我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。令和元年の記念すべき初エントリは…元号に全く関係のない前回に引き続きのGWに行った越後湯沢旅行について。
- 登場人物紹介
- 前回のあらすじ
- 旅行2日目、いよいよ現美新幹線に乗り込む
- おいおいおい、上越新幹線さん、まさかの停電トラブルで遅延
- 待たされること3時間。ようやく運転再開。
- GW・現美新幹線の混み具合
- 現美新幹線に乗った4歳児・2歳児は
- おまけ
- おわりに
登場人物紹介
![]() |
兄:4歳4ヶ月 |
![]() |
弟くん:2歳1ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
前回のあらすじ
前回の記事はこちら:
前回までのあらすじ:
10連休のゴールデンウィーク初日に、家族旅行に越後湯沢に出かけた我が家。越後湯沢駅の前の上毛高原駅までは晴れていたのに、越後湯沢はザーザーの雨。
せっかく立ててきた旅行計画はあえなくおじゃんとなってしまったが、まぁそれなりに楽しめたし、今回の旅のメインは2日目の現美新幹線乗車なので、残念な気持ちは雨に流そう、となったのである。
旅行2日目、いよいよ現美新幹線に乗り込む
初日はあいにくの雨に祟られた越後湯沢旅行ですが、2日目はばっちりの快晴。
あらすじでも言いましたが、この旅のメインは現美新幹線に乗ること。そのために越後湯沢に来ています。なので現美新幹線に乗る2日目に晴れてくれればオールオーケーなんです。
ちなみに現美新幹線ってこんな新幹線です。
世界最速の芸術鑑賞「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」。
本列車では、各車両に注目のアーティストがこの列車のために制作した現代アートが展示されている他、「romi-unie」のいがらしろみ氏が監修した地元の素材にこだわったスイーツと燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーなどを提供するカフェ、現代アートに直接触れることができるキッズスペースがあり、沿線に広がる車窓とともに、様々な魅力を発見できます。
おいおいおい、上越新幹線さん、まさかの停電トラブルで遅延
快晴の空の下、8時24分発の現美新幹線に乗る予定でした。
…時間通りに駅に着いたのに、まさかの停電トラブルにより上越新幹線がまるっと遅延。
上越新幹線 東京~新潟 運転見合わせ続く 再開めど立たずhttps://t.co/bVrulokv6f #nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/d4y3VMzKdQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月28日
いやー、ホント参った。乗るはずの電車が来ないっていうのは、子連れ旅行で最も困るアクシデントだわ。
最初のアナウンスでは9時前には再開予定って言っていたのに、いつの間にか「再開の目処が立たない」に。一億歩譲って遅れるのはしょうがないけど、目処くらい立ててくんなきゃこっちも何も動けないよー。
そんな切実な叫びも虚しくいつまで経っても運転再開の見通しすら立たず、動くに動けなくなってしまいました。
子どもたちをなだめながら1時間くらいやり過ごすも一向に状況は変わらず。もうこりゃ無理だなと半分諦めて、越後湯沢のロープウェイに乗って雪体験してきました。
この写真だけ見ると真冬なゲレンデですが、街は桜も咲いていたしちゃんと春してましたよ。
待たされること3時間。ようやく運転再開。
雪でキャッキャ言ってたなか、上越新幹線運転再開の知らせが。3時間以上待たされてようやく現美新幹線に乗れました。
当初の予定だと、新潟で半日遊んで、新しく上越新幹線で走り出したE7系(かがやき)に乗って帰るはずだったのが、あえなく予定変更せざるを得ない事態に。新潟で遊ぶことなく滞在時間10分で折り返し、E7系にも乗れず往路でも乗ったMAXに乗ることに。
これを4歳児に説明して納得してもらうのってもうホント大変だったんだから!JR東日本しっかりして!…と恨み節をここでも書いておきます。
GW・現美新幹線の混み具合
JR東日本への恨み節はここまでにして、ここからは現美新幹線のレポをお届けします。
我が家が乗ったのは、2019年のGW・10連休の2日目となる日曜日です。朝8時24分越後湯沢発。
朝早い時間帯の越後湯沢発の新幹線だけど、GWだし…どこまで混むのか見当もつかなかったのですが、結論から言うとガラガラでした。
乗っていたのは20人くらいかな、多分。
3時間遅延したので、参考記録かもしれませんが、朝8時にホームにいたときも人はほとんどいなかったので、遅れていなくても大差なかったかと思います。
いや、乗客の中には「現美新幹線に乗る予定はなかったけど、遅延でたまたま時間が合ったのがこれで…」という人の話も聞いたので、定刻通りだったらもっと少なかったかもしれません。
それでいいのか現美新幹線…という気もしますが、車両自体が美術品を展示するために相当ゆとりがある感じに作られていて、そもそも混むことを想定していないと思われます。
各車両、こんな感じでした。
現美新幹線に乗った4歳児・2歳児は
さてさて気になる子どもたちの反応です。
この現美新幹線、走る美術館とも言われていて、各車両に気鋭の芸術家達が担当した芸術作品が展示されています。
そんな見どころいっぱいの新幹線なので、私のカメラにもたくさんの芸術作品が収まっているはずが…
でん!
ででん!
そうです。現美新幹線に乗っていたほぼ全部の時間、子鉄達はプラレールのある車両でプラレってました。
まぁね、分かっていたんですよ。4歳・2歳の子ども達が芸術作品なんかにまだ興味を持つはずがないんです。最初からこのプラレールが目的だったんですよ。
「新幹線の中で、新幹線のプラレールをする」というシチュエーションにワクワクしていたんです。
高いお金出して、やることは家の中と同じかいっ!と思わなくもないし、プラレールの充実度でいえば家のほうが遥かに優れていたんですが、これもいい思い出になってくれれば。
ちなみにこのプラレール車両の内装もアーティストによるデザインみたいです。
キッズスペースのインテリア担当はアートユニットのparamodel(パラモデル)さん。壁面にはプラレールの線路をモチーフにして、青と白で地図を描くようパターンが展開され、山を模したオブジェが配されています。
ちなみに新幹線のなかでやるプラレールですが、揺れたり多少傾いたりするので、プラレールをやる環境としてはイマイチだったかな。そーゆー問題じゃないんだろうけど。
おまけ
初日は雨にやられ、2日目は停電トラブルによる遅延で、踏んだり蹴ったりだった今回の旅行。全然予定通りには行かなかったですが、子ども達が楽しそうだったので良しとします。
でもせっかく立てた計画(特に2日目)がおじゃんになるのは悔しいので、ここで成仏させてやろうと思います。
2日目の当初の予定は
- 8:24 越後湯沢発 現美新幹線ー9:14 新潟着
- 9:30 新潟駅南口からバスでいくとぴあ食花へ
- 11:59 いくとぴあ発バスに乗って新潟駅へ
- 12:35 新潟発E7系(かがやきの車両)
というものでした。現美新幹線も上越新幹線のかがやきも本数が少ないので、これを両立させるのは結構難易度高めなのです。それなのにJR東日本め。
現美新幹線もそうでしたが、越後湯沢の街も行き帰りの新幹線も、10連休というのに、そこまで大げさな混雑はしていませんでした。盆・正月のときの東海道新幹線の混雑を知っている身からすると雲泥の差です。
そういうわけで、大型連休の旅行先としてなかなかのおススメです。
おわりに
半分くらい恨み節となりましたが、子鉄が現美新幹線に乗ったらどうなるかを赤裸々にレポートしました。
ある意味予想通りにプラレールの沼にハマったわけですが、きっと良い思い出に残るプラレール旅になってくれたでしょう。