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パパ目線で伝える子育てのこと

可愛い2歳児の悪巧み5選*甘え上手な弟編

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は我が家のアイドルにして我が家一の腹黒い男の話。

登場人物紹介

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兄:4歳4ヶ月
ヤンチャで気分屋な男だけど、素直さは評価できる。

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弟くん:2歳1ヶ月
おっとりした性格で可愛げのある弟。でも実は腹黒い系男児。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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おっとり癒し系な2歳児

我が家の弟くんはおっとり癒し系男児。ニコニコ愛想を振りまいてはみんなの寵愛を一身に集めています。

何をするにも兄よりもゆったりしている2歳児くん。それに対して大して危機感を持っていない2歳児くん。上目遣いで大人に抱きついては大人のハートを欲しいだけ鷲掴みしていく2歳児くん。

でも、パパは知っています。そんな癒し系男児は仮の姿で、実は我が家で一番腹黒いんです。

どうすれば大人が自分に優しくしてくれるかを分かっているし、いつもジャイアンばりに威張り散らかす兄に対してうまーく立ち回り、ときに巧妙に対抗します。

生まれて2年、今やすっかり弟としての生き方が板についてきた2歳児の悪巧みを取り上げます。

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(*はい、可愛いー*)

自分が可愛いと分かっている2歳児の悪巧み5選

嘘泣きが見事

自分がか弱いことをよく知っている2歳児くん。ちょーっと気に入らないことをされるととりあえず泣きます。顔は完全に泣いている顔なんですが、最近気付いてしまいました。泣いているときの8割がた嘘泣きです。

いや、実際に涙は流しているので嘘泣きではないんですが、どうも涙腺を自由に操作できるみたいなんです。
ひとしきり泣いて見せて相手が折れたり、逆にどうも効果がなさそうだと悟るとスパッと泣き止んで何事もなかったかのように振る舞います。
もちろん本気で泣いてるときもあるんですが、その本気の涙を見ると逆説的に普段の君の涙が嘘なんだと分かってしまう皮肉。

一方の兄の辞書には嘘泣きという単語はありません。駆け引きなんて要らない、いつでも豪速球で勝負だ的な性格です。しかも厄介なのは相手が空振りをしてくれるまでずーっと豪速球を投げ続けるタイプ。兄がこれだから弟が技巧派になったのかもしれない。

兄をすぐ挑発する

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そんな豪速球派の兄を持つ技巧派の弟。最近の彼のマイブームは兄を手玉にとっては怒らせるというもの。なんつー悪趣味な。

ちょっと前までやっていたのは、兄が遊んでいたオモチャを隙をみてイタズラして逃げるというやつ。完全に確信犯でやってた。

そして最近は、兄が「あーそーぼ」と誘うのを「だーめーよ」と返すことにハマってます。大人にイヤイヤせずに兄にイヤイヤしちゃってるよ…。

兄は必死に「いいよって言って!」と懇願するんですが、絶対にいいよって言わないっていうね。

素直なお兄ちゃんは割と傷ついてるっぽいので、是非ともイヤイヤは大人に向けてほしいものです。

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(*兄の真似して逆立ち風の動きをする弟*)

すぐ大人の後ろに隠れる

兄が怒りそうなことをわざとやる嫌がらせをした後、実際に兄が怒り出すとすかさず我々の後ろに隠れます。

よー分かってらっしゃるわ…。

兄が怒るのもしゃあないなぁという場面なんですが、それでも体裁上止めなければいけないので、兄には可哀想なんですが、弟を守っています。完全に弟の思うツボだな。

兄がいないと外に出たがらない

のんびり系の弟くんは実はそんなにお出かけが好きじゃなかったりします。兄がアクティブな出たがりなので、しゃあなしで付き合ってる感じ。

弟とパパがお留守番、兄とママだけでお出かけってことがたまにあるんですが、ポーズだけは「ぼくも行く!」という姿勢を取ります。

でもそれはポーズだけで、実際に兄が出発すると「やれやれ、やっと自由に遊べますわ」とでも言いたげな面持ちで、堂々と兄が使っていたオモチャで遊び出します。

私が一緒に遊ぼうとすると「え、なに、遊んでほしいの?ええけど邪魔だけはせえへんとってな」みたいな態度を取られるので、ちょっと切ない…。

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(*お兄ちゃんいなくてせいせいするわー、の図*)

疑問形で近づいてくる

大人が何か楽しそうなことをやっているとき(実際には料理や皿洗いの家事をしてるときで邪魔されたくない瞬間)、弟くんはスタスタスタとやってきて、語尾を上げる感じの疑問形で「なに、やってるのー?」と近づいてきます。

兄のときには、ストレートに「ぼくもやる!」と言ってきたので、適当な理由をつけて断りやすかったんですが、こうも疑問形で来られると相手をせざるを得ません。

そしてさりげなく台の上に登り、気づいたら「ぼくにもさせて」と言ってくるのです。巧妙だわ。

長男が2歳の頃にはなかったずる賢さ

これを弟力とでも言いましょうか、端々に上手く甘えて自分の思い通りに動かそうとしてきます。

一方の兄は2歳の頃も、そして今も、そういう巧妙な交渉術というのは使えません。いつもど真ん中ストレート。思ったことをそのまま思った通りに素直に出します。

そんな兄の背中を反面教師として見てきたってことなのだろうか。だいたい世の中、弟のほうが立ち回りがうまいという印象があるんですが、2歳にしてその素養を培っているようです。

おわりに

自分が可愛いと分かった上で、その可愛さを利用して上手く甘えてくる弟くん。ぶりっ子の女の子に振り回される従順な男の子みたいな構図となってしまってますが、振り回されるほうの私がニヤついてしまうほどの可愛さなので、もうなんでも許してしまうのです。