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コロナ禍の国立小(筑波・お茶の水・学芸大竹早)お受験記録

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我が家は5歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は5歳のお兄ちゃんのお受験記録。

登場人物紹介

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兄:5歳11ヶ月
来年からランドセルボーイ

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弟くん:3歳7ヶ月
まだまだ保育園児をエンジョイ予定なボーイ

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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コロナ禍における国立小お受験記録

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文京区に住む我が家は、国立大附属の小学校が3つ(筑波大附属、お茶の水女子大附属、東京学芸大附属竹早)も通学圏内に入る稀有な立地に住んでます。別にお受験目的で文京区に住んだわけではないんですが、せっかく可能性があるんだからと自宅でできる範囲でのお受験を考えていました。

で、まだお茶の水女子大附属は結果が出ていないんですが、今のところ「惨敗」です。なんというかお受験の土俵にも上がれなかった感じ。べ、別にいいんだもん。悔しくなんかないもん。息子の能力で落ちたわけでなく単に運がなかっただけだからしょうがないんだもん。

そんなわけでここまでのお受験記録をまとめてみます。

コロナ禍でより狭き門に!

実はすこーしだけ期待していたことがあります。このコロナ禍により塾に通わせてがっつり対策を練った受験生が減る・あるいは十分な対策ができない、みたいなことが多少あるんじゃないのかなぁって。もしくはそもそも受験者数が減るとか。

うちの息子は100%自宅学習で対策をしていて、私が言っても単なる親バカでしかありませんが、かなり難易度の高い問題集なんかをかなりスラスラ解くんですよ。

小学校で習う知識の先取りの学習ではなく、図形問題であったり、鏡絵の問題だったり、パズルをやってるみたいで大人もうーんと首を傾げながら解くような楽しい問題なんですが、それを大人以上にスラスラ解いて正解しやがるわけです。私から見るとほとんど考えずに解いてる感じ。パッと浮かぶんでしょうね。分かんないけど。

そして、運動能力もそこそこあるし、公園ですぐに見知らぬ子どもと仲良くなるくらい無駄にコミュ力も高いし、結構"お受験向き"な子どもだと思っていたわけです。

なので、これで周りの子達が少し対策が疎かになればワンチャンあるかなって思っていたのです。

が、このコロナ禍はそんな甘いもんじゃなかった。

この3つの国立小はいずれも1次選抜が抽選です。だいたい例年だと、筑波附属小が当選確率50%くらいで、お茶と学芸大竹早はそれぞれ当選確率25%くらい。で、この3つの小学校に出願すれば7割の確率で1つは2次選抜に進めるという感じになっています。

ところが、このコロナで一度に選考する人数を減らすとかなんだとかで、筑波大附属小が例年よりも一次選抜で"絞る"ことになり、お茶や学芸竹早並みの確率になってしまったのです。そうなると確率論でいえば、全落ちの可能性が約50%に跳ね上がる。そして・・・現在のところ、筑波附属小・学芸大竹早と抽選落ちとなっている、という状況です。

正直、筑波附属小は1次抽選の合格確率が高いのと、2次試験の問題が息子向き(大人でもうーーんと唸るくらい難しい気がするのに、唸らずスラスラ解けてしまう相性の良さ)だったこともあって、ひょっとしたらイケるかもなんて思っていたのに、がっかり。。。

残すはお茶の水女子大附属。悠仁さまですね。もはや祈るくらいしかできませんが、せめて一回は選考の土俵に立ちたいなぁ。

お受験するかどうかに関係なく国立小のお受験対策をするのは良いかもしれない

前にも似たようなことを書きましたが、国立大附属小の試験問題ってすごく頭を使うんですよ。

このくらいの子どもの教育って小学校の勉強を先取りすることに目が行きがちなんですよ。文字の書き取りとか算数のお勉強とか。それはそれで小学校入学後のスムーズな学習につなげる意味は大きくあると思いますが、どうしても暗記っぽくなるんですよね。
子どもって能動的に頭を使わないんです。なので、考えることをさせるためには考えてくれる問題を出すことが大事だと気づきました。かといって、やって楽しくない、難しい問題はそれはそれでやる気が出ないんです。まーわがまま。

そんなわがままな子どもが楽しく考えながらできるのが国立小学校の問題かもしれない。大人でもやると頭が柔らかくなる。

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そんなわけで、オススメの問題集その1がこちら。聞く力を磨いてくれる問題集。長文の問題を聞いて、その後その聞いた内容を問うような設問が出されます。なんかTOEICとかでありそうなやつ。ちなみに私が一番苦手なやつ。2秒前の話を覚えてないから。

筑波附属の問題だと話すのに2〜3分かかるくらいの長文の聞き取り問題が出るんですよ。もはや鬼畜レベル。それが5歳児のスポンジ脳にかかれば平然と一回聞いただけで話を覚えるから恐ろしい。

我が家は筑波附属、学芸大附属竹早、お茶の水女子附属の3つを受けましたが、選考の内容は三者三様です。

で、そのなかで筑波附属が頭捻らす系の問題をたくさん出す傾向です。なのでお勉強としては筑波の対策を中心にやってました。こんなに幅広く色んな問題を出すんやな、と感動するくらいのバラエティ。

問題集としては結構高価な類になって、一冊数千円とかするんですが、やってみる価値は十分あると思います。小学校入ってからだと教科の勉強が始まっちゃうからね、やるならこのタイミング!と思ってやってました。

おわりに

まだ完全終了というわけではありませんが、何となくもう望みは薄くなってしまった感じのある我が家のお受験。

でもここまで積み上げてきたお勉強は息子の力になってると確信しています。なんか賢いもん。そんなわけで、やってよかった国立小学校受験、というお話でした。