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パパ目線で伝える子育てのこと

4歳児を勉強好きにさせた私の親塾メソッド

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は4歳のお兄ちゃんの教育について。

登場人物紹介

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兄:4歳10ヶ月
最近一丁前に「あ〜おべんきょうがいそがしい」とか言うようになった。ちなみに全く忙しくはない。

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弟くん:2歳7ヶ月
兄の横で鉛筆を持ってせっせと何か書いているボーイ。いつも同じに見えるぐちゃぐちゃな線だけど、毎回「◯◯できた!」の◯◯が違う。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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我が家の親塾メソッド

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息子が4歳になったあたりから始めたお勉強。我が家は今のところ塾などには通わせず、自宅学習という形でやっています。

せいぜい一日10分程度ですが、ほぼ毎晩勉強をすることができています。旅行とかよほど体調が悪いとか、そういった理由でなければホントに毎晩やってます。

そしてこの半年で想像以上にできることが増えてきた息子。その成長に毎晩のお勉強も少しは寄与している…はずです。

毎晩のお勉強の相手をしているのは、この私。もちろん今まで4歳児に勉強を教えた経験なんてなく、手探り手探りの試行錯誤でここまでやってきました。

もう最近だと息子から「よし、じゃあべんきょうしよか」なーんて言ってくれることも増えてきていて、今のところ私の取り組みは成功と呼べるんじゃないかと自画自賛しています。

本エントリでは、そんな調子に乗っている私が、息子を勉強好きにさせたコツについて挙げていきます。

4歳児を勉強好きにさせた私の接し方

声かけしない

小さな子どもを思い通りに動かしたいときに重要なのが「声がけ」。トイトレも結局は声がけ次第だし、イヤイヤ期を上手く乗り越えるのも声がけ次第。

そんな超重要な声がけですが、敢えてしていません。逆にね、逆に。

トイレとか朝の準備とかって「待てる時間」が限られていて、できる限り早くして欲しいという切羽詰まった状況であることが多いです。

でもこのお勉強に関しては、最悪今しなくたっていいもの。焦ってさせる必要もないし、自分のタイミングでさせることが結局勉強をする集中力にも良かったりします。

そういうわけで、お勉強のセッティングだけして、あとは息子がその気になるのをテーブルに座りながらひたすら待ちます。

勉強が楽しい・面白いものだと思ってくれていれば、声がけなんてしなくてもすぐにやってきてくれるものなんです。

教えない、けどずっと付き合う

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いざテーブルに座って、さぁお勉強〜となっても、基本的には私は何も言いません。息子がヘルプを求めてきたらアドバイスをするようにしていますが、口うるさくならないよう最低限に留めています。

文字の書き取りをさせていても、もっと丁寧に書いて欲しいとか、あぁ書き順が…とかとか、横やりを入れたくなることはたくさんあるんですが、どれもこれもぐっと堪えています。

多分ここで口出しをしたら明日からやってくれなくなる。そんな苦い経験を何回もしたことがあります。

だいたい親が教師になるって多分良くないんですよ。親と子だとお互い近すぎる。ひらがなの正しい書き方なんて、これから長い学生人生でいずれ誰かが教えてくれるさなんて思いながら丸投げしてます。あまりにも酷いときには優しく言うけどね。

その一方で、息子が勉強している間は、私は何もせずに息子の様子をずっと見ているようにしています。間違ってもスマホは弄りません。監視という意味合いではなく、一緒にやっているという一体感のためです。

話は逸れますが、息子は週に一回体操教室に通っています。教室の脇で親も見るスタイルなんですが、座っているだけで別の作業をしている親も多いんです。スマホを見たり、PCで仕事をしている人までいたり。

でも子どもの様子を見ているとチラチラ親のほうを見ているんです。あーやっぱり見て欲しいんだなぁって思います。

こういう体験もあり、体操教室もお勉強のときも息子ファーストで息子のことを見ることに集中するようにしています。

教材は自分の子供用にカスタマイズする

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4歳児に解かせる教材って選ぶのがめちゃくちゃ難しいです。市販されているものだと種類が限られてしまうのに対し、子どもはみんなオンリーワンでそれぞれベストな内容が違うんです。

同じ4歳でも上手に文字を書く子どももいるし、桁上がりの足し算ができる子どももいる。電車が好きな子どももいれば、ヒーローものが好きな子どももいる。

で、4歳だと面白くないとか全然分からないとか思われてしまったら途端にやる気が消え去ります。あいつらには忍耐とか継続とか妥協といった概念がないので、「嫌」と思われたらもうお終いなんです。

なので我が家は息子にさせる教材を手作りでやってます。手作りで息子の興味のあるもの、息子に合った内容のものをさせています。作り始めると案外楽しいものだったりします。

(*私が作った教材のまとめ*)

www.papapatto.com

基本は復習のつもりでさせる

毎晩お勉強という形で机に座ってさせていますが、基本は復習です。日常生活で覚えたことを定着させるということに重点を置いています。

新しい知識を学ばせたいという願望もあるんですが、実際のところ親が恣意的に何かを吹き込むのって難しいんですよ。前述した通り、4歳児って気まぐれもいいところなので大人の思う通りにはまーったく動かない。

何かを学ばせたいなら机の上での学びじゃなくて、生活の中でさりげなく実践させるのが一番でした。で、何かを覚えたらすぐにそれに関する教材を手作りしてお勉強させる。

このやり方だと子どもの興味を引くこともできるし、知識の定着もしやすいんですよ。

(*生活の中で使える知育グッズ特集*)

www.papapatto.com

手を変え品を変える

相手は5分おきに気分が変わる気分屋の4歳児。毎日毎日同じ調子では三日と通用しません。手を変え品を変え、飽きさせない工夫が肝となります。

間違っても「こっちが教えてやってるんだ」という上から目線で向かってはいけません。お客様は神様。こちらでよろしいでしょうか。お加減はいかがでしょうか。下から下から攻めていきます。

先ほど手作りの教材をさせていると書きましたが、日によっては市販のドリルを使うこともあります。

www.papapatto.com

できるだけバラエティ豊かに飽きさせないように。かといってあんまり変えすぎると逆効果になったりするんですよね。ホント4歳児って難しい年頃…。変えるのは少しずつ、少しずつ。新しいことも取り入れ過ぎない。絶妙な塩梅が必要です。

もちろん手放しで褒める

もちろん手放しで褒めています。先ほども書きましたが、色々横槍とか小言とか指摘とかしたくなるんですよ。「そこはそうじゃなくて、こうだよ」って。

でもよっぽどの間違いでなければグッと飲み込んで、褒めちぎります。「上手だね〜」「よく出来たね〜」「さっすが!」てな具合に。

ホントは直すべきところはキチンと教え込むのが正しいんでしょうけど、残念ながら私にはそれをすることによってヘソを曲げてしまう子どもにもう一度モチベーションを持たせて取り組ませるほどの力量はありません。

まぁいずれいろんな場面で正しいものを学んでくれるだろうと、そこは大目に見て「お勉強」という習慣をつけてもらうことを優先しています。それでもこの半年で目を見張るほどの成長をしているんだから儲けもんです。

おわりに

4歳も折り返しを過ぎた息子。お勉強の面では順調に折り返ししてくれたと思います。この調子で小学生になるまで突っ走っていきます。

(*使う鉛筆も勿論こだわりの1本*)