我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は我が家の2歳差育児をまとめてみます。
登場人物紹介
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兄:4歳7ヶ月 |
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弟くん:2歳4ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
4歳と2歳男児を持つ我が家の2歳差育児
我が家は4歳のやんちゃボーイと2歳のやんちゃボーイを抱える4人家族。毎日毎日が上野動物園みたいにキーキーキャーキャー騒がしいです。
ついこの間まで子どもが1人だった気がするし(本当は2年以上前)、つい5年前までは子どももいなかったのに、そんな静寂の日々が遙か手の届かないところへ行ってしまった平成の時代のように、いま目の前で繰り広げられる喧騒が当たり前の景色になってしまいました。
このブログ内でもその喧騒の様子は幾度となく記事に書いてきました。今回はそうやって蓄積された2歳差兄弟との日々をまとめてみました。
2歳差育児のリアル
2歳差育児の喧騒
2歳差育児の特徴。ホントうるさい。
2歳差に限らず双子に年子でも同じだと思いますが、まーうるさい。
きっと3歳差くらいまでになると、上の子がある程度人間ができてくるので、そこまでの喧騒はないと想像しています。
2歳差だと、下の子が生まれたばかりのときには上の子のイヤイヤ期とバッティングして家の中がエライことになるし、上の子のイヤイヤ期が抜けたと思ったら後を追って下の子のイヤイヤ期が始まります。
ウチの場合はいまちょうど下の子がイヤイヤ期にどっぷり浸かってしまい、どうもこうもならない時期になっています。
きっと下の子が4歳になるまではずっと騒がしいんだろうな。
(*2歳差育児の喧騒をまとめた記事*)
2歳差育児が楽になったのは
騒がしい、騒がしいと言いながら、兄弟育児が一番大変だったのは、やっぱり下の子が生まれたばかりの頃。
新生児のお世話って24時間無休のブラック業務だし、そこに赤ちゃん返りという名で最高グレードのクレーマーまで押し寄せてくるので、人の手がいくつあっても足りませんでした。
そのピークの時期を越えても、やっぱり気持ち的にはいつも余裕のない感じ。下の子はあっちこっち動き出すし、上の子もトイトレとかとかやらなあかんことあるし。
そこから、気持ちを落ち着けて子ども達に接することができるようになるには、結局1年くらいかかりました。
(*ようやく落ち着いてきたかなと思えた頃のエントリ*)
2歳差育児が楽しくなってきたのは
2人の子ども達を落ち着いて見ることができるようになったのは、2人が仲良く遊べるようになってから。
下の子が1歳になりたての頃までは兄弟が一緒に遊べるまでにお互いに成長していませんでした。
上の子は譲ることができないし、手加減ができない。下の子はそもそも協働して動くってことができない。
2人とも同じ空間で遊んでいても、お互い独立していたし、2人が交わろうものなら縄張り争いで衝突が絶えませんでした。
そこから下の子が1歳後半になると(下の子は結構発達が早かった)、当時4歳前の兄の遊びを理解して真似しようとするようになり、2人が一緒に遊ぶ時間が増えていきました。
(*兄弟が仲良くなってきたなぁっていうのを実感できた頃の話し*)
3歳・1歳ですでにケンカ三昧
2歳差兄弟がケンカばっかり…というのは何となく想像していました。歳が近いからね、衝突することもそりゃありますよ。でもまさか3歳と1歳の段階でこんなにケンカするとは思ってなかった。
3歳児が色々とちょっかいを出したり、怒ったり、いじわるするのは理解できる。3歳児って立派に人間だもん。
私の想像を超えていたのは下の子のほう。弱冠1歳半にして、兄に対して怒ったり、挙げ句の果てにはいじわるまでするのです。しかもいじわるした後はそそくさと大人の後ろに隠れ、報復を逃れようと工作する始末。末恐ろしいわ…。
(*1歳半児の犯行の手口はこちらにまとめています。*)
2歳差育児のイヤイヤ期
2歳差育児で避けられないのがイヤイヤ期とのバッティング。特に上の子の場合には、イヤイヤ期の真っ最中に弟が生まれるという一大事が発生します。
赤ちゃん返りとイヤイヤ期の2大巨頭がバッティング
小さい子のいる家庭で、新しい家族(赤ちゃん)がやってきたときに起こるイベントといえば「赤ちゃん返り」。その赤ちゃん返りイベントとイヤイヤ期イベントが見事に共振してより大きく振れるもんだから、それはとんでもないもんですよ。
正直に言って、上の子のイヤイヤ期&赤ちゃん返りのピークの記憶はあまりありません。あまりに壮絶すぎて、その頃の記憶がすっぽりと抜け去ってしまってます。
しかもあれよ、トイトレともバッティングするんですよ。飛騨・木曽・赤石の日本アルプスのようにそびえ立つ3大イベント。よく無事に生きて下界に戻ってこれたもんだ。
(*上の子のイヤイヤ期まとめ*)
(*そんな壮絶なイヤイヤ期の終わりはちょっぴり切なく*)
二人目は余裕?
そしてようやく上の子のイヤイヤ期が落ち着いてきたかなぁと一息ついたら、今度は下の子ですって。もうホント嫌になっちゃうわ。
でも上の子の日本アルプス級イヤイヤ期を乗り越えてきた経験からか、私の心は兄のときのように騒ついていません。
あーやってるわーって感じ。イヤイヤ期のダンスィをいくら説得したって無駄だし、いくら叱っても無駄。黙って見守りながら落ち着くのを待つのみ。
そして傍目から改めて見ると、イヤイヤ期の子どもほど笑えるものはありません。マヂイミフ。
2歳差兄弟は寝かしつけもカオス
そうそう、2歳差育児で一番カオスなのは寝かしつけです。特に子どもを2人一緒に寝かしつけようとするともうカオセスト(カオスの最上級)です。
なぜにあやつらは布団に対してどこぞのテーマパークみたいな視線を送るんだろう。寝るところだぞ、寝るところ。
2歳差育児を強力にサポートしてくれたグッズ集
そんな大変で大変で三半規管がおかしくなったんじゃないかってくらいグルグルに回されて、ようやく今日があります。
三半規管以外、こうやって無事無傷で乗り越えることができたのは、ひとえに優秀な育児グッズへ惜しみない出費したから。
これがあるのとないのとでは、雲泥の差があります。グッズがないと同じ育児とは扱えないくらい子どものお世話の難易度が跳ね上がります。
おわりに
下の子が生まれてから、とにかく毎日毎日が慌ただしくて、その日を乗り越えることだけを考えて生きてきました。これが2歳差育児のリアル。
下の子が2歳になって、ようやくあの頃を振り返るだけの余裕が出てきました。
毎日毎日必死だったけど、刺激に満ち溢れていて毎日が特別な一日だったな。