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パパ目線で伝える子育てのこと

小学1年生の習いごと事情

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我が家は小学1年生のお兄ちゃんと保育園年中組の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は小学校1年生の習い事事情について。

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登場人物紹介

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兄:小学1年生
日々忙しい合間を縫って、ゴジラをプライムビデオで見る日々。

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弟くん:年中ボーイ
この人も一応習いごとを始めたけど、なんか兄の時とは違って親も適当…。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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小学1年生の習いごと事情

小学生になって早3ヶ月。すっかり小学校生活にも慣れ、なんだかもう小学生が板についてきている感じ。ほんの1年前まではがっつり2時間お昼寝していた人種とは思えないわ。

そんな息子さんは学外の活動も活発です。保育園時代から「ダンス」と「ピアノ」の習いごとをそれぞれ週一回やっていましたが、このたびこれらのラインナップに「そろばん」が追加されました。曜日でいうと

  • 日曜朝:ダンス
  • 月曜夕方:ピアノ
  • 火曜夕方:そろばん

という感じです。そろばんのほうは夕方6時からなので、大人の仕事後の対応でギリ間に合いますが、月曜のピアノは夕方5時半スタート。普通に考えて仕事後に保育園(弟)と育成室(兄)をピックアップしていたのでは間に合わないのですが、今のところ私が月曜に在宅勤務を取って定時即業務終了とすることでなんとか対応しています。

子どもが一人で行けるのがベストなんですが、時間を守るという概念が希薄な小学1年生なので、一人で習いごとのために準備して家を出るってことが困難なんですよね。教室まで一人で行くのは多分大丈夫なので、あとは学校でもう少し時間の概念を学んでもらえれば…。

今どきの習いごとの様子

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私が子どもの頃は、おおよそ30年ほど前かな(もうそんな昔になるのか)、まだ精神論万歳なスパルタ指導も残っていて、水飲むなとか鉄拳制裁とかは日常にあるような時代でしたが、今は全く違いますね。子どもが楽しむことに何よりもプライオリティが置かれています。

ちなみにワタシは幼稚園の頃から10年ほど剣道をやっていました。そこそこ強くて全国大会で日本武道館で試合をしたのはいい思い出。まあ剣道なんて夏暑くて(防具で)、冬寒い(裸足で)スポーツで、そういう意味で精神力も鍛えられた…かな。

今の習いごとは、厳しさなんて微塵もないし、最低限のルールのもと伸び伸びとやらせることに重点が置かれています。そんなぬるぬるのぬるま湯だとあんまり上達もしない(ように大人からは見える)んですが、親としても上達にあまり重点を置いていないというか、せいぜい学校で困らないようにとか、将来ちょっとでも役に立てば…というモチベーションなので、ノー問題の様子。

もう少し年齢があがると、真面目な子は真面目にやって上達するんですが、小1だとまだそこまでの高い意識はない模様。でもこれが幼稚園児向けのクラスのときにはもっと酷くて、私だったら絶対ぶち切れてるわっていう感じの学級崩壊な自由ぶりでもコーチは怒らないからね。人としては感心するんですが、レッスン料返せという気持ちも2mmくらいあったのはここだけの話。

異彩を放つそろばん教室

そんななかで最近始めたそろばん教室ですが、ここは異彩を放ってます。指導理念の一番はじめに書かれているのが「心を鍛える」。

昨今の教育環境の影響で心の弱い子が増える中、「心の強さ」「タフな精神力」を身につけることで、他者との差別化を図ります。
また、挫折や逆境から立ち直ることができる、芯のあるしなやかな心を鍛えることで、どこに出てもやっていける自立心のある、打たれ強い子を育てます。

というわけで、ここめっちゃ厳しいんです。積極的に挫折とか逆境とかをぶち当てていくらしい。

でもただ厳しいだけじゃなく、実績も抜群で10段も毎年のように出しているらしい。実は私そろばんのこと全く知らなくて10段がどれほどすごいかをよく理解できていないんですが、ママ曰くすごいらしい。確かにHP見ると色んなそろばんの大会で優勝者をバンバン出しているみたい。

うちの長男くん、理系出身の私から見てあんまり算数のセンスがなく、どちらかというと文系脳をしています。足し算引き算、それぞれ小1の標準的なレベルだとは思うんですが、答えの出し方にセンスがないというか、多分あんまり深く考えられててないんだろうなぁって場面が間々あります。

ちなみに年中の弟くんは多分理系で、現時点で兄の数倍算数のセンスがあります。一つのことを理解したら、それを基に二段三段理解を深めていく感じ。それそれ、それが欲しいやつ。

長男くんに算数のセンスが乏しいこと自体はまあ致し方ないんですが、東大に行くことを宣言している彼にとって例え文系だとしても数学は避けて通れない道。今ふっつーの一般職に就いている私でも、多少の理系の素養があるおかげで色んな仕事で楽ができているという経験もあります。

そういうわけで、そろばんで計算力をつけていただいて、高校数学くらいまではつまずかずに進んでほしいわけです。それでなくとも学校でも習いごとでも家の中でもぬるま湯に浸かっている日常で、週に1回くらいは厳しい環境に身をおくのも本人の成長のためにも良いだろうと。

なお、長男くん1回目のそろばんで早速先生からあまりセンスがないことがバレてしまった様子。うん、ある意味、この先生ちゃんとデキる人だわと思うに至りました。

おわりに

毎週そろばんに行くときは少し緊張気味な息子くん。迎えに行くと終わってほっとしているのか、上機嫌に出てきます。なんというか単純な男よ。こうやって少しずつ世間を知っていったらいいと思うよ。