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パパ目線で伝える子育てのこと

恐怖!5歳・3歳男児との無限鬼ごっこ

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我が家は5歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回はこのヤンチャ男児達との恐怖の鬼ごっこの様子を紹介します。

登場人物紹介

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兄:5歳11ヶ月
恐怖の長男。笑いながら神速で走るボーイ。

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弟くん:3歳8ヶ月
恐怖の次男。長男との速度の落差で父の膝を蝕む。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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5歳・3歳男児はとりあえず走ってる

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(戦場…じゃなかった、公園に向かう少年ズ。見知らぬおじいさんからも生温かい視線をいただく)

5歳・3歳に限らず、というか3歳・1歳の頃からずっとこんなんだった気もする。うちだけなのかな?なんでこんなにこいつらは常に走り回ってるんだろう。
家の中だろうが公園だろうが歩道だろうが全く関係なし。気がつくと走ってるんです。意味なんか微塵もないのにとりあえず走るんです。そして走っているときが一番活き活きした表情してるんです。謎。なんなら大爆笑しながら走ってる。謎。青春にはまだ早いと思うんだけどな。

そんな走り屋の兄弟が公園に繰り出してやることはもちろん「鬼ごっこ」。あの鬼ごっこです。鬼はもちろんパパ。永遠にパパ。パパが鬼になって子ども達を追いかけ回しています。

この鬼ごっこ、わたくし恐怖の無限鬼ごっこと呼んでいます。とにかく辛い。辛すぎる。

恐怖の鬼ごっこ:エリアが広くて狭い

東京都心でも案外公園って充実していて、それなりに広い公園がたくさんあります。5歳長男はそのだだっ広い公園のグラウンドスペースを目いっぱい使って逃げようとします。おいおいこちとら10m走るだけで息が切れるんや。

片やおっとり系3歳男児はそれこそ数m先の木の影にひょこっと隠れたりします。しかもチョッパーみたいにほとんど隠れられていない隠れ方。気づかないほうがおかしいやつ。

これ何が困るって、3歳は一瞬で捕まえられるし、5歳にはかなりの体力と時間を消費させねばならぬ、というわけで2人に公平に追いかけるのがすごい大変なの。この人ら、一方に肩入れするとすぐ拗ねたり怒ったりするから、公平に平等に見せかけながら追いかけないといけないの。

でも2人の間でまったく協調しないから鬼たる私が2倍疲れなきゃいけないんです。3歳を追いかけるときにはゆーーっくり走り、頃合いを見て一瞬トップギアに入れて5歳に近づき、その後そこそこのスピードで5歳を楽しませる。まぢ疲れる。

恐怖の鬼ごっこ:マスクが辛い

このご時世公園遊びでもマスクは必須です。もちろん追いかけっこで走っている間も。マスクしながら鬼ごっこって肺活量を鍛えるトレーニングをしているようなもんですよ。

こちとら毎日8時間コースでデスクワークを生業にしているもんで、ものの数分で死にそうなくらい息が上がります。室内屋外関わらず走りまくっている少年たちとは根本から違うんですよ。もう地獄。

恐怖の鬼ごっこ:終わりがない

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そう、これが無限鬼ごっこたる所以。この鬼ごっこ終わらないんです。なぜだろう、彼らはどんなに長時間鬼ごっこを続けていても、一向に飽きる気配がありません。まさか鬼は開始2分で飽きているなんて口が裂けても言えません。そして言ったところで鬼の言うことなんて聞いてくれません。

二人の協調性がないというのがここでも(鬼にとって)裏目に出ていて、片割れを追いかけているときにもう一方は休めるんですよ。むしろどちらも鬼に追いかけられている時間はそんなに長くなくて、遠く離れた2人の間を行ったり来たりする時間のほうが長いの。

恐怖の鬼ごっこ:別名忖度鬼ごっこ

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まっとうな疑問として「鬼ごっこなんだから、子どもにタッチして子どもが鬼になればいい」とか思うでしょ。これはただの鬼ごっこではありません。私はこれを忖度鬼ごっこと呼んでいます。

まず持って鬼の決め方からしておかしい。「鬼ごっこしよーー。じゃあ鬼はパパね」の一言。むむむむ。

そして"追いかけ回して追いつきそうだけど、すんでのところで取り逃す"というのを繰り返すという暗黙のルールが出来上がっています。捕まえちゃいけないんです。え"。捕まえちゃいけない割に捕まえようとしないといけないんです。え"え"。何言ってるか分かります?
下手に捕まえようならブーイングとクレームの嵐です。なんつうか"追いかけ回して追いつきそうだけど、すんでのところで取り逃す"っていうのは鬼が一番疲れるやつですよ。

恐怖の鬼ごっこの【攻略法】

何度も何度もこの無限鬼ごっこに付き合わされた結果、攻略法を見つけました。"追いかけ回して追いつきそうだけど、すんでのところで取り逃す"と子どもに錯覚させながら、如何に体力を温存させるか、というテクニックです。

特に5歳児のほうに効果てきめんなんですが、①徐々に距離を詰める、②子どもが逃げる、③逃げた方向に先回りをして、子どもの逆をつく、を繰り返すんです。

普段ちびっ子達はバカ正直な鬼ごっこしかしていないようで、こんなふうに「逆を取られる」ことに慣れてなく、これがとんでもなく楽しいようです。嬉々として方向転換に夢中になってくれます。こっちとしてもマジ走りするのは逆を取る瞬間の数歩だけなので、とっても楽。win-winな鬼ごっこ。

ちなみにこの応用で、「右から追いかけるぞ、右から追いかけるぞ」というジェスチャーから「やっぱ左」というフェイントもくそみたいに喜ばれます。これぞ大人の知恵だ。見たか!こうやって駆け引きを学んでいけばいいよ。

恐怖の鬼ごっこ:帰るときも恐怖

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何とか、何とか生き長らえて帰路につくことができても、まだ恐怖は終わりません。つい数秒前まで無尽蔵の体力で鬼を貶めていたはずなのに、帰るとなった途端に彼らのライフが急にゼロになるんです。「もう疲れたーー(抱っこ)」「もう歩けないーーー(抱っこ)」という抱っこの強いプレッシャーがかけられ、最終的には「抱っこ抱っこ」と豪速球が投げられてきます。

3歳はともかく5歳は無理だよ。オメー何kgあると思ってんねん。こっちのほうがライフがゼロなんじゃ…誰がわいのライフをゼロにした思とんねん…なんて口を聞くわけにもいかず、何とかなだめて数メートル歩かせて、気づけばその何十倍もの距離を結局抱っこさせられるっていうね。甘えているだけなんだけど重いねん。

おわりに

そんなわけで5歳と3歳との日常の一コマを書いてみました。きっとはたから見たらとーっても微笑ましい光景なんだろうけど、思っている以上に地獄だぜってことです。