パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

子育て中のぎっくり腰*抱っことの相性は最悪だと思ってたけど

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我が家は3歳半のお兄ちゃんと1歳半の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はお盆休みにハッスルし過ぎた父の悲しい現実の話。

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登場人物紹介

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兄:3歳8ヶ月
DAKKO星から抱っこ星人。パパをタクシーのように使うボーイ。

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弟くん:1歳4ヶ月
ナチュラルボーン抱っこ星人。この人の場合、歩かせるとすぐ転ぶし、致し方ない。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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うちの3歳児、未だ抱っこ星人

息子が小さな頃から抱っこの要求にはできるだけ応えるようにしてきました。せっかく甘えてきているんだから、それに応えなきゃ男が廃るって思ってたのです。

その英才教育のおかげなのか、息子は抱っこ星人です。割とつい最近まで抱っこじゃないと寝てくれないって時期もあったくらい。

それこそ1歳の頃なんて抱っこ紐なしで1時間単位で抱っこしてあげてました。あの頃は毎日仕事前に1時間以上お散歩に出かけてましたが、結構な比率で抱っこをしてました。真夏でも真冬でも。いやぁいい運動になっていた。

今現在は昔ほど抱っこ抱っこ言わなくなりましたが、それでも私の両手が空いていると上目遣いでホイッて手を差し出してきます。

ただ最近は何となくタクシーのような扱いになっている気がしてなりません。玄関から出たらとりあえず抱っこしときや、みたいな。

ウキウキな予定のときには自分で歩くんですが、そうでないときは「歩くの面倒くさいわー」みたいな感じで抱っこをせがんできます。可愛いんだけどね。

さすがに重いぞ3歳児

3歳児ってけっこう重いんです。うちの子は3歳にしては小さめの13キロとか14キロくらいのはずですが、それでもクッソ重い。

2歳と3歳の間でそんなに体重は変わっていないんですけどね。せいぜい数キロ程度。でもなんかこうズシッッと来ます。

体重は大きく変わっていないんですが、身長がけっこう伸びてます、きっと。

2歳から3歳で完全に抱っこ紐から卒業をしました。卒業っていうか物理的にもう入らない。抱っこ紐に入れることは辛うじてできますが、頭が私のアゴに当たるようになってもう無理です。

下の子はすっぽり私の胸の中で完結するサイズ感ですが、上の子を抱っこすると目線はもう同じくらいのところに顔が来ます。

そんなサイズ感の子が、自由気ままに体重移動をさせては私を右往左往させるのです。蕎麦屋の出前でざる蕎麦を担いでる人ってこんな感じなんだろうかと勝手に感嘆してしまいそうに。そんな神経すり減らしながら14キロを長時間抱えきれないです。

ここまでを端的にまとめて、3歳児って重いよ。

エルゴの抱っこ紐は2年で悲鳴をあげていました

我が家は某エルゴの抱っこ紐を使っていたんですが、初代のヤツが2年くらいでバックルが壊れました。

保障が2年でギリギリ無料修理に間に合ったのですが、抱っこ紐って2年くらいで卒業することを想定しているんだな、とそのとき思ったものです。2歳の子を抱っこ紐に入れてると抱っこ紐がすごく小さく見えます。もうお前辞めどきやーっていうシルエットになるんです。

2年持てばいいんだって思想のもと作られているから、2人目に使おうとすると早晩ボロがきます。ちなみに我が家の抱っこ紐はなんと3代目が活躍しています。2代目はメルカリで買った中古品のヤツなんですが、割とすぐにまたバックルをやってしまい、3代目までいってしまいました。抱っこ紐は高くとも子どものたびに新品を買ったほうが良いかもしれない。

抱っこ業引退間近…かもしれない

3歳半でもういっぱいいっぱいな私。そろそろ上の子の抱っこ業の第一線を退くことを本気で考える時期かもしれません。

これからもちょこちょこ抱っこはするんだろうけど、長時間の抱っこはもう厳しい。抱っこに喜びを感じていた私がこんな気持ちになろうとは…。

子どもってどれくらいまで抱っこしてるもんなんですかね。抱っこ紐は2歳前後で卒業、生抱っこは4歳くらい?

私のアルバムには4歳くらいの私を抱っこする父の写真がありましたが、私の記憶でもそれくらいが最後です。そう考えるとあともうちょっとでもう抱っこしなくなるのか。

自主的な引退を考えていましたが、行けるところまで頑張ってみようかな…。そうだとしても時間は区切ろう。

お盆休み最終日、人知れずギックリ腰になってしまった

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そんなこんなでそろそろ抱っこ業からの引退を考えていた頃。

私のお盆休みは九日間あり、その殆どを子どもと過ごしていました。前半は義実家への帰省、後半は東京でノンビリと。

帰省も基本はノンビリするものだし、東京帰ってきてからもノンビリしようと予定をあまり入れていなかったんですが、それでもノンビリ出来ないのが子育ての宿命。我が家の子どもたちはきっとノンビリという単語を違う意味に理解しているに違いない。

振り返ってみればこのお盆休み、腰に悪いことばっかりやっていたような気がします。主に子どもの抱っこですが…。

帰省には色々と電車を乗り継ぐ必要があり、そうなるとどうしても子どもを抱っこして移動する羽目になってしまいます。奴らはただでさえ歩くのが遅いのに、絶対まっすぐには歩かないっすからね。時間通りという単語を違う意味に捉えているに違いない。

