我が家は5歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はうちの5歳男児の生態をまとめてみようかしら。
- 登場人物紹介
- 5歳も終盤戦に入った5歳と9ヶ月のボーイ
- 5歳児は目を離していられる!
- 5歳児は目を見張る集中力!
- 5歳児は自分の思い通りにならないことを消化できる!
- 5歳児は褒めた分だけ伸びる!
- おわりに
登場人物紹介
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兄:5歳9ヶ月 |
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弟くん:3歳5ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
5歳も終盤戦に入った5歳と9ヶ月のボーイ
つい先日5歳の誕生日を迎えたとばかり思っていた我が家のお兄ちゃん。いつの間にか5歳とんでとんでの9ヶ月になってました。はっっやっっい。
ほんのこの前まで4歳にしか見えなかったんですが、なんかもう完全に5歳児。なんだろう、4歳と5歳で何が違うんだ!と言われたらはっきりと違いを挙げることはできないんですが、でも目の前にいる少年は4歳児じゃなくて5歳児なんです。何かが違うんですよ。
やっぱり年中さんと年長さんの1年の差は大きくて、いやサイズ的に言えばうちの子小さくて年中さんサイズなのですが、やっぱりお兄ちゃんなんですわ。年中さんには出せない風格があるんですよ。
見た目は年中さんなので、公園では最初年中さんに間違えられるんですが、でも年中さんにはない風格があるので、やたら褒められます。訂正すんのもめんどいので甘んじて褒められてますが。
というわけで、我が家の5歳児を見た私個人の感想になりますが、4歳の頃とは違うな〜って思う5歳児の生態をまとめてみようと思います。
5歳児は目を離していられる!
5歳になりたての頃にこのエントリで「目が離せないんだけど、俊敏過ぎて消える」みたいなことを書いていてなんですが…。
まだまだ目が離せないのは事実なんですが、でも目を離していられる瞬間も増えてきました。
習い事でダンスとピアノをやっていて、コロナ禍のギリギリ前のときには発表会なんかもあったりしたんです。当時は5歳になって2〜3ヶ月。発表会なので、息子くんは本番はもちろん我々大人抜きでしっかり踊ったり弾いたりしてたし(そしてやたら本番には強いタイプ)、ダンスのときなんかは本番が終わった後も(私たち親のところで観てもいいのに)お友達のところで他の子達のダンスを観ていました。我々もチラチラ動向を確認するようにしていたんですが、全然問題なし。行儀よくしっかりと観覧してました。
それくらい保育園でもやってるやんというのはその通りなんですが、それは先生がちゃんと見ている中という環境があるじゃないですか。でも発表会のは(親の責任のもと)完全に子どもだけ。これって結構衝撃で、4歳の頃の息子だと多分もっと騒いだりふざけたりしていたはず。それも5分とか10分とかじゃなく30分〜1時間単位でずっと良い子にしてた。
息子と一緒にいて、ここまで目を離して見守っていたことはないです。5歳児すげぇ。もうなんか親の方が付いていけてない感じがする。子離れできてない。
5歳児は目を見張る集中力!
4歳児の頃も随分と集中力がついたなぁなんて感心していたんですが、最近また一段と集中力が増したと感じてます。
3歳の弟くんと自然と比較してしまうからってのもあるんですが、5歳はこんなに集中してできるんだ。
もともとは3歳弟くんのほうが一つのことに集中して取り組むのが得意で、兄のほうは気が散りがちなとっ散らかったボーイでした。
それがあれよあらよという感じで集中力がついてきた。そしてその成果でできるお絵かきのレベルは大人の目を見張るほどのクオリティ。遠近感とかもちゃんとあったりなんたりしちゃって。なんか自分が小学生だった頃の記憶とダブるようになりました。もう小学生と言っても遜色ないレベルだなぁ。
その一方で集中していないときのとっ散らかりぶりも顕著になってしまっていて、やる気がないときのだらけぶりも目を見張るレベルです。
やる気を出しているときの5倍くらい時間がかかるし、5分の1くらいのクオリティだし。
自分の子どもの頃を思い出してもこんな感じだったので、男の子なんでみんなこんなもんだとは理解していますが、そこで差がつくんだぞ!とも思うので、いかにこのムラっ気を少なくしていくかを今後考えていかなきゃな。
5歳児は自分の思い通りにならないことを消化できる!
最近の成長で一番喜ばしいのがこれ。
3歳前後のイヤイヤ期がやべーーときには、ちょっとでも気に食わないことがあると直ぐに、んぎゃあああああと叫び倒していたものです。一旦火が付いてしまうと周りを燃え尽くすまで炎上を続ける、それはそれはとても厄介なイヤイヤだったんです。
4歳になりイヤイヤも落ち着いて、かなり育児が楽になったんですが、それはイヤイヤが発症するまでの壁が高くなった感じの落ち着きでした。ちょっとやそっとのことではイヤイヤしなくなったんですが、その賢人の壁を越えてしまうとギャーギャー五月蝿く騒いでました。
それが5歳になり、思い通りにいかないことがあってイヤイヤのスイッチが入ったとしても、ひとしきり燻った後に、自分で気持ちの整理をつけて、イヤイヤが終わります。
イヤイヤ期のあの理不尽さをついこの間まで受けていた身からすると、燃え尽くす前に自分で消化できる日が来るなんて夢にも思っていなかったし、相当な衝撃なんです。
まだその日の気持ちのコンディションによって冷静になれない日もあるのですが、コンディションが良い日はホントに楽。きっとこの先コンディションが良い日が増えていくことで息子の成長を感じることになりそう。
5歳児は褒めた分だけ伸びる!
5歳児に限らず人間って老若男女に限らず褒められて伸びるもんですが、5歳児はやっぱり素直。
大人は言葉を額面通り受け取らず、ついついうがった気持ちで褒め言葉を捉えがち。でも5歳児は、こっちがどれだけうわのそらで褒めても、額面通り受け取ってくれる。
そして4歳までだと、褒められて喜んで終わりみたいな感じが多いんですが、5歳児は褒められて喜んでやる気を出すってところまで辿り着ける。
つまり5歳児ほど褒めて伸びるときはないんじゃないか。ビバ5歳児。まぁ言いようによってはお調子者とも言うんですが、調子に乗せると想像以上の動きを見せるのが5歳児という生物だと思います。
おわりに
うちの5歳児に限った部分もあるような気もしますが、保育園の同じクラスの子なんかを見ていてもきっと世の5歳男児ってこんな感じなんだろうなって思います。
世にも不思議な5歳男児。