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パパ目線で伝える子育てのこと

怪獣好きの小1がいるとこうなる

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我が家は小学1年生のお兄ちゃんと保育園年中組の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は怪獣好きの息子がいる我が家の日常をお伝えします。

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登場人物紹介

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兄:小学1年生
年中くらいまでは子鉄だったのに、いつの間にか子獣になっていた。

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弟くん:年中ボーイ
兄と入れ替わるように子鉄の道を進む男。緊急事態宣言で乗り鉄が封印され不満が募る。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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怪獣好きの小学1年生

我が家の小1息子くん、三度の飯より怪獣が好きな少年になりました。ほんの2年くらいまで電車LOVEだったのに、いつの間にかいつの間にか。

きっかけはなんだったっけ…。ほんとによく覚えてない。気づいたら怪獣好きになってた。年中さんくらいで少しずつ電車愛が目減りしてきて、変わるように昆虫への興味が増してきていたんだけど、その延長線上でスケールがちょびっと大きくなって恐竜へとシフトしていったかな。

今は恐竜からも少し離れ、怪獣専門となってしまいました。ゴジラです、ゴジラ。

なんというか、恐竜好きなのは許容範囲というかむしろ喜ばしいとすら思うんですが、怪獣となるとちょっと微妙。なんちゃらうんちゃらサウルスのうんちくは褒められるけど、ラドンのうんちゃらなんちゃらは完全に流し聞き。。褒めようがないわけ。怪しい獣なわけだし。

そんな大人からの冷たい視線にも負けず、今日も張り切って怪獣活動を繰り広げる少年がいる我が家の日常を書いてみます。

怪獣好きの小1がいるとこうなる

兄弟のごっこ遊びの奇跡の分担

うちには年中さんの弟くんもいて、いつも二人で遊び散らかしています。二人でヒーローごっこ的なこともやっているんですが、世の家庭ではきっと誰が悪役になるかで揉めていると思うんですよ。それが我が家ではそういった揉め事はあまり起きません。なぜなら、進んで悪役を申し出る兄がいるから。

正義のヒーロー・シンカリオン(弟くんがハマっている)と怪獣(主にゴジラ)の戦い。おお、奇跡の役割分担。

惜しむらくは我が家のヒーローごっこでは悪役のほうが強いことかな。ヒーローも相当強いんですけどね。なぜかヒーローの攻撃がことごとく効かないんですよ。うん、致しかたない。

そういうわけで我が家のヒーローは、善良な市民(パパ)を度々標的にしては溜飲を下げています。おいおい。

描く絵の世紀末感が半端ない

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今どきというかなんというか、息子くんは学校や育成室から帰ると即プライムビデオかiPadを観ようとします。もちろんどちらもゴジラゴジラゴジラ。

iPadは画像検索でゴジラ関係の画像を検索し、気に入ったやつをせっせとお絵かきしています。ほんの2年前くらいまでは電車の絵ばっかり描いていたのに、今はずっと怪獣の絵ばっかり描いています。電車の絵はほのぼのとしていたのに、怪獣の絵を描くようになってなんか世紀末感がすごくなっている。

プライムビデオの履歴もゴジラ一色。だいぶ初期の人形感のすんごいやつとか、子ども向けのコミカル感がうるさいやつも一通り見てしまった。私の知ってるゴジラって90年代のvsシリーズと言われているやつなんですが、ゴジラって年代によってあんなにテイストが変わるんですね。いやいや、在宅勤務中の私がこんな風に感想を言えるくらいに垂れ流されているわけです。

(子鉄だった頃の一枚)

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(それが2年でこんなに世紀末感溢れるテイストに変わる)

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緊急事態宣言のモチベーションはゴジラvsコング

もはや緊急じゃない日のほうが少ないこのご時世ですが、4〜6月の宣言のときには、息子を奈落の底に落とす出来事がありました。

公開を今か今かと楽しみにしていたハリウッドの「ゴジラ vs コング」の公開が延期となってしまったのです。最初はGW明けの5月14日公開予定だったんですよ。それが確かGW入ったくらいのタイミングで公開延期となったんです。

公開翌日の5月15日に行こうと息子と約束していて、正直この延期をどう息子にカミングアウトしたらいいのか頭を抱えました。いやもう素直に全てを菅さんと小池さんのせいにして責任転嫁ですよ。だって私悪くないし。そしてコロナのせいと言ったら案外すんなりと受け入れてくれました。小1にも、いや小1だからこそ学校で色々とコロナの影響を受けていて、映画が延期になることも不思議じゃなかったんだろうな。

そんなわけで、そこからは「緊急事態宣言が終わったらきっとすぐ公開になるよ」という言葉を心の支えに約2ヶ月乗り切ってくれました。もちろん、緊急事態宣言解除後、公開されたその週に観てきましたよ。あまりにワクワクし過ぎて開始1時間前に映画館についてたからね。いや、映画も良かったですよ。迫力満点だった。

動きが不自然

小さい子ってすぐになりきるじゃないですか。うちの4歳弟くんも最近すっかり色んなヒーローになりきっちゃって、ゼンカイジャーとかシンカリオンとか、まあ微笑ましいったらありゃしない。うんうん、私も30年前に同じことやっていたよ。

かたや小1男児のほうは、なりきるのが怪獣なわけですよ。しかも変にクオリティを追求するから、「ガオーー」じゃなくって「シャーーーッ」とか「ン”ン”ウ”オ”ォォオ”」とか。可愛くないったらありゃしない。。

しかも彼らはいつも本気だし、彼らはカッコいいと思ってやってるから、人前とかでも披露しようとするわけですよ。それを必死に止めるのに疲労ですよ。

イントロクイズのレベルが高い

息子が自慢げにイントロクイズとかかましてくるんですよ。真偽のほども確かめようがない(確かめる気もない)ので、適当に聞き流していたんです。

で、保育園からのお友達に同じくゴジラ好きの子がいるんですが、その子とたまたまランチを食べる機会があって、ちょうどゴジラvsコングを観たすぐ後ってことで、ゴジラ談義に花が咲いていました。

そこで勢い余って日頃にも増して難解なイントロクイズを出しだしたんですが、なんとそのお友達がちゃんと答えるんですよ。私の耳だと音の高さが違うだけな感じなのに、ちゃんと聞き分けて答えを出してる。えっ、ちゃんとクイズやってはったんや。というより、我々に出していたときは手加減していたんだね。

おわりに

子鉄だったときもそうでしたが、私が小さな頃に微塵も興味を持たなかったことに沼ってる姿はなんだか不思議な光景です。自分の息子ではありますが、自分のコピーではない無二の存在なんだなぁ。

そんなふうに目を細めて思う気持ちも多少ありますが、やっぱり怪獣はパパちょっとついていけそうにありません。。