2人とも電車好きの子鉄なんだから、時刻表通りの電車のこういうところもちゃんと真似してほしい。

そしてわたし自身、気持ちはまだまだ20代ですが、気づけば40の足音が聞こえてくる年齢。体はしっかり老いてました。

お盆休みの最終日となる日曜日の夕方、ふと気づいたら腰に激痛が走っていることに気づきました。

今回のギックリ腰、何かキッカケがあってポキッとなったわけではありません。腰へのダメージゲージがツゥルツゥルと増していき、一線を越えてしまってパキッと逝ってしまったようです。

育児とギックリ腰って相性最悪

知ってました?育児とギックリ腰って相性最悪なんですよ。

我が家にいるのは3歳児と1歳児。せいぜい私の腰のあたりまでしか身長がないので、相手をするときは基本的に屈んだり、腰を曲げる必要があります。

でもギックリ腰になるとただ座るだけでも激痛の向こう側に走らなければいけません。一旦安定した体勢を築いたらしばらく固まっていたいのに彼らはそれをさせてくれません。

そして、残念なことに3歳児と1歳児は恐ろしいほどの構ってちゃんです。人を選んでいる感じはしますが、慣れている人にはものすごく絡んできます。有り難いんですが、こちらに拒否権はありません。

今だけはそっとしてくれ…という言葉が通用する相手ではないのです。そんなこと言ったら逆に押すなよ押すなよの上島理論で余計に絡んでくる勢い。

あと、我が家の子どもたちは鉄道大好き子鉄くんで、子鉄の相手をしていると30秒に一回くらい「プラレールを連結させろ」という要求が来るんです。特に下の子が多いかな。その度に前屈みあるいは座って対応しなければいけません。

もうその度にピッキンピッキン腰に電気が走ります。前傾姿勢の角度によって痛くない角度があるので、必死に角度を固定したまま相手してました。

あと抱っこはホントに無理。1歳5ヶ月の下の子はまだ短時間ならできましたが、3歳半の上の子はほんと拷問。今回のギックリ腰は軽度のもので角度によっては痛みがなかったので、恐る恐る角度を考えて抱っこしてました。

夜も落ち着かせてくれない

やっと夜が来て、やっと安息の時が訪れたと思っても、そこに安住の地はありません。寝る場所がないんです。

うちの子どもたちの寝返りはデフォルトで3回転する設定になっています。布団の端と端で対極に寝ようとしても一瞬で距離を詰めてきます。もはや恐怖です。

それを2人でコロコロするので、布団を二枚敷いて寝ているのにもかかわらず、ナップフォード駅で立ち往生するトビーのごとく、私が立ち入るスペースが見つけられないのです。

そういう事情でギックリ腰になる前は床に寝ることも多かったのですが、さすがにギックリ腰で直床で寝るのは拷問です。

一瞬の隙を突いて寝床を確保し、後はどんなに寝返りでかかと落としや肘打ちを食らおうとも歯を食いしばって布団を死守しました。

ギックリ腰の対処法

www.nhk.or.jp

発症直後の対処法

ぎっくり腰の発症直後、痛みが強い場合には、腰に負担がかからない楽な姿勢をとるようにします。

「膝を軽く曲げて横向きに寝る」、「あおむけに寝て、ひざを軽く曲げて、膝の下にクッションを入れる」、「あおむけに寝て、低めの台に両脚を乗せる」などの姿勢が勧められます。

発症から2~3日後の対処法

かつて、ぎっくり腰を起こした後は、安静にすることが大切だと言われていました。しかし、ずっと動かないでいると、腰痛との関係が深い「背筋」が衰えてしまうため、回復が遅れてしまうということがわかってきました。

したがって、発症から2~3日後に痛みがやわらいだころから、多少の痛みを我慢して、動かせる部位は積極的に動かすようにしましょう。

ギックリ腰って安静にしすぎると良くないんですね。

今回、実は家族にはギックリ腰になったことを言っていません。言ったところで子どもたちには「?」で態度が変わることはないだろうし、言うことで自分の気持ちが病人モードになる気がして、持ち前の気前と持ち前の危機察知能力を最大限に生かし、何とか生き長らえました。ま、言ってはなかったけど動きは不審だったので大人には気づかれていたかもしれません。

なのでギックリ腰になってもほとんど安静にはしていません。抱っこ等はできるだけ避けるように巧妙に逃げていましたが、それ以外は普通に過ごしてました。

そしてその成果なのか思った以上に早く回復しています。わたし定期的にギックリ腰になっていて今回で確か4回目なんですが、前回までより明らかに回復が早いです。ギックリ腰になって3日である程度普通に過ごせるようになりました。

育児とギックリ腰の相性は最悪だと思っていましたが、実は最高だったのかもしれません。

おわりに

お盆休みでハッスルした結果、ギックリ腰になってしまった話でした。

休みでパパ頑張った!というより普段のサボり具合で身体が正直に反応してしまった感じ。もう自分で自分に絶望です。

唯一の救いは回復が早かったこと。これも子どもたちにスパルタ治療をしてもらったおかげです。

もう少し普段から身体のケアをしなければ…。