パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

上の子専用スペース*下の子を叩く等の兆候が見られたから対応してみた

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我が家は3歳半と1歳の兄弟との4人暮らし。今回はきょうだい育児の話。

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登場人物紹介

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兄:3歳7ヶ月
お兄ちゃん歴1年3ヶ月。未だ兄にはなりきれていないけど、すんげえ頑張ってる。

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弟くん:1歳3ヶ月
兄の苦悩なんてなんにも分かっていない弟。ま、赤ちゃんだからね。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

3歳半と1歳3ヶ月、ようやく仲良く遊べるように

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下の子が生まれて1年と3ヶ月。これまでは2人が戯れあっていても、噛み合っていないというか、単に下の子が上の子のオモチャになっている、あるいは単に上の子に下の子がくっついてるだけでした。

なので、上の子が何気なく触れただけで下の子が突き飛ばされる形になったり、下の子が上の子の遊びの邪魔をしている形になっていました。

まぁその頃下の子は0歳で、宇宙人もいいとこだったので、子ども同士理解しあって仲良く遊ぶなんてできっこなかったです。

それがここ最近、2人仲良く遊ぶことができるようになりました。お互いがキャッハウフフ笑い合いながら追いかけ合ったり戯れ合っているのです。

あと、これまでは上の子には家にあるオモチャは全部自分のものだという認識があり、下の子が遊んでいると血相を変えて怒っていたのが、最近では下の子が愚図ると大きな救急車のオモチャ(下の子のお気に入り)を持ってきて「はい、どうぞ(だからそんなに泣くなよ)」する優しさを見せるようになりました。これまでは絶対そんなことはなかった。

ほんの半年前まではバチバチのライバル関係だった

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下の子が生まれてから1年以上もの間、同じ空間で生活していたものの兄弟が噛み合っているとは言えない関係だったのですが、その中でも上の子が極端に不安定になった時期があります。

ちょうど今から半年前、上の子が3歳なりたてで下の子が6〜7ヶ月の頃は、まだお兄ちゃんは家にあるものすべてが自分のもので、それは絶対のルールでした。
ところが、下の子がハイハイを覚え自由に家の中を動けるようになると、自由気ままに兄のオモチャを物色するようになったのです。そして、それに上の子が気づくと発狂して嫌がっていました。

下の子が生まれてからの半年は、ほとんどその場から動くことのなかった赤ちゃんで、自分の領域が侵されることなんてなく、そこでの不安定はありませんでした。どちらかというと慣れないきょうだい育児に四苦八苦する親に巻き込まれ、構うことができなかったりで不安定になることが多かったです。

それが下の子が動き出し、自分の領域とバッティングするようになってくると、あからさまに不安定になり、あからさまに下の子に対して攻撃的になりました。

それこそ戯れるフリをして乗りかかるとか手荒に攻撃するとかは珍しいことではなく、大人がひとときも目を離せないくらいの荒れっぷりでした。

ギリギリのところで踏みとどまったのは秘密基地の存在があったから

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上の子が下の子を攻撃しているとき、それは戯れ合って勢い余って…の様子ではなく、明らかに目が攻撃的でした。なんというか下の子を攻撃対象として見ている感じ。
きっと上の子からするとそれは正当防衛の意識で、悪いのは先制攻撃(自分のオモチャを冒してくる)する下の子だと思っていました。

この状況をそばで見てさすがに危機感を感じました。何らかの対処法が必要だと。
そこで我が家がとった方法は、ベビーゲートでリビングに上の子専用のスペースを作り、そこで触られたくないオモチャで遊んでもらうというものでした。

その専用スペースは我が家では秘密基地と呼んでいて、当然下の子は決して入ることが許されません。我々親もできるだけその中のオモチャは触らないようにしていて、完全に上の子のみが自由を許されたスペースです。

この秘密基地作戦は思いのほか功を奏し、ギリギリのところで不安定になるのを踏みとどまり、そして今や共に遊ぶくらいにまで関係が良くなってくれました。

ベビーゲートを設置して半年以上が経ち、最初の頃は「僕も入れてくれーっ」と泣くことがあった下の子も(上の子が居ないときにたまに入れてあげてた)、もうそこは兄のスペースだと完全に理解し、侵入を試みることはありません。

また、上の子も以前ほどその秘密基地で遊ぶことが少なくなり、下の子と一緒におもちゃで遊んだり、遊んで欲しくないオモチャを下の子が持っていたらちゃんと口で辞めてと言えるようになりました。おお成長だ。

まだ秘密基地は解体していませんが、もうその役割はほとんど果たしたので、下の子にも開放される日は近いです。

我が家が使っているベビーゲート

専用スペースを作るとなったとき、大人の目が届かなくなるのはダメなので、目の届くリビングを仕切るしか選択肢はありませんでした。

でもベビーゲートって通路を塞ぐようなものは結構種類があるんですが、部屋を仕切るほど長いものって案外種類がないんですよ。

このゲートは確か最大3メートルまで伸ばせるので、リビングを仕切りたい場合には結構使えるはずです。1歳前後の子どもでも壊されたり侵入を許したりすることはなかったので耐久性もバッチリです。

お値段は可愛くないのですが、可愛い子どものためにそこは目を瞑りました。

おわりに

下の子が家族に加わって1年ちょい。ようやく上の子のイヤイヤ期と赤ちゃん返りの脅威がなくなり、我が家に平和がやってきた気がします。

この平和がやってくるまでに大きな事件が発生しなかったのは、このベビーゲートによる鉄壁の守りがあったからに違いありません。