我が家は5歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は5歳のお兄ちゃん用に新たに買った図鑑の話。
登場人物紹介
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兄:5歳5ヶ月 |
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弟くん:3歳3ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
ライトな小学校受験を考えている我が家
近所にあるから、という流川楓が湘北に行った理由みたいな感じで国立小学校の受験を考えています。国立小は運の要素が大きいこともあり(半分以上はくじ引きで落とされる)、そこまで本気で志望しているわけではありませんが、でも万が一ってこともあり得るので、対策だけは家でやろうと思ってます。
ただ、国立小の対策って机にかじりつきながらお勉強する感じではないんですよ。もちろんそういうのも多少あるので、それは問題集とか買ってやってもらってるんですが、基本は普段の生活の中で如何に好奇心を持って色んな知識を吸収していくか、が大事みたいなのです。
うちの息子は割とそういう好奇心はあるほうだと思いますが、気の向くままに好奇心を向わせていったらどっかに偏ってしまいます。
満遍なく幅広く好奇心を広げて欲しい…そんなときに役立つものといえば図鑑!というわけで、お受験対策の一環として買った図鑑のレビューをしてみます。
小学館の子ども図鑑プレNEO 楽しく学ぶ きせつの図鑑
そういうわけで我が家にやってきたのがこの図鑑です。正直、お受験対策という目的がなければ決して手に取らなかったであろう図鑑です。何よりその存在を知らなかった。こんなテーマの図鑑があるんや。
これまで我が家にあった図鑑は、電車、乗り物、虫、身体、比べる、と言った物質的な対象を取り上げた図鑑ばかりでした。というか図鑑ってそういうもんだと思ってた。
それが季節なんていうふわっとしたものにフォーカスを当てた図鑑があるとは…。
お受験でも古くからある日本の四季折々の行事とか、そーゆうのに詳しくなっておくと有効なんだって。特に国立小は私立小とはまた違うベクトルのお利口さんが好まれるようで、季節に根付いた伝統行事とか文化とかの諸々に詳しくなっておくことは大事なんだそうです。
実は私もホントのところはよく分かってないんですが、お受験を抜きにしてもとっても大事な知識だと思うので、迷うことなくポチッと買っちゃいました。
きせつの図鑑って何が載ってるのか
季節の図鑑なので、当然春夏秋冬のそれぞれについて書かれています。そして驚くのがそのボリューム。なんとこの図鑑200ページもあります。ひと季節あたり50ページ!なんつーボリューム。
「はるのこと いくつしっていますか?」というページから始まり、各季節の
- 行事と暮らし
- 歌
- 言葉
- 色
- 植物
- 生き物
- 食べ物
- 天気
について書かれてます。
春だったら「ひなまつり」「花見」「端午の節句」が行事として関連する知識も含めて詳しく書かれ、「うれしいひなまつり」「こいのぼり」が春の歌として紹介されてます。
春の言葉として「のどか」「うららか」等々、色は「桜色」「山吹色」「鶯色」等々等々、もうねホントたっくさん載ってます。てか鶯色って私完全に感違いしてピンクっぽい色かと思ってたら緑に近い色なんですね。知らなんだ。
こんな感じで正直大人の私が見ても知らないことばっかり!でもね、確かに散歩してるとそこら辺で見かける植物や虫もたくさんいるんですよ。いやこりゃ勉強になるわ。
アフターコロナじゃなく、アフターきせつの図鑑は身の回りの世界が変わったような気がします。三十路も後半な私ですが、如何にこういうのに疎く育ってきたのか身に染みて感じました。
興味のない図鑑への興味の持たせ方
我が家も最初の頃は、子どもが興味を持つ→図鑑を買うという流れだったんですが、最近は図鑑を買う→それに興味を持ってもらうという流れができつつあります。
このきせつの図鑑をはじめ、一見子どもが?となりそうな物もあるんですが、子どもに興味を持ってもらうためにちょっとした必勝法があります。
それはずばり大人が読むこと。子どもって大人がやっていることにとても興味があるんですよ。
そんな大人が図鑑を読んでいれば、百発百中でその図鑑を横取りして自分で読みたがります。しめしめ。
そして恐ろしい子どもの記憶力。ちょろっと図鑑に目を通すだけでだいたい覚えてしまうんです。
この図鑑の話ではないんですが、小学館のNEOくらべる図鑑ってものすごくオススメの図鑑があって、うちの息子も頻繁に見ているんですが、ついこの間もテレビでクイズ番組を見てたら、この図鑑の最後あたりのページに載ってた!とか言ってクイズに正解したり。身についてますがな!
あとは図鑑のイラストをお絵描きしてもらうのもオススメ。単に眺めているだけじゃ気づかない細かな特徴に気づけたりします。イラストも上達するし一石二鳥。
おわりに
我が家に新しく来た図鑑は、これまでとはまた系統の違う「きせつの図鑑」。これでまた一つ賢い息子になってほしいと思うのでした。