パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

2歳半のイヤイヤ期*実際のイヤイヤを20個集めてみた

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は下の子がいよいよ嵌ったイヤイヤ期について。

登場人物紹介

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兄:4歳8ヶ月
卒イヤして早1年。もうそんなに経つのか…。

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弟くん:2歳5ヶ月
イヤイヤ暴風域に入ったボーイ。東北東にゆっくり進んでいます。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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イヤイヤ期、嗚呼イヤイヤ期、イヤイヤ期

あんなに大人しくて、なされるがままだった息子はどこへ行ってしまったんだろう。もはやあの頃の面影は微塵も感じることはなくなりました。四六時中、何かしらにイヤイヤ言ってます。

上の子の経験でだいぶ耐性がついていることもあり、客観的にその様子を眺めることができていますが、まぁイヤイヤ言ってる。そんなに言わんでええやんって、そういえば上の子のときにも同じこと思ったなぁ。

近くでイヤイヤされるとそれなりにキツいんですが、遠目にイヤイヤしている様子を眺めている分には、割と面白い生物です。そんなことでイヤイヤ言うのか!って感心してしまう。

そんなわけで、皆さんにも是非感心してもらおうと、うちの2歳男児の「そんなにイヤイヤ言わんでええやんセレクション20」をお送りします。

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イヤイヤ期ボーイの実際のイヤイヤ事例20

チーズ乗せパンがいい。やっぱジャムにする。えっチーズって言ったじゃん。

朝はだいたいパン派の我が家。

イヤイヤ男児への対応の鉄則は、予め希望を聞いておくだと思うんですが、多感な彼は5秒おきにコロコロ希望が変わるんですよ。

「食パンにチーズ乗せて」って言うから、じゃあって準備をしている間に「イチゴジャムがいい」ってなって、おっととっとと軌道修正して、いざ食卓に出したら「チーズって言ったのにー!」って絶叫するんです。うん、あ、うん。

