我が家は5歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は自粛疲れを何とか乗り越えるための私の試行錯誤について。
登場人物紹介
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兄:5歳5ヶ月 |
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弟くん:3歳2ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
ステイホームも1ヶ月
東京の自粛生活も早1か月が過ぎました。長かったようなあっという間なような。でも、36歳のおじさんからすればたかが1か月ですが、5歳・3歳からすれば永遠っていうくらいの長さなんだろうな。
この1か月、大人しく…はできていないですが、なんとか道を外れることなく自粛生活を過ごせています。しかしながら、5歳・3歳は日に日にパワーアップしており、日に日に手に負えなくなっていってます。動物園だってこんなにうるさくない。
今までは職場・家、保育園・家と公私の区別がしっかりついていたこともあり、家にいるときは子ども達との時間!みたいな感覚がありましたが、在宅で四六時中一緒となるとその辺がなあなあになり、子どもも大人もダラけてしまいますね。
そう、私もダラけたいんですよ。いや、実際のところかなりダラけてるわけですよ。ダラダラです。そうでもしなきゃやってられない。
その一方でそんなダラけを断固許さないのが子ども達。少しでも気の緩みを見せればあっという間にマウントを取られやりたい放題やられます。無邪気に悪気なくやってくるから辛い。
だいたいこちとら在宅勤務してるわけですよ。別に休みな訳ではない。この間あまりにも仕事にならないから有給休暇を取ることも多いですが、やらなきゃいけない仕事だって山ほどある訳です。
だらだらと書いてしまいましたが、公私ともに雁字搦めになりつつある身の中で、首が締まらないよう手抜き・息抜きもやっています。さっき言った通り、5歳・3歳相手だと息を抜くのにも一苦労するわけですよ。いかに自然に息を抜くか。そこが勝負の分かれ道。
そんなわけで今回は私の手抜きポイントをまとめてみます。
5歳・3歳に気づかれず息抜きする方法
5歳と3歳をぶつける
基本的には仲良しこよしの兄弟。ここがうまく2人で遊んでてくれれば私にも息抜きの時間が生まれます。
理想を言えばリビング内で大人しくおままごとでもしてほしいんですが、そこまでの高望みはしません。敢えてスペシャル感を醸すために寝室で遊ばせたりします。子どもだけの内緒感で大人の存在を忘れてもらう作戦です。
一歩間違えばウギャアァアアァアという絶叫とともに兄弟喧嘩が始まり、正しい歩みを刻めるのもせいぜい10分が限度ですが、10分くらいはうまく休むことができます。
父を使わない遊びに誘導する
別室でのおままごとはかなり有効なんですが諸刃の剣でもあります。ケンカの懸念もそうなんですが、それに加えてかなりの確率で「パパ、◯◯ねっ」と何かしらの役が当たってしまいます。
そしてこれに当たってしまったら最後、もう逃げ出すことはできません。延々とよく分からない設定のおままごとに付き合わされることになります。
次から次へとマシンガンのように設定が変わっていくので(しかも設定が超難解)、一瞬たりとも気が抜けない。そこには心の平穏はないのです。
案外一人で黙々と遊んでくれるのがプラレール。レールの組み立てをさせられるのが面倒ではありますが、一旦そこに目を向かせれば10〜20分は稼げます。
あんまり放置すると不意に絡まれてまた相手をしなければいけなくなるんですが、最近はこれに対する対応も見つけました。
それはパパも積極的にパーツの一部になるんです。「よし、じゃあここにパパトンネル作るね」と言って、電車の上に膝を立てて寝そべるだけ。情景パーツになりきればさらに10分は平穏な時間をゲットできます。しかも膝というところが味噌。上半身はフリーなので、なんならスマホでメールチェックなんてこともできちゃうんですよ。
散歩は公園に限る
何かと目の敵にされている公園ですが、5歳・3歳を解き放って目を離せるのは公園だけ!そこらの道端に解き放ったら車や自転車に轢かれないかヒヤヒヤして目を離すどころではありません。
私と5歳・3歳が公園に行くと、だいたいは5歳が一人でキラメイジャーになりきって、私は3歳と戯れている構図になります。滑り台の上でみんなに見えるように大声・大振りで変身してるけど恥ずかしくないんかな、あれ。
3歳のほうはトロいので見失う危険はありませんが、油断すると抱っこ攻撃に見舞われるの注意が必要です。
やはり公園でも遊具で兄弟仲良く遊んでもらえると私の存在を薄くすることができます。
敢えてダラける感じを見せつける
あんまりやる気を出して本気で相手すると、彼らはそれを標準だと思うんですよ。ちょっとサービス精神を見せて張り切っちゃうとそれをエンドレスリピートでさせられちゃう。
手を抜くわけじゃないんですが、ちょっとくらいダラけた感じを見せつけておくと、彼にとって風景と化し、私抜きで遊んでくれたりします。これもよく様子を観察しておかないと、ダラけた姿を見せた結果、逆に標的にされてしまうこともあります。この辺の塩梅が実に難しい。
敢えて目の前でパソコンを広げる
ワンオペ在宅勤務をしていた都合上、彼らの前でもパソコンを広げて仕事をする瞬間がたくさんありました。
最初の頃は、見たこともない"ぱそこん"に興味津々で私を押しのけ、あsdfghjkl;:ってやってましたが、それも最初のほんの数日を乗り越えれば、「ああ、あの人今から仕事始めはるんやな。相手にしてもらえなくなるんやな。」ってな具合で風景扱いをしてくれるようになりました。ありがたやーありがたやー。まぁでもこれも10分と持たないけど。
おわりに
きっとあともうすぐ。もうすぐそこに出口が見えてきた感じのある今日この頃。気合は入れるが力は抜いて、無事平穏に乗り切りたいです。