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4歳児の発達*自宅学習で4歳児が身に付けたこと【親塾メソッド】

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は我が家の4歳児が今できることをまとめてみます。

登場人物紹介

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兄:4歳8ヶ月
4歳も折り返し。全体的に4歳児の標準くらいできるボーイ。

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弟くん:2歳4ヶ月
2歳になって日の浅いボーイ。兄のおちょくりだけは既に一丁前。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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我が家の4歳児、すくすく成長中

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我が家の4歳兄。4歳の一年も折り返し地点を過ぎ、この半年だけで見てもいろいろな知識を身につけました。

ほんとスポンジのように何でもすぐに吸収していってしまうから恐ろしいです。2歳弟もスポンジ脳を持っているはずですが、こちらはスポンジがフニャフニャ過ぎて、まだどうにも吸収が悪いです。それが4歳になって物事の分別がつくと、ここまでポンポン覚えてるのかと驚かずにはいられません。きっと自分にもそういう頃があったはずなのに、なんか別の生物を見ているようです。

ただ息子が特別に優秀ってわけではなく、色んな情報を見るとだいたい4歳の標準的な発達具合をしているようです。てことは世の4歳はみんなこんなに成長するのか…。

そういうわけで、ここぞとばかりに今色々と教え込んでいます。あっという間に身につけてしまったものもあるし、未だ苦労しているものもありますが、本エントリでは標準的な4歳児である息子が今できることをまとめてみます。

ついでに、その習得にあたってどんなことが効果的だったかも残しておきたいと思います。

我が家の4歳児の発達状況

集中力:3分→10分以上

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まずは何をさせるにしても重要な「集中力」。3歳までの息子は注意散漫ボーイで、5分と何かに集中して取り組むことができませんでした。

4歳半となった今、時には30分くらい集中して何かに取り組むことも見受けられるように。流石に30分も集中するのは滅多にありませんが、毎晩取り組んでいるドリルは平均して10分以上は集中して解いています。

自分の好きなことに長い時間集中することは難しくないと思いますが、そうでないことにこれだけ集中して取り組めるようになったのは正直驚きです。

うちの息子の集中力向上に役立ったなぁと思うのは、ジグソーパズル。4歳なりたてのときに初めてさせたのですが、それまでに見せたことのない集中力で真剣にパズルに取り組んでいました。あれから半年経った今でもパズルは定期的にやりたがり、すごい集中力を見せてくれます。

このパズルでの集中をきっかけに、集中の仕方を掴んでくれたような気がします。

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学習状況:ひらがな・カタカナを自在に書けるように

3歳の頃はまったく書けませんでした。ホントにまったく。

それがこの半年で、ひらがな・カタカナをほぼマスターし、自在に書くことができるように。

ウチの4歳児は「文字を書けるようになりたい」なんてモチベーションはありませんでした。でも毎晩コツコツとドリルをやり続け、何度も反復練習することで自然と身につけてくれました。

文字が書けるようになったことで、本もそこそこ早いスピードで読めるようになったし、この半年での読み書きに関するレベルアップは凄まじいものです。

文字の読み書きについては自作のドリルを使ってます。なんだかんだ楽しそうにやってくれるので、パパも嬉しくなって次々と作ってしまってます。この半年で100ページぐらいやってるんですよ(自慢)

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運動能力:前回り、鉄棒、跳び箱ができるように

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運動神経は人並み以上にあると思います。なかなか俊敏に動いては我々の視界から消えていきます。

マット運動前回りや鉄棒、跳び箱もどうやら4歳平均以上にはできるみたいです。これは1年以上にわたって体操教室に通わせていたおかげです。これは通わせて正解だったかな。

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ただちょっと球技が苦手かも。特に投げるほう。コンクリートジャングル東京で育てていることもあり、ボールを思い切り投げる機会をあまり作ってあげられなかったからかな。

キャッチボールをすることはあるんですが、息子が遠くまで投げられないので、大人は下からトスでも届く距離間。そこを意識せずに下手でやっていたのもよくなかった。

ボールを投げるってリリースポイントとか、下半身と上半身の連動とか、案外難しいみたい。そこを教えることが漏れてました。もっと上手から投げて実演するべきだった…。

手先の器用さ・巧緻性:ハサミを持つ姿を安心して見てられるように

運動神経は人並み以上にある息子ですが、ボールを投げるのが不格好というのから分かるようにかなり不器用な部類の子どもです。

3歳頃まではぬり絵も上手に描けなかったし、細かい動作が必要な遊びも苦手でした。豪快に走り回る系の遊びばっかり。

それが4歳になり、一気に人並みに器用になったと思います。4歳のはじめ頃はハサミを持たせるのも怖かったけど、今はもう大丈夫。母の日にこんな工作だってできちゃいます。

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何がこの急成長に効いたかなぁと考えると、毎日ドリルで文字を書いていること、頻繁に(細かい)パズルをしていること、あたりが効いたかなぁと思います。