焼きおにぎりは食べない、絶対食べない。納豆ご飯を出せ。納豆がいい。よしよし、納豆ご飯持ってきたな。じゃあ焼きおにぎりいただきまーす

もう一つご飯のときの喧騒。今度は冷凍の焼きおにぎりを出したときの話です。

案の定「焼きおにぎりじゃない」の絶え間ないリクエストを受けてしまい、そして「納豆ご飯がいい」という無茶振りに出たんです。

とにかく納豆を出せの一点張りで聞く耳を持たない様子(いつもそうだけど)。

あまりにもしつこく言ってくるからしょうがなく、慌てて準備をし、急いで献上させていただき、無事一件落着かと思ったわけですよ。

そこでおもむろに手に取ったのは焼きおにぎり。

…ここまでキレイに一人でトスを上げボケを打ち込まれたのは大阪に住んでいたとき以来だわ。

思わず「そっちかーーい」と35のおじさんが2歳児にガチツッコミしてしまった。

「飯を作れ」と「抱っこしろ」の両立はつらす

あとご飯を作っている間も放置は許されません。「さあ俺を抱っこするんだ」という強いリクエストがやってきます。

で、いざ抱っこすると「何もたもたしているんだ。早く作れ」という強いリクエストがきます。

「えっ、今あなた様を抱っこしているため手が塞がっているのですが…」と言っても「はあ?」みたいな反応。

抱っこから降ろそうものなら、床に這いつくばって抗議を受けてしまいます。

おいおい10キロ超を片手抱っこして、片手で飯作るってどんな修行やねん。

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俺の飯に触るな、絶対触るな

食事は食事で、ちょっとしたことで食べる手が止まります。上の子だと「食べて」と注意すれば食べてくれるんですが、下の子は馬の耳にロッケンロール。

なので実力行使でスプーンにご飯を乗せて口まで運ぼうかと思うじゃないですか。

なんて贅沢な接待なんだってこっちは思ってるんですが、当の本人は「俺のメシに触れるんじゃねえ」ってガチギレ。

かと言って食べる手の動きは鈍いまま。その結果食事に1時間かかることもザラにあります。

パジャマが好きすぎる問題

着替えは超難関。まず持って脱いでくれない。ご飯粒まみれのパジャマだろうが絶対に脱ぎたくない。

「あの、もう保育園に向かわねばならない時間なのですが」と丁重に申し上げても頑として動きません。

「それではテレビをご覧になっても構いませんので、お着替えだけさせてはくれませんでしょうか」と提案すると、テレビは観る、着替えはしない!と余計に事態が悪化します。

ここだけの話、どうしようもなくパジャマのまま保育園に行ったこともあります。

服の好みが掴めない

あと着せる服にもひと苦労。こっちが提供するコーディネートがすんなり受け入れられることはほぼありません。

ギャーギャーイヤイヤ言いながら、すんごい悪趣味な組み合わせを強要されます。

もちろん、クローゼットは荒らされまくり。着替えるだけでようこんな荒らせるわ。

靴下は履かない。履かないの。

これ謎すぎるんですが、靴下をいつも履いてくれません。泣いて嫌がります。

つい半年前まで普通に履いてたんだよ?靴は喜んで履いてくれるのに。

長靴履くの。絶対履くの。

梅雨の時期には、玄関に長靴が常備されていたんですが、晴れの日でも長靴を要求されます。

でも晴れの日に保育園に長靴履いていったら私が先生に怒られるんだよー。

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トイレでおしっこさせろ

あっきらかにオシッコ出ねぇだろってときに「トイレでおしっこする」って言ってきます。我々に拒否権はありません。やるって言ったらやるんです。

補助便座セットして、脱がせて、跨らせて、5秒くらいして、「うむ、満足じゃ」となったらトイレから降ろして諸々履かせるってのをやらされます。

ちなみに一滴も出ていません。イメトレだね、イメトレ。

トイレに行く。でもお前はそこに待機な。

ここ最近増えてきたパターンがこれ。自らトイレに行くという自主性は素晴らしいのだけど、一人で行こうとします。諸々の準備を何もできないのに。

てか、トイレの個室に2歳児を一人で入れるわけにいかないじゃないですか。こっちも引けないので、不毛な押し問答が延々と続きます。

ウンチは絶対換えへんからな

出もしないオシッコには行きたがるのに、ウンチのオムツは替えさせてくれません。両手両足をバッタバッタさせての大抵抗です。

あと「してない」って言って白を切ろうとすることもしばしば。あっきらかにケツ臭いで。

ウンチを見せろ。いや触らせろ。

あんなにウンチを換えるのには抵抗するくせに、換えたオムツの残骸にあるウンチを見たがります。

それだけならいいんだけど、たまに触りたがることもあってマジ困る。いや、当然触らせないんだけどさ。それで愚図るわけよ。なんなのさ。

傘持ってくの

玄関に不用意に日傘なんて置いていた日には、傘持っていくと言って離しません。

これから自転車で保育園に行くんですけど。いつ差すんすか。

傘持ってかないの!

待ちに待った雨の日。さぁこのパパのビニ傘を持っていいぞって渡そうとしてもポーイ。

あの日傘がいいの!って。

思いっきりヒラヒラがついたピンクの日傘を俺に差せと言っているのか…!?

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自転車は前かごに乗るの!

自転車に乗るのも一筋縄でいかないのがイヤイヤ男児。兄とどっちが前に座るかでケンカになります。

最近エンジェルモードが増えてきた兄がだいたいにおいて譲るんですが(てか普通に考えて兄は後ろの席だろうよ)、そこで兄を後ろに乗せたら「ぼくもうしろ!」とか言って愚図るんですよ。兄と張り合いたいだけっていうね。

ちなみに保育園に着くと急に2人仲睦まじくなります。ケンカしないどころかところ構わずチュッチュチュッチュいちゃついてます。いや、早う部屋に入りなさいよ。

ヘルメットはこっち!

と言って兄の被るヘルメットを奪うこともしばしば。そしてそこから始まる大音量の喧嘩と怒号飛び交う号泣。

お兄ちゃんのリュックを背負うの!

兄のものは実は俺のモノだ、と思っているボーイ。もちろん兄も家にある全てへの所有権を主張しています。

で、朝の保育園はどっちがどっちのリュックを背負うかで騒動がおきます。お互いに「お前のモノは俺のモノ。俺のモノは当然俺のモノ」と思っているので、全然話が進まないの。

あと結局日替わりでリュックが変わるから、パパは保育園で君たちの荷物をセットするときにどっちに誰の荷物が入っているか分かんなくなるんだよ。

そっちの赤いクレヨンがいいの!

兄がお絵かきをしていると、自分もお絵かきがしたくなるボーイ。とにかく兄が使っているものが欲しくて欲しくて堪らない。

目的もなくグルグル線を描いているだけなのに、クレヨンは他に何10色と余っているのに、「そのクレヨンがいいの!」で愚図り倒します。

納豆混ぜないの。

そういえば納豆は一時期混ぜたら怒られてました。最近はお許しが出て謹んで混ぜ混ぜさせていただいております。

パパじゃない!

はい。悲しいですが、こういうことも多々あります。あらゆる場面で起こり得るイヤイヤの一つです。

上の子のときは、(下の子が赤ちゃんで対抗する面もあり)ママじゃなきゃダメってことが多かった。

下の子はそんな対抗心なく育っているので、案外ママじゃなくてパパ!って場面もあるんです。

嬉しいけど傾向がよく分からない。

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2歳差育児のイヤイヤ期は、自我と兄への対抗心

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うちの弟くんのイヤイヤの傾向はハッキリしていて、「自分がやりたい」と「兄がやることは自分もやる」の二本立てです。

そりゃ出来る限り弟くんの希望に応えてあげようと我々も心を砕いているんですがね。親の心子知らずとはまさに今この瞬間のことを指しているんだろうなって悟ってます。

あと下の子のイヤイヤをよく観察していると、兄が絶対に譲らない部分にはあまりイヤイヤ言わないという傾向があります。イヤイヤ言っても通らないことを分かっている模様。自我の通し方が巧妙なんですよね。これは下の子のイヤイヤの特徴かもしれない。

おわりに

2歳半のイヤイヤ期真っ盛りボーイの実際のイヤイヤをまとめてみました。

こうしてまとめてみると、すごーくしょうもないことでイヤイヤ言ってますね。この単位で騒がれたらそりゃ日々の生活に支障きたすわ。

イヤイヤの通行止めを食らって二進も三進も行かなくなることが多いですが、ベテランドライバーの域に達した我々は巧みに迂回路を通って日々乗り越えています。