我が家は小学1年生のお兄ちゃんと保育園年中組の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は新小学1年生の息子の朝にゆとりを持たせる取り組みについて。
登場人物紹介
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兄:小学1年生 |
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弟くん:年中ボーイ |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
小学1年生の朝は時間との勝負
この4月から1年生となったお兄ちゃん。体に合ってない大きなランドセルを背負って、毎朝小学校まで行っています。
学校の準備は前の日に済ませているし、保育園時代と比べて何か朝の作業が増えたというわけではないんですが、保育園時代は何かと大人がフォローをしていたわけです。それがまあ小学生になったわけだし、なるだけ自分でやるように指導方針をシフトしています。
とはいえ、小学校にあがったからといっていきなり全部1人で完璧にできるようになるわけもなく、やっぱり大人がフォローに回っているわけですが、せめて時間感覚を持って自発的に朝の準備に取り掛かってほしいわけですよ。
で、朝の支度のなにが不毛かって、この大人のフォローが不毛なんですよ。フォローっていうのは、つまり「お着替えして〜」とか「かお洗って〜」とかの声がけというか指示出しなんですが、まあこれが彼の耳まで届かない。彼のノイズキャンセリング機能は非常に高性能で、自分に不都合のある声はすべてシャットアウトされてしまいます。ホント10回言って、なんとか耳に届く感じ。これは双方にとって無駄が多い。
親の声は届かないのに、Siriの音声は届く不思議
彼の都合の良すぎるノイズキャンセリング機能ですが、Siriの音声はなぜだかちゃんと拾ってくれます。彼の耳はどういう構造をしているんだろう…。
そういうわけで、彼の耳の特性を最大限考慮し、Siriさんに息子の朝のフォローを担当いただくことにしました。
つまりは、「朝の指定の時間に、あらかじめ設定しておいた声がけの音声を読み上げる」ということをやってみました。
設定方法
我が家ではiPhone/iPadを持っていて、使うのはApple純正の「ショートカット」というアプリです。最初からiPhone/iPadに入っていると思います。
このアプリは「よく使う機能やさまざまな操作を自動化して実行する」アプリです。今回は、このアプリに自動化させる操作として、指定の時間に指定の文章を読み上げるという操作をさせます。
まずはアプリを起動させ、画面下(iphoneだとipadだと画面横だったかしら)の「オートメーション」を選択。
今回は「平日の指定時間」という条件なので、"時刻"を選択。
で、こんな感じに時刻を指定し、"繰り返し"を"毎週"にして月〜金を選択。
次の画面では、アクションを定義するので、
アクションとして"書類"を選択。
で、"書類"の中の"テキストを読み上げる"を選択。
そうするとこんな感じにテキストを指定できるので、
ここに読んでもらいたい文章を入力します。ちなみにこの下の"表示を増やす"を押すと、もっと詳細な設定ができて、読み上げるスピードとか声の種類を選べたりします。
最後の画面で、一番下の"実行の前に尋ねる"をオフにします。これをしないといちいち実行前に聞いてくるので自動化にならない。
これで設定完了です。
実際に試してみたら…
今のところ効果はまあまあってところです。
少なくとも1回で彼の耳に届き、それなりに早めに準備に取り組んでくれるようになりました。まあまだiPadが急に喋り出した!という真新しさに釣られている感は否めませんが、願わくはこれが習慣化して「iPadに急かされたら急がなきゃ」となってもらえればなぁと思っております。
今年の1年生何かがおかしい!?
1年生のランドセルにつける交通安全カバー。文京区はいらすとやさん風のイラストです。で、よく見てください。なんかおかしいと思いませんか?
そう、よーく見ると「こうつうあんぜん」じゃなくて「こうつつあんぜん」になってる!!
最初はうちだけかな(ハズレを引いたな…)と思ってましたが、なんと文京区の新1年生みんな「こうつつあんぜん」っぽい。mana-catさんも言ってたし。
自治体から訂正されたものが後日届くそうなので、そっとしておきます☺️ https://t.co/Xlc4Twb4ii
— Manami Taira (@mana_cat) 2021年4月8日
で、これ更なる真実に息子が気付きました。カバーの男の子の帽子をよーく見ると、
"う"の上のちょんが落ちてるーー!なるほどなるほど、ちゃんと「こうつうあんぜん」だったんだけど、"う"のちょんが落ちて「こうつつあんぜん」になったんだね。・・・ちょっと意味わかんないです。てか息子よく気づいたな。
おわりに
そんなわけで新1年生、自治体も我が家もまだまだ試行錯誤で動いております。