我が家は5歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は5歳のお兄ちゃんがどうやら日本の国民病を患ってしまった話。
登場人物紹介
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兄:5歳2ヶ月 |
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弟くん:2歳11ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
5歳児が鼻水をダラダラ流してます。
(*子鉄のマスクはやっぱり…*)
実は3歳くらいのときから疑っていました。このシーズンになるとサラサラの鼻水が彼の鼻からよく垂れてるなぁと思ってました。
もうその時から既に薄々気付いていましたが、3歳からそんなんを患うなんて…という悲しい気持ちを誤魔化すために見て見ぬ振りを決め込んでました。そんなに症状は酷くなかったしね。
で、5歳となった今年。先週くらいから急に鼻水をズーズー言わせ始めました。先日書いた通り、件のコロナウィルス流行にともなって我が家の息子たちは逆に体調がすこぶる良かったはず、なのにです。
そう、もう逃げられない。もうこれ以上現実から目を背けてはいけない。
彼は花粉症です。花粉症歴20年をゆうに超えるプロ級の私から見て、もう完全に花粉症の症状です。
私も母親が重度の花粉症で、その遺伝?からなのか小学生の頃から花粉症に悩まされていましたが、それでも確か症状を自覚したのが10歳くらい。それが弱冠5歳にして花粉症…。
てか、まだ舞い始めたばかりで飛散量も少ないはずなのに、もう症状出てるの!?結構な重症です。
ちなみにうちの5歳児くんは、性格的には超絶なやんちゃくれでハチャメチャな男児ですが、身体的には案外弱く、弟くんよりも頻繁に風邪をひいています。
気管支が強くないのにフルスロットで動き回るから、すぐにオーバーヒートしちゃう。自分の身体の限界を越えて動くことに躊躇いがないんです。後先考えないタイプ。
あとアレルギー体質で、卵アレルギー、乳アレルギー持ちです。今だに牛乳はそのまま飲ませられないし、(体調がいまいちだと特に)少量のチーズとかで顔が赤くなることもあります。
5歳男児の花粉症はかなり大変
(*屋外に出ないと発狂するブラザーズ*)
もう少し大きくなれば、その鼻水の原因が花粉であり、その花粉が自らに寄ってこないためにできることを理解してくれると思いますが、そこはまだ5歳児。自分の鼻水の原因をまだ理解することができていません。
マスクもせずに思い切り公園を走り回ったりね。そもそも病気でもないのに家に引きこもっていることができない性格。保育園でも当然外遊びはたくさんあるし、土日も外に出てなんぼみたいなところがあります。
ごほんごほん咳をしている状況ならマスクをしてくれますが、健康体でマスクを付けさせてもじきに取れてしまいます。もはや無意識にマスクを外してる。
花粉症の改善にいま最も効果があると思われる舌下免疫療法も治療に何年もかかるし、5歳児が実践するのはまだ難しい。
一応病院で抗アレルギーの薬を処方してもらいましたが、本人にその自覚がないのでほとんど気休めに近いです。
単に鼻水が垂れるだけで済むならいいですが、この1週間でいびきが大きくなっているし、息が辛そうな瞬間と見受けられ、熟睡できていないのではという疑念があります。
そのせいなのか(?)、機嫌が悪い時間が増え、すぐにギャーギャー言ってます。あとすぐ眠たくなるのか、夜の寝つきも今まで以上にすんなり寝るように。弟くんと一緒に布団に入っても弟くんより先に寝付くことが珍しくありません。
熟睡できていないってことは、それだけ体が弱るってことだし、コロナウィルスももう身近なところまで迫ってきているところだし、何とも悩ましいのです。
コロナウィルスの影響で花粉症対策に支障が…。
コロナウィルスの影響が花粉症対策に如実に響いています。
マスクがないっていうのももちろんありますが、そもそもあってもしないマスクなんで、そこはまぁ良い。
でも花粉とかPM2.5をブロックする的なスプレーも今すんごい品薄なんですよ。なんかウィルスもブロックするらしいってことで売れまくってるみたい。うげげげげ。
それこそ、このコロナウィルスの脅威から逃れるために、極力人混みを避けて遊ぶ羽目になり、つまりは近所の公園が主なお出かけコースとなっている今。コロナウィルスはないかもしれないけど、花粉は山ほど舞ってるわけですよ。
あんまりアピールしてませんが、私も花粉症持ち。20年以上も彼と付き合って生きている古参の人間です。私は息子と違ってしっかりマスクでガードしていますが、それでも長時間屋外にいるのは厳しいもんですよ。
この時期のお出かけはホントは屋内で済ませて花粉から逃げたいんだけどな…。
今年は花粉の飛散量は少ない予想なのが不幸中の幸い。でもこのコロナウィルスも収束どころかどんどん酷い事態になっているし、マスクも一向に手に入らないし、今年の春はいろんな面で地獄を見そうな悪い予感がする…。
おわりに
コロナウィルスの影で密かに舞い始めた2020年のスギ花粉。鼻水をズーズー言わせる子どもを見ると何とも沈痛な気持ちになってしまいます。この子が大人になる頃には何か良い治療法が確立されてればいいな…と祈りながら対処療法で躱していきます。