パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

2児の父親という感覚

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はそんな2人の子どもを抱える私のパパという感覚について。

登場人物紹介

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兄:4歳4ヶ月
すっかりお兄ちゃん。どうやら顔はパパ似らしい。

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弟くん:2歳0ヶ月
まだまだ幼児感ありまくり。パパ似ともママ似とも言われない。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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4歳と2歳の男子と暮らす日々

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4歳と2歳の男子と共に暮らす我が家。もうすっかりそれが日常だし、子どものいない日々は想像すらできなくなりました。つい5年くらい前までは一人暮らしをしていたのに、それが昭和の頃だった気さえするほど遠い昔のように感じています。

2人の男子との日々は、まさにてんてこ舞い。毎日みんなギャーギャー言ってるし、毎日ピーピー泣いてる。

かと思えば子ども2人で大爆笑してるし、2人で楽しそうに追いかけっこしたりもしている。なんだか常にジェットコースターに乗ってる気分です。

唯一子どもたちが静かなのが寝ているとき。スーピースーピー寝息を立てて熟睡する姿は2人とも天使そのもの。起きてる間は落ち着いて子どもの顔を見る余裕なんてありませんが、寝ているときはいくらでも好きなだけ見放題なのです。

自分の分身…感はあんまりない

自分の記憶で一番古いのが4歳のときのもの。保育園から脱走して家まで一人で呑気に帰っていたら、(自分が行方不明になったと)家がパニックになっていたこと。

当時は自分が脱走したなんて思っておらず、なんでそんなに騒然としているか全然理解できなかったけど、今目の前にいる4歳を見てると、保育園から急にいなくなったら脱走だし、そりゃ大騒動となるわ、と今更ながら反省しました。

こんな感じで、(特に上の子に対して)自分の小さい頃と重ねて見ることが増えてきました。まさに自分の分身のような感覚で子どもを見ようとするのですが、でもね、分身だと思うと不思議と違和感があります。

そう、分身ではない。血は繋がってるんだけど、分身じゃない。別個の人間です。

同性としてダンスィ共の行動なんて手に取るように予測できるし、言いたいことやりたいことを感じ取って寄り添うことはできるんだけど、それは単に私のダンスィとしての経験値が突き抜けているだけで、子どもと自分は違う個体なんです。行動予測はできても、それ以上の深いところで子ども達の考えていることって分かんないのです。

極端な話、違う子どもでも男子の動きは大体予想できます。男子って単純だし。自分の子どものことが一番分かるけど、それは過ごした時間の積み重ねの結果な気もするのです。

それよりもたとえ行動は読めても、やっぱり自分とは違うなぁって思うんです。まあ当たり前ですよね。自分じゃあないんだ。

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分身じゃないけど、小さな自分がいる感じ

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舌の根も乾かぬうちにさっきと真反対のことを言いますが、子どもは自分の分身ではないけど、子どもをリトルマイセルフのような目で見ています。何言ってんだ。

うーん、なんて言うんだろ。きっと私の親は、私が小さいときに私のことをこんな風に見えていたんだろうなって感覚。

分身じゃないけど、小さい頃の自分がいるんです。自分の記憶にある自分の小さい頃じゃなく、私の親が思っていたであろう自分。これはきっと自分の子どもが男の子だからかな。

ちなみに上の子は顔はパパ似と言われますが、私自身はよく分かりません。そして上の子の性格は、私とは全然違う。少なくとも私が自分で思っている自分の性格とは全く違う性格してる。

というわけで、私自身では総じて私に似ているとは思っていないんですが、小さな私がそこにいるのです。とっても不思議な感覚。

2児の父親という感覚

そして自分で面白いと思うのは、顔も違う、性格も違う兄弟がどっちも小さな自分に見えてしまうんです。

歳の離れた姉しかおらず兄弟ゲンカもほとんど経験していない静かな家で育ってきた私は、ほぼ生まれて初めてくらいの経験で、こんなにギャーギャーうるさい家に住んでるし、喧嘩も遊びもこんなにバチバチ激しい兄弟を見ています。

赤ちゃんだった頃の2人も異邦人だったけど、今の2人も私にとっては十分に南蛮人ですわ。

そんな全然自分自身と重なる面なんてないのに、2人まとめてリトル自分に見えるんです。兄弟ゲンカなんてリトル自分同士の争いに見える。小さい自分と、さらにもう少し小さい自分のこつにくの争い。

この子どもたちがもう少し大きくなって、そうだな、小学生くらいになったとき、どんな風に思うんだろう。まだ小さな自分に見えるのかな。今の2歳・4歳よりも、私自身の記憶にある自分の子ども時代の記憶はもっとたくさんあるからな。

顔も性格も違う小さな小さな自分が、自分が育った環境とはまるで違うところで、そしておじさんになった自分の目の前で大きくなっている感覚。それが2児の父親の感覚です。

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おわりに

なんかまとまりのない文章になってしまいましたが、私の頭の中にあるごちゃごちゃしたものを書き出してみました。自分が父親してるってホント不思議な感覚。

これが女の子の父親だったらまた違った感覚があるんだろうな。少しだけ知ってみたかった世界。