パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

未知の生物4歳児の生態

スポンサーリンク
スポンサーリンク

我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はだいぶ子どもらしくなってきたんだけど、まだまだ理解不能なところもある、そんな難しい4歳児について。

登場人物紹介

f:id:Pikky:20181011234713p:plain

兄:4歳5ヶ月
すっかりキッズではある。落ち着きも出てきたし、ある程度安心できるんだけど、地雷なところもある。

f:id:Pikky:20181011235007p:plain

弟くん:2歳2ヶ月
いやいや期。日に日に出来ることが減ってきている。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

スポンサーリンク

4歳児、天使なようで悪魔かもしれない

f:id:Pikky:20190415150346j:image
(*すごいシュール… 自分からノリノリでやってます*)

4歳児。イヤイヤ期も完全に過ぎ去り、ほぼ全てのことが一人でできるようになりました。交通ルールとか、友達との遊び方とか、そういう社会的なルールも保育園のおかげでばっちり身についています。

なのでもう手のかかる時期を過ぎて、見守るだけでサクサクタスクが進んでいく…はず、そしてお世話が楽になるはずなんですが、そんな理想通りにいくはずもなく、あんまり楽になってる気がしません。いっつもヒーヒー言ってる気がする。

天使のときには手のかからないどころかこちらを助けてくれるときもあるんですが、悪魔なときにはイヤイヤ期真っ盛りの下の子も真っ青になるほど手がつけられません。

4歳児のイヤイヤはそれはもう凄まじい。一旦イヤイヤ言い出すともう誰にも奴を止めることはできなくなるのです。

何も分からないイヤイヤよりも4歳の駄々はタチが悪い。

2歳や3歳の頃のイヤイヤって、何が嫌なのか本人にも理解できてないけどとにかく嫌ってのが多いです。

なので回避の方法はひたすら話を逸らすか、ひたすら心変わりを待つかです。

で、案外2〜3歳だと心変わりが早くて(もともと何で嫌って言ってたか分かんないから)、すぐにこちらの世界に帰ってきてくれます。

それが4歳のイヤイヤは自分が何をして欲しくて、それを叶えてもらえないってことを理解した上でイヤイヤ言ってきます。駄々をこねるってやつです。

大人がそれを叶えてあげないのはそれなりの理由があるからなのですが、厄介なのは奴はその理由も分かった上での駄々こねなんです。

こっちがいくら正論で咎めても、それが正しいってことは認めた上で、「今だけとくべつ!」と言って結局は頑なに聞きません。

そうさ!俺が悪いんだ!分かってるんだ!でも今回は特別なんだ!なんて風に言われたらもうお手上げですよ。これ以上何を説得すればいいのか。

もう不毛すぎて禿げてしまいそうになるくらい、どーにもこーにもなりません。

f:id:Pikky:20190416121847j:image

とはいえ10mくらいなら目を離せるようになった

スポンサーリンク

これは大きな進歩です。

昔のように歩道を目いっぱいに使って贅沢に散歩することはなくなったし、昔のように信号の存在を完全無視することもない、公園で友達を突き飛ばすこともない。

なんなら公園に行くと、知らない友達といつのまにか一緒に遊ぶようになって、こちらが手持ち無沙汰になることも。

知らない友達に対してマニアックな電車トークをけしかけるので、聞いてるこっちはハラハラするんですが、相手さんも自分の喋りたいことを喋ってるし、噛み合ってないのに結局はなんかよく分からん連帯感が生まれてます。子どもって不思議だなぁ。

そんなわけで、もう視界に入っていればそんなに気を張って注意しなくても安心できるようになりました。

家の中でも基本は大人なしで動けるので、放っておいても問題ありません。まぁ実際には色々付き合わされるんですが、監視しなくてもいいっていうのは気楽になりました。

知識の偏りが激しすぎる

これはそんなに大したことじゃないんですが、4歳児のスポンジのような脳みそになんかしょうもないことばっかり蓄積されていくのを指をくわえて眺めるしかない状況があります。

我が家の4歳児は子鉄くんで、電車関連の知識を日々蓄えていってるんですが、そのおよそ8割は日常生活で一切使わないマニアックな知識。

いやいいんだけどね。誰にも迷惑かけてないし。でももう物覚えより物忘れの年齢になっている身からすると、記憶容量の贅沢な使い方にただただあきれるばかりなのです。

何とか少しでも役に立つ知識を…ということで如何に親の望む知識に意識を向かわせるかを工夫する日々です。

4歳児。それは天使と悪魔がバランスを取っているお年頃

まとめるとこんな感じ。

天使と悪魔の比率はそのときどきで違うけど、一番良くて天使:悪魔が6:4。平常時で天使:悪魔が4:6。ちょっとでも気持ちがぐらつくと天使:悪魔が2:8になる感覚です。

我が家はまだ野生人の2歳弟がいるので、兄の気持ちは日々ぐらついております。というわけで、我が家の平常時は天使:悪魔が2:8、よくて3:7くらい。おおお、そりゃ楽にならないわけだ。

想像ですが、もしひとりっ子だったら平常運転で天使:悪魔が6:4なのかな。むむむむ、4歳児が天使だという話はひとりっ子の家庭の話だったんだな。

おわりに

4歳になってもうすぐ半年。

魔の2歳児に悪魔の3歳児を乗り越えて、未知の4歳児にやってきましたが、我が家の4歳はこんな感じです。天使が2で悪魔が8ですが、天使が2でもあるだけで結構救われています。