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パパ目線で伝える子育てのこと

2歳差育児で下の子がイヤイヤ期に入ったらよく見る光景6選

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はいよいよやってきた下の子のイヤイヤについて。

登場人物紹介

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兄:4歳5ヶ月
元イヤイヤ児。この人のおかげで耐性がついた。

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弟くん:2歳2ヶ月
イヤイヤ期。何がそんなに気に食わないのさ。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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イヤイヤ期突入の2歳児

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2歳になってまだ日が浅いのですが、早くもやってきましたイヤイヤ期。これはイヤイヤですわ。正式認定。

上の子のときは2歳半くらいから本格化したので、兄よりも半年ほど早いシーズンイン。言葉の発達具合も兄より半年くらい早い印象なので、この辺相関があるのかな。

シーズンインが早かったんだから、その分シーズンアウトも早くなってくれると嬉しいな。でも変な期待をして裏切られたら嫌だから終わりはまだ考えないでおこう。

下の子は今までとっても穏やかな子で、大人に反抗せずに大人の言いなり?で動いてくれる(動かされる)子どもでした。
2歳までの子どもの場合、なんでも自分でやりたい系の子どものほうが大変で、されるがままのほうが楽なんです、絶対。自分でやる習慣なんてもんは4歳からでも遅くないんだもん。

それが2歳を境目にして、自分でやりたい欲がむくむくと出てきて、できない・させてくれないとキーーーッてなってます。させてくれないでキーーッとなるのは同情できるけど、できないでキーーッとなるのはホント止めてほしい。

あとは「やりたくない」のキーーッも増えてきた。なんで2・3歳ってあんなに天邪鬼なんだろう。やらなきゃいけないことはやりたくないし、やらんでええことはやりたいんです。キーーーーッ。

下の子がイヤイヤ期に入ったらよく見るようになった光景6選

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上の子のときも当然あったイヤイヤ期。絶頂時にはホントうちのマンションが揺れるかと思うくらい地団駄踏んでました。そんな上の子のイヤイヤに比べたらまだマシなレベルのイヤイヤ。なんとか耐えてられます。

その一方で、上の子のときのイヤイヤでは見なかった光景も見られるようになりました。

上の子のときとの違いはずばり「兄・姉がいる」ってことです。そこに兄(・姉)がいるだけでイヤイヤのバリエーションがすんごい増えるんですよ。兄が豪速球派のイヤイヤピッチャーだとすれば、今の弟くんは変化球で相手を惑わす技巧派イヤイヤ。技巧過ぎて言うてる本人も付いていけてない。

そういうわけで、下の子がイヤイヤ期に入ったら、上の子との絡みでよく見るようになった光景を6つ紹介します。

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(*イヤイヤボーイズ*)

お揃いの服を着せられなくなった

同性の兄弟を育てる最大の醍醐味は、やっぱりお揃いの服を着せることだと思うんですよ。

なんでも親の好みを受け入れてくれる今だからこそできる親のエゴ。

おっきいのとちっさいのが同じ服着て歩いている姿は、彼らの単独での存在よりも3倍増しに眩しくみえるのですよ。

そんな、今唯一と言っても過言ではない大人の楽しみをイヤイヤボーイはいとも簡単に打ち壊していきます。

親が持ってきたあれやこれやの服を「着ないの!」とバッサバッサ切り捨てて、結局いつものなんでもない着古した服を手に取るのです。全身黄色とか全身真っ青とかざらにありますからね。

あと衣替えの時期に下手に前シーズンの服をタンスに入れておくと、汗ばむ陽気の日にトレーナーを着せられる羽目になります。キミ、冬の間そのトレーナーそんなにお気に入りじゃなかったよね?

