我が家は6歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は公園が好きすぎる兄弟の話。
登場人物紹介
兄:6歳0ヶ月 |
弟くん:3歳9ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
6歳・3歳、なんでこんなに公園が好きなん?
うちの6歳と3歳の兄弟、公園が大好きです。休みの日に「今日どこ行きたい?」って聞くと百発百中で「公園!」って答えます。西高東低の気圧配置のときの天気予報よりも確率が高いです。
もちろん子どもらしく「どーしよっかなー」みたいな感じで悩むんですが、それは公園に行くことは絶対という前提のもとでどこの公園に行くかを悩みます。
そうそう、我が家の兄弟喧嘩の理由トップ3の一角に「兄弟で行きたい公園が違う」というのが堂々ランクインしてきます。心底どうっっっっでもいいわって思ってますが、私も立派な大人なので余計なことは口には出しません。
行きたい公園が違うだけで、公園に行きたいのは共通してるんだよね。そこは疑う余地がないみたい。総論賛成各論反対みたいな世の摂理を6歳と3歳にして体現してらっしゃいます。でも公園に行きたい思いは共通なのに、お互い行きたい公園は決して譲らない。負けられない戦いがそこにはあるんだってさ。
だいたいさ、保育園に行くときにはタラタラタラタラ、一向に準備が捗らないのに、公園に行くってなったら「何してんの、早く行こうよ!」ってなるからね。ちなみに準備の色んな工程はすっとばして、上着も着ずに出掛けようとするので、結局準備には手間取るっていうね。
6歳・3歳、マジなんでこんなに公園が好きなん?
他に行きたいところが思い付かないから…みたいな消極的な選択ではなく、ぶっちぎりの第一希望で公園に行きたいなんです。ちなみに第二希望はありません。公園一択。オンリーワン。
夏のクソ暑い日でも公園公園うるさいし、今のこのクッソ寒い日でも公園公園うるさいんです。
春とか秋とかの陽気の良い日なら分かるよ。それならこっちも多少前のめりに連れてあげてもよいのです。でも毎週毎週よ。しかも一日1回ならまだしも午前と午後の2回戦を要求してくるからね。
しかも保育園で行き慣れていて、すんげえ公園事情に詳しいの。あそこには何々があって楽しかっただの、別のあそこには何々があって凄かっただの。私が育った田舎はどこの公園も似たり寄ったりなところばっかりだった気がしますが、東京の公園はそれぞれに個性がしっかり立ってるんだな、これが。
てか平日も毎日のように保育園で公園に連れていってもらってるのに、それでもまだ公園行きたいってどういうことさ。
一体公園には何があるって言うんだい。いや、何もないんだよ。それはもう知ってるの。その公園先週も行ったもん。そんなたったの1週間で遊具が増えたりしない。
6歳・3歳、ホントになんでこんなに公園好きなん?
公園に行って何をするって、特別なことは何もしません。遊具でちょろっと遊んだら鬼ごっこ。永遠に鬼ごっこ。私はこれを無限鬼ごっこと呼んで畏れていますが、そんなことお構いなしに鬼ごっこ。
それはそれは楽しそうに鬼ごっこをしていますが、それそんなに楽しいかい。人生の最優先事項にあげるほど夢中になれるものかい。薄汚れた大人にはちょっと理解できない。
ディズニーランドに行くよりもよっぽど目を輝かせて「公園!公園!」って言ってるし、ディズニーランドで「次どのアトラクション乗ろうかな〜」ってウキウキ悩んでる風に「どこの公園行こっかな〜」って悩んでるし。何でこんなに公園好きなん。
自分が小さい頃こんなに公園好きだったかなぁ。……うん、好きだったな。間違いなく好きだった。取り敢えず公園行っときゃ間違い無いだろみたいなところあったわ。思い出してきた。
なんとなく公園行けば誰かに会えるような気がしてたし(実際にかなりの確率でお友達に会う。みんな公園好きなんだな)、誰にも会えなくても公園にいる子どもたちはみんな友達みたいな感覚あったわ(ウチの子はよく初対面の子とその場で仲良くなってる)。
誰も人がいなくたって虫がいるし、今の季節だとどんぐりとか木の実とか山ほど取れるし、とにかく公園行かなきゃ始まらないみたいな感じだったわ。
んーでもだからってそんなに毎週毎週身体が持ちませんわ。連れて行くだけなら良いんだけど、一緒に遊ばなあかんのが辛い。一緒に遊べるなんて、なんて幸せなんだろうなんて思いは最初の数分だけで、いつ終わるとも分からない無限の遊びにヘトヘトなんですわ。
おわりに
まだまだ冬は始まったばかり。今年はコロナ禍で遠出もできないけど、子どもたちには微塵の影響もなさそうだなぁ。私はただただ恐ろしいけど。