パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

4歳子鉄の電車遍歴*子鉄はこうして子鉄へと成長した

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は1歳から3年も子鉄を続けている兄のこれまでの子鉄の軌跡を辿ります。今1~2歳で電車好きなお子さまをお持ちの方は是非参考に。

登場人物紹介

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兄:4歳3ヶ月
子鉄歴3年。電車とともに生きてきた小僧。

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弟くん:2歳0ヶ月
子鉄の兄を追いかける子鉄2号。会話の8割が電車の名前。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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子鉄歴3年。その遍歴を振り返る

我が家の4歳児。1歳前に電車への興味を示し出してから3年以上も変わらず魅了されっ放しでいます。何がそんなに響いたんだろうと未だに不思議でしょうがないのですが、とにかく3年以上も好きでい続けています。

1歳から4歳の3年って我々大人の3年とは意味合いが全く違います。ロクに歩けないしロクに言葉も出ない"宇宙人"な1歳から、トイレも着替えも食事も自分でできる"人間"となった4歳の3年です。

そこには筆舌に尽くしがたいほどのドラマがありました。電車とともに成長したし、電車が息子を成長させてくれたと言っても、我が子の場合は全く過言ではありません。

そんなわけで1歳から4歳、子鉄が子鉄としてどのように成長をしてきたか、覚えている範囲で書き残しておきます。

1歳:ろくに言葉も話せないけど、電車に釘付け

息子が電車好きだと気付いたのはいつだろうか。私たち親2人はどちらも電車に乗り物としての存在以上の感情を抱いてはいませんでした。

なので、息子が電車に特別な感情を抱いていることを知ったのはたまたま偶然。1歳になってあんよができるようになると、毎日のように近所を散歩させられていました。そしてその散歩ルートに走る電車が見えるスポットがあったのです。

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(*電車に釘付け@1歳半*)

毎日毎日電車に釘付けになる様子を見て、こりゃなんか違うぞ、となったのです。そこから毎週末に出かける先はトレインビュースポットになり、買ってあげるオモチャも電車一色。

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(*1歳半には確立されたこのスタイル*)

この頃よく買ってあげていたのはトレーンNゲージとトミカロングタイプの電車・新幹線のオモチャ。1000円以下の値段で買いやすかったのと、1歳児にも十分遊べる手軽さで一気に数を増やしていきました。

あとは1歳の後半にIKEAの木製レールセットを買ってあげました。この頃はまだプラレールは導入していませんでした。プラレールって基本が3両編成で長い&連結部分が不安定なので、さすがに1歳児が使うには難しんです。IKEAの木製レールセットはハマってたなぁ。

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なお、息子は言葉の発達が比較的のんびりだったため、ここまでの子鉄的成長は全て普段の様子から大人が感じ取って子鉄的能力を伸ばしてあげていました。

子鉄になったきっかけは近所に電車スポットがあったから。そんな始まりでここまでの子鉄になるんです。

(*この頃に遊んでいたオモチャのまとめ*)

2歳:覚える言葉はでんしゃの名前

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2歳になりいよいよ言葉が一気に増え始めた頃、一つの悩みが。増えていく言葉が電車の名前ばっかりだったんです。ま、いいんだけどね。

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(*この頃のバイブルはプラレールのカタログ*)

電車の名前だけでなく、色とか数とかまでも電車をベースに覚えていったので、子鉄は知育にもいいんです。だからこそ電車好きを無下に出来ない面もあるんですが。

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来る日も来る日も電車の名前をぶつぶつ言うようになり、またプラレールのカタログを食い入るように見つめている姿を見て、ついに我が家にプラレールを導入することとなったのです。

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(*まさかの撮り子鉄*)

手先の器用さにも役立つっていうので導入したプラレール。当然のようにどハマりしてしまいました。

この頃からプレゼントといえばプラレールみたいな風潮が形成されていきました。その結果、わずか導入から2年足らずの今現在20を超えるプラレールの車両が我が家に転がっています。プラレールにトレーンNゲージに、その他電車のオモチャに、我が家のおもちゃ箱の半分以上は子鉄オモチャに占領されています。

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(*トレインビュースポットもマニアックに*)

相変わらずお出かけといえばトレインビュースポットがメインとなっていました。ほんの半年前には東京駅に連れて行けばなんとかなっていたのが、この頃になると私鉄や地下鉄を見せろ見せろとせがむように。しかも見るだけではなく、乗せろと言って愚図ることも。せ、成長だね。

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3歳:数字もひらがなもトイレも電車から覚える

3歳にもなると、ただ生きているだけでは大人が満足できないようになってしまい、やれ数字を覚えよう、やれひらがなを覚えようとあれこれ手を尽くすように。

当然、頼るのは電車。ホント知育と電車ってこんなに相性いいんだと痛感しましたね。また世の中にはよく考えられた知育用の本があるんだ、これが。電車を全面に押し出した教育の結果、5桁の数字まで(一部だけだけど)覚えてしまいました。日本地図も大まかな都市は覚えてくれました。

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あと3歳初期の一番の山場といえばトイトレ。

2歳後半からのんびり進めていたけど、これじゃあかんとトイレに張り出したご褒美シール用の台紙もやっぱり電車。ちなみにこれだけじゃなく、パンツもシール完走時のご褒美も全部電車絡みですからね。

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4歳〜現在:車両名、車内放送に興味を持つ

そして4歳現在。その子鉄レヴェルは、もう私の知識なんかを凌駕し、ついていけないところまで行ってしまいました。

電車の名前を言うときには、〜系のとか言うようになってしまったし(まぢ全然分からない)、車内放送に聞き耳を立てて真似するようになってしまった。まだ車内放送までは辛うじてついていけるんだけど、各駅の発車メロディーまで口ずさむようになって、さすがにそれはもう追いつけない。どこまで行くんだ、どこまで行けば気が済むんだ。

口ずさむメロディーが適当そうだったり、〜系の車両名も適当そうなときもあるんですが、いかんせんこっちも全く分からないので、それが合っているかどうか知る術がないんですよね。適当そうなときもあるし、すげぇマニアックなところで完璧に合っていたり、もう何がなんだか・・・。

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おわりに

周りの人の情報によると、4歳くらいで子鉄を卒業する子も多いそうです。電車への興味がなくなるというより、他にも好きなモノができるんだと。

正直もうこれ以上はお腹いっぱいだと思う一方で、息子が子鉄を卒業する日が来るかもしれないと思うと寂しい気持ちが溢れてきます。成長ってふくざつ。