オシャレが先鋭的すぎてついていけないよ。

弟のイヤイヤが兄に伝染

弟のイヤイヤに気を取られて、兄のほうを放っておくと兄にイヤイヤが伝染することがあります。

まあこれはその子の気質にもよると思うんですが、お兄ちゃんはかなりの構ってちゃん気質なのです。

あまり無下に放っておくと自然発火してしまいます。機嫌がいいと弟をなだめにいくんですけどね。

そこは伝染しなくていいのになぁ…。

お兄ちゃんにイヤイヤ

大人は分かっているんですよ。イヤイヤボーイへの基本対応はなだめること。

イヤイヤ言ってるところに正論で真っ向から否定してもイヤイヤボーイが納得して収めてくれることなんて皆無です。なのでどこで着地をさせようか、こちらとあちらさんで妥協できる点をミリ単位で探るのです。

でも4歳児は違います。1ミリ、いや1ミクロンたりとも妥協する気はありません。

俺様が使っているオモチャを寄越せだと?馬鹿も休み休みに言え。

だったり

お前が使っているそのオモチャを寄越せ!なに?馬鹿も休み休みに言えだと?ふざけるな!奪い取ってやる!

だったり。兄のほうもなかなかの暴君ぶりを見せています。あ、どっちも心の声ですよ。心の声を盗み聞いたんです。

もちろん機嫌が良ければ貸してあげるし、恐喝もしないんですが、4歳児にそこまで求めるのは酷ですよ。

そして2歳児も当然引かない。不毛な話題でヤンヤヤンヤ言い争ってます。暴君と暴君のこつにくのあらそい。

親としてはヤレヤレって感じなんですが、案外イヤイヤのガス抜きになっている部分もあるので、結構重宝しているところもあります。アレですよ、なんとかとハサミは使いよう的な。

お兄ちゃんがイヤイヤしていると嫌味を言う

自分がイヤイヤしていない場面で兄がイヤイヤしていると、すごーい嫌味ったらしく「お兄ちゃん、ダメよ」「ダーメ」って言ってきます。

30メートルくらい高いところから見下している感じ。

それで兄のイヤイヤが止むことはないんですが、そのあまりのシュールさに大人の怒りのボルテージがシューっと萎んでいきます。結構いい緩衝材としての役割を果たしている気がします。

お兄ちゃんのイヤイヤに対抗して良い子になる

お兄ちゃんのイヤイヤへの嫌味の一環として、イヤイヤに対抗すべく良い子になります。

パ)お兄ちゃん、着替えして!

兄)(いま遊んでいるから)イヤッ!

パ)早く着替えようよー!

兄)イヤッ!

弟)きがえるーーぅ!

こんな感じです。これもちろん、弟くんから攻めたら弟くんも「イヤッ」て言います。

イヤイヤへのイヤイヤは良い子だったんだ。これ革命的だな。

この後の最高の展開は、兄も釣られて2人で競い合って着替えるパターンですが、流石にそこまで理想的にいくことは稀です。

お兄ちゃんの圧に負けてイヤイヤが収まる

先ほども書きましたが、下の子のイヤイヤが進むにつれ、なんだかお兄ちゃんもイヤイヤ言うことが増えてきた気がします。赤ちゃん返りならぬイヤイヤ返りっすかね。

で面白いのが、片方がイヤイヤ言っているときはもう一方は案外イヤイヤ言いません。

弟がイヤイヤ言っている間はなんだかんだ兄は様子見をしています。こっちとしても兄に延焼しないよう離しているって面もあります。

で、何かのきっかけで兄に延焼してしまったとき、4歳の貫禄でしょうか、そのイヤイヤの圧倒的な圧力に弟は呆然とするのです。憧れのイヤイヤレジェンドの一挙手一投足を見逃さないよう自分のイヤイヤを収めるんです。

流石にイヤイヤが同時に発生してしまったら、もはや人類に止める手立てはないので、これも非常にありがたい。いや、結局誰かのイヤイヤに付き合わないといけないので全然ありがたくない。

おわりに

下の子のイヤイヤ期。兄が一人いるだけでだいぶ様相が違いました。

大人としては如何に兄に延焼させないか、如何に兄を味方に引き入れるかが、このイヤイヤ火事の被害を抑えるキーとなっています。