我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は我が家の2歳差兄弟の育児に関わる七不思議について。
登場人物紹介
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兄:4歳6ヶ月 |
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弟くん:2歳4ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
4歳・2歳男子たちとの生活は不思議がいっぱい
我が家の4歳と2歳の兄弟くん。とっても仲良しで四六時中ちちくりあっては喧嘩と仲直りを5分毎に繰り返しています。なんて騒がしいヤツら。
見ていて全く飽きない2人で、彼らの周りには自然とトラブルとかアクシデントといった類のイベントがひっきりなしに飛んでやってきます。毎日毎日刺激的で生きていて楽しいだろうなぁ。
そんな4歳と2歳がチョロチョロする家に同居させてもらってる私ですが、目の前で繰り広げられる不思議現象にいつも驚かされてばかりいます。35年生きさせてもらってますが、この歳になっても初めての連続ですわ。
大人から見ると全く理解に苦しむ行動ばかりをやつらはやっています。どういう思考回路で処理すればそんな行動を取るんだというもの。
私にもかつてそんな年齢の頃があったんでしょうが、残念ながら記憶に残ってないので、ホントもう全く理解ができない。君たちの目的はいったいなんなんだね。理解はできないけど、立場上放ってもおけないということもあり、生温かく動向を見守っています。
そんかわけで、今回は私の目の前で繰り広げられる4歳・2歳の七不思議です。
2歳差兄弟の七不思議*4歳2歳児編
不思議壱:あいつの遊んでいるオモチャが欲しくなる不思議
今の今まで床の上で放置されていたオモチャ。何十分、何時間と床の上で寂しそうに転がっていたオモチャ。
そんなオモチャがなんとなーくやつらのうちの一匹の手に取られたその瞬間、手のひらを返したように2人で取り合いが始まります。「それはボクが今まで遊んでたの!」なんて白々しいことを叫んで血眼になって取り合ってます。
ただただね、この一言に尽きるんです。あんたら遊んでなかったやん。そない興味ないでしょ。
で、引っ張り合いに押し合いに大号泣にを経て、やっと所持するほうが決まると、次の瞬間にはポイっと捨てられています。おーーーーい!
オモチャに興味があるんじゃない、あいつが使っているオモチャに興味があるんだ!
不思議弐:あいつが食べていると欲しくなる不思議
同じことは食事中にもおきます。
隣の芝は青く見えるのか、兄弟ともに隙あらば相手のおかずを強奪しようと鼻息荒く狙っています。
いやあんたどうせ食べへんから乗せてないだけやけど、と言っても聞く耳を持たない。そして結果いつも食べないくせに強奪したものは食べるって言うね。食べるんかーい。
最初から自分の皿の上にあったら口をつけないけど、そういうことです。子どもってなぜにあんなに気分で食欲が変わるんだろう。
不思議参:床に落ちている食べ物がすごく美味しそうに見えるらしい不思議
あと食事系で謎なのが、床に落ちた食べ物を発見すると目をキラキラさせること。
床に落ちているのは、元を糾せばテーブルに乗っていた正規の食事。それを君たちが荒っぽく食べるからこぼれ落ちてしまっただけの話。
なのに世紀の大発見みたいな表情を見せながら、すごい勢いで拾って食べようとします。
なんならテーブルの上にはまだ同じ食事が残っているのにも関わらず、目線はテーブルの下に釘付けです。
なんなら最初からテーブルの下に置いておいたらあっという間に平らげてしまうんじゃないかという誘惑に駆られるほどです。
「ごちそうさまっ」と言って椅子から降りて、あれ見当たんないなーと思っていると机の下で無我夢中になっていることも。こらこらこら。
あと油断したら足裏についたご飯粒を食べようとするからね。パパはまずどう食べたら足裏にそんなに米粒が付くかを知りたいわ。
不思議肆:傘を差せることに二人とも至高の幸せを感じる不思議
私は雨が降ってるとテンションがだだ下がりになるんですが、子どもたちは雨が降っていると分かると小躍りして喜びます。分からん、ホント分からん。
そして普段しまってある傘を取り出そうとすると、ここでもまた目をキラキラさせてその様子を凝視してるのです。
で、私が傘を取り出した瞬間に私から奪い取り、満面の笑みで誇らしげに持って歩いていきます。ただの傘なんですけど。
下の子はまだ自分で傘を開けないので私が開いてあげていますが、上の子は超絶ドヤ顔をしながら自分で傘を開いています。お、おう。
不思議伍:長靴への異様なリスペクトを感じる不思議
あと子どもたちの長靴に対するリスペクトも全く理解できません。
長靴なんて歩きにくいし、蒸れるし、雨じゃなきゃ履きたくない靴のはず。それなのに、雨の日に片付け忘れた長靴が玄関にあるのを見つけると、ピーカン照りの晴れの日だろうが長靴を履くと言って一歩も引きません。
最近まで下の子の長靴はなかったんですが、そのときの上の子の得意げな顔と下の子の不満げな顔と言ったら。そこにそんなカーストが発生するんだ。
履かせたら履かせたで、走り出そうとして脱げてしまったり頻繁にしているので、履きづらいことは身をもって知っているはずなんだけどな。
うん、長靴を玄関に置いていたパパが悪かった。
不思議陸:どっちもいつの間にか床に寝ている不思議
夜のベッドルームでも不思議は止みません。
寝付いたときには当然2人とも布団の上で寝ていたはずなんですが、気がつくと2人とも布団から落ちて床に寝ています。1人だけなら個性かもしれないけど、2人ともになるともはやそういう性質と言えてしまいそうな感じ。
もちろん気づいたら持ち上げて布団に戻すんですが、またいつのまにか床に転がっています。
なんなら私が防波堤となって布団の端で寝ているのにも関わらず、それを乗り越えて床で寝ています。どんな寝返り打ったらそうなるん?
で、よくよく観察していると、夜中急にムクッと起き上がって、床のところまでトコトコ歩き、そして床の上でバタッと倒れてまた寝る、みたいなことになってました。余計意味が分からんわ。
床の上になんて寝たら体じゅうバキバキになりそうな気がするんですが、毎朝元気ピンピンに動き回ってます。不思議…。
不思議漆:走っているだけで抱腹絶倒の不思議
最近になってようやく2人仲良く遊べるようになったのですが、2人が一番仲良く遊ぶのが「追いかけっこ」。
ただただ2人で走っているだけなんですが、それはそれはディズニーランドにでも行ってるかのように満面の笑みで走っています。何がそんなに楽しいのか、まったく理解ができない。
家の廊下なので10メートルもないトラックなのですが、2人とも髪の毛が汗でしたたるレベルで汗をかいてますからね。
これはランナーズハイってやつなのか。いや絶対違うわ。
2人のきゃっはうふふはなんとなくこのイメージ。
レキシ - SHIKIBU feat. 阿波の踊り子(チャットモンチー) Music Video +「Takeda' 2」 Rec映像
おわりに
下の子が2歳となり、いよいよダンスィ要素が顕著化。
そしてダンスィが2人揃うと意味不明に拍車がかかって家がフェスティバル状態となります。
毎日毎日騒がしいことこの上ないですが、耳が慣れてしまった自分が怖いです。