あとはレゴ・デュプロ。4歳のクリスマスプレゼントに買って以来、ちょくちょく遊んでいますが、これも絶対手先の器用さに貢献したと思います。

最初の頃は思うがままに散らかすだけだったのが、半年経ってペンギンとかヘリコプターとかを見本の絵を見て一人で作れるようになりました。

パーツを探して、立体を脳内でシミュレーションして、はめていく。結構細かい作業なんですが、今や難なくこなしています。

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身に付けた知識

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4歳になり、文字の読み書きレベルが三段飛ばしくらいの勢いでレベルアップしたのにともなって、色んな雑学を色んな媒体から身に付けるようになりました。

そんなに教え込んだつもりはないんですが、いつのまにか覚えてしまった感じ。

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時計が読めるようになった

早い子だと3歳で読めたりしますが、ウチの息子は4歳半前でようやくマスターです。

時計の読み方が理解できなかった、というよりはそもそも理解する気がなかった、というのが実態です。

何度も何度も教え込んで、ある程度は理解していた感があったんですが、いざ時計を読ませようとすると読んでくれないってのがずっと続いてました。

家に置いている時計がいけないのかな(オシャレ時計で確かに読みにくい時計だった)と考え、分の目盛りまでついた時計を買ったらドンピシャ。あっという間に時間を言えるようになりました。

47都道府県を覚えた

これは勝手に覚えた系のやつです。電車大好き子鉄なので、その延長線上で地図に興味を持ってはいたんですが、スマホの地図パズルをさせたらどハマりしてしまいました。

パズルなので形で覚えてるんかなぁと訝しく疑ってましたが、まっさらの日本地図を見せてもスラスラと47都道府県を指差しながら言ってました。

ま、覚えてて損はないからね。良しとしよう。

国旗・国名を大人以上に覚えた

これもいつのまにか覚えてしまった系です。きっかけは保育園で国旗がたくさん描かれたポスターが貼ってあったこと。

そこからいくつも国旗を覚えて、こりゃチャンスや!と家にも世界地図と国旗が載ったポスターを買ったら、すぐに何十カ国の国名と国旗を覚えてしまいました。

さらには最近少しずつ位置も覚えだしています。日本との位置関係を口頭で伝えてもピンと来ている様子なので、頭の中に世界地図のボンヤリとしたイメージができたのかもしれません。

これはシメタもんで、地理に関しては色々覚えやすくなる土台ができたと思います。

虫や動物の知識が増えた

このへんは4歳ダンスィだなぁと思わざるを得ない。虫大好きです。それがたもえ蚊とか蝿であっても目をキラキラさせてます。眩しい、眩しいよ。

この下地があって、虫の図鑑とか動物の図鑑をポンっと差し出すと面白いように覚えていきました。そんなに虫好きになられても困るけど、理科嫌いにはならなそうで安心してます。

宇宙への興味が出てきた

あとは小学生以上向けのこの図鑑を買ったら思いのほか宇宙のページに食いつきました。

せっかくなので太陽系の惑星とか自転・公転とかの話を図鑑を見ながらそれとなく説明してます。

割と興味深そうに聞いてくれるんで、そのうちこの方面の知識エクスプロージョンが来るかもしれない。

我が家の親塾メソッド

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まだお勉強と呼べるような取り組みを始めて半年程度ですが、ここまで息子が勉強を好きになってもらうようにいくつか意識していることがあります。

  1. 強要しない
  2. 自由にさせる
  3. 興味がある分野を伸ばす

いま自由に何をしてもいい4歳児なので、こちらから声掛けはしないようにしています。やりたくなければやらないでいいというスタンスでテーブルの上にドリルと鉛筆を準備して待ってるだけ。それでも結構すぐに駆け寄ってくれています。

日によっては5分もしないで「終わり!」となるんですが、そこで無理に引き止めたりはしません。その日のドリルの内容が面白くなかったのかな、と次に向けてのフィードバック材料にしています。

ドリルをしているときもアレコレ口を出したくなるんですが、グッと堪えて好きにさせています。私自身、自分の作業にアレコレ口出されるの嫌だしね。せいぜい「丁寧に書こうね」くらいの注意に留めています。

そしてこの3点目が4歳児にとっては一番大事だったとこの半年で認識しました。4歳児って覚える気がないことは全然覚えないけど、興味のあることは信じられないくらいたくさん吸い込んでいきます。

そして興味のあることがコロコロと日替わりで変わっていきます。入れ替わりが激しいとなかなかついていけないんですが、上手く利用すると色んなことをあっという間に覚えてくれるし、あっという間に上達します。

大人が知ってほしいことと必ずしも一致しているわけではないですが、知識をつけることは良いことなので、大人の意思は重要視せずに覚えたいことを覚えさせてます。

小学生になればこんなに自由に勉強できなくなるかもなぁって思って、私が関わる部分については自由に好きなことをさせてあげてます。

おわりに

4歳児がいまできることをまとめてみました。

3歳までは幼児感しかなかったのに、4歳を過ぎて急にまた成長した気がします。今はもう小学生になってる息子が想像できるくらい。

このまま勉強を好きになって小学生になってくれたらと思ってます。