パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

夏の動物園はお互いに不幸だ*3歳児の上野動物園

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我が家は3歳半のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は3歳半のお兄ちゃんと一緒に上野動物園に行ったときの話。

Panda at Ueno Zoo, Tokyo. (Li Li)

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登場人物紹介

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兄:3歳7ヶ月
暑かろうが寒かろうが外に出て遊びたい野生児。いや野生の動物だってこの暑さではじっとしているはず…。

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弟くん:1歳3ヶ月
やっと歩き出したボーイ。暑かろうが寒かろうがとにかく歩きたい。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

7月の上野動物園でヤル気なのは蚊だけ

Tired panda 03

上の子が行きたいと言うので七夕の7月7日(土)に行ってきたのですが、まぁ動物たちのやる気のないこと。

そもそも動物園の動物って、基本ダラけていて寝てたりゴロゴロしているもんですが、この前の上野動物園は酷かった。

その日は割と涼しい日で、最高気温も30℃に届かないような日でした。天気は曇りで絶好の動物園日和。もちろん朝の開園直後に入園し、混雑対策と暑さ対策はバッチリで臨んだんですよ。

なのにまぁ動物たちに微塵のやる気も感じなかった。特に猛獣系はグデーーーッとリラックスしてるか、そもそも姿すら見せず勝手に店じまいしてるか。

確かにライオンとかトラとかあそこら辺は夜行性で朝になんて活動していないのは分かります。でもいつもはもう少し歩いたりしてくれて、それなりに強そうな姿を感じ取ることができていたのに、この前の奴らといったら道端にいる猫が日陰で休んでる並の威圧感のなさでした。

なんだよ、なんだよ。せっかく足を運んでやったのに、君たちにはサービス精神ってものがないのか。我々の入場料で食わしてもらってるくせに。了見の狭い私はついついこんな風に思ってしまいます。

やる気をみせていたのは、園内を我が物顔で飛びまわっていた蚊くらい。休憩でベンチに座るたびに我々親子に襲いかかってきました。息子は虫除けスプレーを振りかけてましたが、私は無謀にも無防備で全身ヤられてしまいました。

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グデーーッとしてた豚。観てるこっちがブーブー言いたくなる怠惰っぷり

薄汚い感想の父と対照的な無垢な息子

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やる気をみせない動物たちに薄汚い社会に染まった私はムカついていましたが、無垢な息子は違いました。

目の前でゴロゴロ寝そべってるゴリラを見たときには

息)ゴリラさん、お腹痛いんかな〜。

私)(せめて座れよ!)

と言ったり、草むらでボケーっとしているメスライオンを見たときには

息)ライオンさん、夜眠れてないんかな〜。

私)(せめてケツじゃなくて顔向けろよ!)

と純粋無垢な感想を申しておりました。薄汚く染まった私との感想の違いよ。

夏の上野動物園でもやる気をみせていたもの

夏の上野動物園でやる気を感じさせたのは…

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(*髪が濡れているのは汗です。汗ですよーホント暑いんですよー*)

ハツカネズミ!

ちょこまかちょこまかと忙しなく動いていました。やっぱり3歳児には、手の届かない猛獣よりも触れるネズミのほうが楽しそうです。

手に乗せている間におしっこ一回、うんち二回を食らってしまいましたが、そこはご愛嬌です。

つい1年前くらいまではご自由にどうぞ形式で触れたハツカネズミですが、リニューアルにより動物と触れ合うゾーンが”こども動物園すてっぷ”という名前に変わり、予約制になってしまいました。

このおかげで空調の効いた部屋で独占できるんですが、予約が取れないときもあるので、ちょっと残念です。

あともう一つ、園内で暑くてもやる気をみせていたのは、

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モノレール!

東園と西園に分かれている上野動物園。その2つの園を結んでいるのがこのモノレールです。

懸垂式のモノレールなので、宙に浮いてる感を楽しめます。子鉄じゃなくても子どもなら目を輝かせる存在感だし、子鉄の息子はコレが上野動物園に行く目的の8割くらいを占めてました。なので動物たちにやる気が見られなくても息子にとっては大満足だった様子。

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窓の外をじっと眺める。視線の先は…工事現場汗

シャンシャン効果で混んでるような、いや空いていた

上野動物園といえばパンダのシャンシャン。2017年12月から一般公開され、2018年6月には整理券方式じゃなくて並べば観れる方式となりました。

私たちが行ったのは2018年7月ですが、未だ人気は衰えず、凄まじいほど人が並んでました。開園が9:30で10時の段階で待ち時間2時間超え!思いっきり屋外で待たされますからね、本気で地獄だと思われます。

待ち時間だけでいえば、シャンシャンを諦め、和歌山行ってアドベンチャーワールド行ったほうが早くパンダに会えるんじゃないかって思うレベルです。あっちはたくさんいるしね。

パンダ小屋周りの混雑具合は尋常じゃなかったですが、そのおかげでそれ以外は空いていました。西園(パンダのいない側のエリア)に至っては空いているというよりももはや閑散としていた…。

先ほどのハツカネズミとの触れ合いも普段は結構人気で開園すぐに予約をしないと先約で埋まってしまうことが多いんですが、この前は5分前でも次の回の予約が余ってました。

上野動物園は池之端門から入るのがお勧め

上野動物園に行くルートは、上野駅から表門(東園側)に入るのがスタンダードですが、シャンシャン目当てでない場合には反対の池之端門(西園側)から入るのがおススメです。

まず、チケット売り場が混んでいるところを見たことがないので、すぐに園内に入れます。

そして表門から行くよりも確実に早く子ども動物園すてっぷに着くので、閑散とした中余裕を持って動物触れ合いの整理券をゲットできます。

人気の動物は表門側の東園が多いですが、池之端門の西園にはオカピーやフラミンゴなど、おかいつ世代の3歳児には垂涎ものの動物がたくさんいます。案外西園だけでも満足できる気もする。

もう一つ、東園と西園を結ぶモノレールですが、土日は東園側の駅のほうは結構並んでいます。でも西園側だと混んでないんです。なのでモノレールも目的の一つになっている子鉄くんは是非池之端門から入ってくることをお勧めします。

おわりに

夏の上野動物園は動物側もお客さん側もお互い不幸なんじゃないかと思わず思ってしまった今回の訪問でした。

帰り道に息子が「どうぶつえん楽しかったねーーっ」と言ってくれたことが救いです。