パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

登園しぶりに対面する心構え*保育園・幼稚園デビューのあなたに伝える

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。新年度を迎え、保育園・幼稚園デビューを果たしたパパも多いはず、ということでこのエントリー。

登場人物紹介

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兄:4歳3ヶ月
3歳から保育園に行きだした男。定期的に登園しぶりを発動する。

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弟くん:2歳0ヶ月
1歳から保育園に行きだした。登園しぶりはほとんどないけど、体調不良はよくある

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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楽しい保育園ライフを送る子ども達に立ち塞がる大きな壁

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(*桜並木を背景にポーズを決める4歳。ポージングの昭和感…*)

この4月から保育園デビューを果たした子ども達も多いと思います。皆さん、社会デビューおめでとうございます。君たちが平成最後の保育園ニューカマーになるわけです(平成最後を言いたかっただけ)。

出来ることなら私も保育園で毎日過ごしたいわ〜と思うほどに良いところですせ。

イクメンが蔓延るこの令和元年では、保育園への送り迎え、少なくとも送りはパパの仕事という家庭が多いはず。かくいう我が家がそうです(自分をイクメンと言っているわけではないです)。

迎えは迎えで帰宅後の家事とセットで考えると相当大変ですが、純粋に「送り」と「迎え」だけで比較すると「送り」のほうが大変だと思うんですよ。

迎えは子ども達から歓迎されるけど、送りは「置いてかないでーーっ」という叫びに後ろ髪をがっつり掴まれながら去って行かねばならないのだから。

一時保育で1日だけならまだ良いんですよ。騙し討ちみたいな感じでいけるし。でも毎日連れて行かなきゃいけないんだから。日を追うごとに足取りが重くなっていく子ども。しまいには梃子でも動かなくなります。

こうなると連れていくほうも超大変。私も子どもが登園しぶりをぶいぶい言わせていた時期はホント気が重かったです。

そんな時期を乗り越えた私だから言える保育園デビューのパパへの言葉です。

0歳児・1歳児は問題ない

我が家の場合、下の子が1歳で入園したんですが、登園しぶりはほとんどありませんでした。

いや最初のうちは保育園に着いたら大号泣していましたが、そのうち慣れて泣かなくなりました。

この辺よく言うのが「子どもが泣くのをもらって、大人が泣いてはいけない」ってやつ。親が泣きながら去っていったら子どもの気持ちはいつまでも晴れないっていう理論です。

確かに一理ある、ということで私も満面の笑みでバイバイしていました。大号泣する子どもを置いて笑顔でバイバイする…、きっとママには出来ない芸当です。パパはその辺ドライですからね、スパッと切り替えてやってましたよ。

2歳児以上は登園しぶりの覚悟が必要

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上の子は3歳にして初保育園。

最初の1ヶ月は何とか持ちこたえていましたが、GWを過ぎたあたりから雲行きが怪しくなってきました。

4月・5月と下の子が保育園で病気を貰ってきてしまって、保育園を休む日が多かったのですが、お兄ちゃんには保育園に慣れてほしいというのもあって(家で下の子看病しながら面倒みるのがすげぇ大変だからというのもあったりなかったり)、出来るだけ登園させてました。

多分きっかけは「弟くんは保育園休んで家にいるのに、なんで僕だけ…」だったんだと思います。

まだ行かないの、もう少し遊んでから行くの、今日は保育園お休みするの、なんて言葉が口をついてくるようになり、どうにもこうにもにっちもさっちも行かなくなったのです。

対策の基本は予防

まず登園しぶりに限らず子ども達が愚図らずに過ごすために一番重要なのは、対処法ではなく予防です。とにかく未然に危険の芽を摘むことの大切さを子どもが生まれての四年で思い知りました。

子ども相手にコトが起こってから挽回・取り繕うのは本当に本当に骨が折れる。

そういうわけで、登園しぶりも基本は未然にその芽を摘んでおく方針です。

事あるごとに保育園の楽しさをアピールし、事あるごとに保育園に毎日行っていることを私が羨ましがるようにしています。

最初のうちは「帰ったら◯◯しよう」とか「休みの日になったらお出かけしよう」とかも言ってたんですが、これは全然効果なかったです。それを言うと保育園に行くのは辛いことで、それを褒美で取り繕ってる感じに捉えられるみたいです。そうじゃなくて、保育園が楽しいところだって事を必死にアピールするようにしています。

あと我が家で助かったのは、保育園沿いに線路があったこと。保育園に行く途中に電車を見れるので、それを楽しみにしてもらうよう仕向けてました。

それでも渋るときは渋る

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ただそれでも渋るときは渋ります。もうこれはしょうがない。そういうときのためにいくつかの鉄板説得ネタも用意しています。

www.papapatto.com

ここに挙げた説得文句を使えばだいたいは行ってくれるようになりました。いやぁそれでも毎回冷や汗ダラダラのギリギリの勝負です。

あと大事なのは私自身の気の持ち方ですね。どうしても迫る出勤時間に気を取られてイライラしてしまいがちですが、このイライラが吉と出た試しがありません。

なので私は子どもが登園しぶりを発動したら、最初から会社を遅刻する覚悟で接してます。なんなら「そんなに渋るならちょっとのんびりしてく?」とか言っちゃうくらいの余裕を見せます。

こっちが強硬に連れ出そうとすると余計に嫌がりますが、長期戦を覚悟してどっしりと構えると案外すんなり腰を上げてくれるもんなんですよ。そう、子どもって基本が天邪鬼なんですよね。そこを大胆に使っていきます。

それでもしぶりが続くようなら

一番登園しぶりが激しかったときには、諦めて休ませたこともありました。

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休ませたら状況が好転するかと言えば、あんまり関係ない気もしますが、でも登園を渋るということは心が曇っているから。

園生活に問題がなく、単に子どもの気持ちの問題なのであれば思い切ってリフレッシュしてもらうことは悪くないと思います。

少なくとも我が家では、一回休んだからクセになってより酷くなった…みたいなことにはなりませんでした。

おわりに

保育園・幼稚園に通い出した子ども達の多くが一度は通る道の「行きたくない」病。そりゃ生まれて初めての社会経験だもんね。気持ちは分かります。

そんな子どもの気持ちに寄り添いつつ、でも自分の仕事に穴を開けないように上手くコントロールするのがデキるパパってもんです。

(*関連記事:保育園生活に欠かせないグッズ*)

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