えとか歯磨きとかギリギリまで先延ばしにしがちなんですが、どうせイヤイヤ言われるんだから先にやってしまうが正解なんです。

どうにもならない前提で接する

あとは変な期待をしない。サイコロで1が3回連続で出る確率でしかやらないのだから、基本はどうにもならないつもりで全ての物事に接します。

どうせイヤイヤ言うんでしょ、というつもりで接すると「ほらやっぱり」からの「しょうがないなぁ」の広い心の連鎖が生まれます。

これが変な期待あるいは変な義務感を持ってしまうと「なんでやってくれないの」からの「キーッ!イライラ」の負の連鎖に行ってしまうんです。

仏の心は心のハードルを下げることから始まります。

基本は先読みでイヤイヤ元を潰す

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これは兄のときの経験が一番活きている部分。

私のレベルになるとイヤイヤの危険が高いところに自然に視線が向かいます。私の目はイヤイヤ確率の高い場所が赤く光っているように見えるになっています。予言者のように数十秒先の未来を先読みし、そしてその未来を捻じ曲げます。

かなり大げさに言いましたが、たかが2歳のイヤイヤ期。よく観察しておけば何でイヤイヤ言うかはだいたい事前に予想がつきます。

あとはそれをどこまで予め潰しておくか。それこそケツカッチンで時間と心に余裕がない時には、イヤイヤの元を潰しに潰し不安要素を取り除きます。

一方で時間的心理的余裕のあるときは、敢えて放置して意図的にイヤイヤを引き起こし、ガス抜きをさせることもあります。何でもかんでもキレイに舗装したら、キレイな道しか歩かなくなるもんね理論です。

子どものイヤイヤを自分の手の上でコントロールできるようになったら、もうイヤイヤマスターの称号は手中に収めたも同然です。

多少甘やかしてもなんの支障もない

なんやかんや言って、上の子の経験で最も学んだのはコレです。

キガエルノイヤーー、ハミガキイヤーーー、コレタベナイーー、アレタベタイーー、アレイキタイ、ホイクエンイキタクナイ、ギャーー、ギャーーーーーッ

と何でもかんでもヒステリック系イヤイヤ期だった上の子のときに散々言われ、しょうがなくこっちが折れる羽目になっていたんですが、心のどこかで「これは教育上良くない。自分でさせなきゃいけないんだ」という葛藤がありました。

でもね、そんな上の子も4歳になり、イヤイヤ期を通り過ぎ、たまにスクリームすることはあれど真っ当な子どもへと成長しました。
あっという間に自分で着替えるようになったし、ご飯もなんだかんだ全部ピッカーンで食べるし、保育園だってそれこそ弟くんの手を引いて歩いてくれます。おお、ここまで成長されるとこっちがビックリするわ。

そう、2歳児3歳児に多少甘やかしたからって、それが癖になって教育上宜しくなくなることなんてほっとんどないんですよ。そこを気にして厳しく接して撃沈するくらいなら、多少甘やかしても雰囲気良く過ごしたほうが絶対いい。甘やかしたってなーんの支障もありません。

おわりに

イヤイヤ期の育児の経験者が語るイヤイヤ期への対処法をまとめてみました。対処法って言っても大したものではありませんが、案外こういう大したことない対処法を積み重ねることが不毛なイヤイヤを防ぐのに効果的だったりします。

我が家は今日もイヤイヤボーイを生温かい目で見守っています。

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