我が家は小学1年生のお兄ちゃんと保育園年中組の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は小学生になって一人で行動することも増えてきた兄にこっそりくっつけている見守り用GPSのレビュー。
登場人物紹介
![]() |
兄:小学1年生 |
![]() |
弟くん:年中ボーイ |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
小学生、親の目の届かない時間が増えてきた
この4月から小学生となった息子。それまではどこに行くにも親がついて行きましたが、自宅から小学校、小学校から育成室までの道のりは、親なしで行くことも増えてきました。朝の登校は途中までついていくけど、帰りの育成室までは完全に親の目は届かない。ま、お友達と行くから一人で行くわけじゃないんですけどね。
一人で行動するわけではないとはいえ、やんちゃくれの小学1年生ですから、放し飼いにするのはやっぱりちょっと不安なわけですよ。息子は誰とでも気軽に仲良くなれてしまうタイプで、逆にいうと見知らぬ人にほいほい付いていく…なんて考えたくもない事態も想像はしてしまうのです。
そんなわけで、子ども用GPSを息子にも導入しています。今はなんと便利な時代なんでしょうね。
色んなメーカーから色んな子ども用GPSが出ていますが、我が家は「まもサーチ2」というのを使ってます。そろそろ導入して1ヶ月経ったので、使用感などレビューしてみます。
まもサーチ2使用感レビュー
不満なしの一言
まあ一言でいうなら、不満なしの一言です。
我が家が子ども用GPSに求めていたのは、「現在地が分かること」「指定の場所についたら通知してくれること」の2点でしたが、この2点について全く何の問題もなく動作してくれています。
指定の場所には通っている小学校と育成室(学童)を登録しています。位置情報の定期更新をバッテリー持ち優先にして3〜4分置きに設定しているんですが、だいたいその誤差の範囲内で子どもが指定場所に出入りしたら通知してくれます。
一度だけ、小学校から10mくらいの誤差が出て、表示上小学校横のグラウンドの端にいることになっていましたが(しょうがないから念の為小学校まで行って、下駄箱に靴があることを確認した)、誤作動といえばこの1回くらい。
ちなみに普段はランドセルのポケットに入れています。息子にも入れていることを一応言った気がしますが、多分もう忘れてる。
気になるバッテリーの持ち、ランニングコストは?
(アプリではこんな感じで位置情報を確認できます。)
機能面で十分なのは良いとして、気になるのはバッテリーの持ちとランニングコストです。
まずバッテリーの持ちですが、これはどのくらいの頻度で位置情報を取りに行くかによっても変わってくるかと思いますが、我が家の場合は3〜4分置きのバッテリー優先モードにして、1週間はバッテリーは持ちます。カタログスペックだと2週間〜と書いてましたが、2週間は持たない感じ。うちの子がウロチョロするから?毎週末に充電するようなイメージです。カタログスペックよりパフォーマンスが悪いですが、この頻度なら許容範囲です。逆に週末忘れがちになるけどね(1回充電忘れたことあり)。
ランニングコストは月528円です。年契約にすると年間5,500円となるみたいです。本体価格が6,000円しますが、今年は新入学の時期にキャンペーンで本体価格0円でゲットできました(ラッキー)。何を隠そう、この本体価格0円に釣られて買ったんですけどね。他にも候補にあげていた子ども用GPSはあったんですが、本体価格を入れると諸費用がダントツでまもサーチが安くなりました。
その他ええ感じに使っている機能
他の子ども用GPSにもきっと当然のようについている機能なんだとは思いますが、このあたりが便利です。
指定のメールアドレスに通知してくれる
息子が学校終わって育成室に向かう時間は親が絶賛仕事中の時間。正味わたしは不良従業員なので、仕事中にスマホを取り出して位置確認をすること自体は簡単に出来るんですが、正味真面目な性格が災いしてか、ちょいちょい確認するのを忘れるんですよ。
なので、職場のPCでも覗けるメールアドレス宛にプッシュで通知が来てくれるととてもありがたいわけです。ちなみに5人までサブ管理者として登録できるので、ママも同じように通知が行くようになってます。
電池残量が少なくなったときも通知が来る
電池残量はアプリを立ち上げて見るか、端末を見るかなのですが、上述の通り普段はメール通知で動向を把握しててアプリを立ち上げないし、端末はランドセルに入れっぱなしなので、電池残量を知るすべがないのです。なのでこの通知がホント助かる。
まぁ通知が来ても、仕事中とかで手元に端末がないことが多く、充電することを覚えてないといけないという新たな問題があるんですけどね。
移動履歴もバレちゃう
自分に同じことされたらゾッとしますが(怪しいことをしてるわけじゃないけど)、登下校で通った道を確認できます。その道は通っちゃダメよ、と言っていた道を通って帰ってきたことがあり、目ざといママから大目玉食らってました。
強いて言うならエリア通知の半径がちょっと大きめ
特段の不満は無いのですが、強いて挙げるならコレ。
指定のエリアへの出入りを通知してくれる機能なんですが、最小の範囲が100m単位なんですよね。我が家は恵まれていて、自宅と学校の間の通学路の途中に育成室があるんですが、その育成室の近くを通るたびに通知が来るというね。まぁ致し方ない。
小学1年生男児、結構カオスだわ
仕事がちょっと落ち着いている時期というのもあって、学校が昼過ぎに終わる息子に合わせてちょいちょい半休とかを取っています。週5で育成室に夕方までどーんというのも疲れるだろうからね。
で、とある雨の日に、たまたま学校終わりの育成室に向かう子どもたちの群れと遭遇したのですが、小学1年男児くんのうち(小学1年生は交通安全のランドセルカバーをしてるからすぐ判別できる)、半数以上が傘さしてなかった笑
女の子はねぇ、ちゃんとさしてたし、2年生以上も大体さしてたんだけど、1年生男児は逆にさしているほうが少数派だったわ。いやね、いいんだけどね、ご家庭の苦労を想像せずにいられなかったね。きっと悪びれもせずにビショビショになって帰ってくるんですよ。そういえば私も小学生の頃は傘を単なる武器だとしか思って無かったわ。
ちなみにうちの息子はなんと少数派のほうで、ちゃんと傘さしてたの。すごい!(親バカ)
1年生男児は、傘はささないし、列を守る意識もないし、自由そのものだったわ。
おわりに
小学生になり、いきなり子どもの階段を3段くらい駆け上がってしまった感じがあって、親のほうが戸惑ってますが、文明の力も借りながら何とか頑張ってます。