パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

プラレールのしすぎで子どもが荒れてしまった

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我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は我が家に溢れるプラレールの功罪について。

登場人物紹介

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兄:4歳3ヶ月
プラレール歴は2年強。如何に大きなレイアウトにし、如何に複雑なレイアウトにするかを常に考え、そしてそれを親に実現するよう強要する

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弟くん:2歳0ヶ月
プラレール歴はまだ1年に満たない。でもレールの組み立てるのは兄並みの腕前。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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プラレールに占領される我が家

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うちの2人の子ども達はどちらも電車大好き子鉄くん。そして子鉄のおもちゃと言えばプラレール。我が家はプラレールに占領されているといっても過言ではありません。

毎日手に取らない日はないというくらいに、遊ばれ続けています。あまりにもハマッていたときには、片づけてもどうせすぐ作らされるのでずっとリビングにレイアウトが横たわっていました。

それだけ遊び続けた結果、プラレールが子ども達に思わぬ影響を与えたかもしれないことに気付きました。
というわけで、今回は息子たちにとってのプラレールの功罪について。

プラレールでよかったこと

電車好きというのは基本的には知育に良い効果をもたらしてくれます。

色や数、ひらがなを覚えるのに役立つし、地図を覚えたり、足し算・引き算の算数の概念も説明がしやすい。

プラレールは、そこそこ細かい手先の動きが必要なので、そういう発育の効果もあるし、創造力もつきます。大人では考えられないような部品の使い方をするんです。
あと、最終的にレイアウトを丸く収めないといけないので、頭を使わなきゃいけないし、空間把握力もつきます。

うちの子どもたちはある意味プラレールに育てられているような感じすらあります。

あとうちは2歳になったばかりの弟くんも1歳の頃から兄の横でプラレールで遊んでいるんですが、良くも悪くも一つ一つが大きいので誤飲の心配もなく、(上手に遊べるかは別として)安心して遊ばせることができます。

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プラレールで困ったこと

知育にいいプラレールなので、積極的に避ける理由はなく、基本プラレールで遊びたいならどうぞ遊んでいいよというスタンスです。

そんなプラレールの良くない点を挙げるとすれば、

  • 場所を取る
  • 片付けるのが大変
  • 揃え出したらキリがない

といったあたりがまず挙がります。我が家はプラレールに総額いくらつぎ込んでいるんだろう。さすがに10万はいっていないと思うけど、それに迫るくらいの額は使っているかもしれない。怖くて計算しないけど。

でも、これらのデメリットって「知育にいい」というメリットの前には取るに足らないことのように思えます。知育に良けりゃ場所を取っても金を取られても別に問題なし。

ただ、もう一つ大きな困りごとに最近悩まされていました。

プラレールに熱中すると怒りっぽくなる

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お兄ちゃんの誕生日が12月にあり、またクリスマスもあって、昨年末に我が家のプラレールのコレクションが一層増えました。それをきっかけにプラレール熱にふたたび火が付いたようで、ここ数ヶ月ずっとプラレールばっかりで遊んでいました。

で、最初のうちは大人しく基本の遊び方しかしていなかったんですが、そのうち車両を10個くらい連結させて長ーい電車を作ったり、レイアウトもどんどん複雑なものを作りたがるようになったのです。
そうするとどうなるか。長い車両は制御が難しいのでよく脱線するようになるし、難しいレイアウトはちょっとしたことで壊れやすいです(そして我が家の怪獣たちは暴れまわってすぐ躓く…)。

そして脱線するたびに怒り狂い、レイアウトが壊れるたびに怒り狂うんです。怒り狂いながら四六時中遊ぼうとするからそれに付きあうほうは大変です。

そうして、遊ぶたびにきょうだい共に怒り狂って絶叫し、家の中がだんだんと殺伐な空気となり、最終的には子ども達の気持ちが不安定になるところにまで行ってしまいました。

(*この不安定が一因となり(多分)、パパ嫌いを絶叫するようにもなった*)

www.papapatto.com

我が家の対策は

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子ども達のプラレール熱が沸騰して以来、我が家ではあまりにずっと遊ぶもんだから、片付けても面倒なだけだし、プラレールを毎晩片付けることをしなくなり、
レイアウトをそのまま残すようになっていました。いちいち組み立てるが面倒だったんです。

でもこれが良くなかった。

複雑に組み立てたプラレールやながーく連結された車両を片づけずに翌日に持ち越すと、そこをベースに遊びが始まってしまいます。
そこをベースに更に長く、さらに複雑にしようとするのです。するとすぐに壊れて怒り狂う…の悪循環。

最近ようやくその悪循環に気付き、面倒ながらも毎晩プラレールを片付けるようになりました。毎日イチからプラレールを作るようになって、怒り狂うほど複雑なことをしなくなったからか、遊んでいる最中に怒ることは激減しました。

そしてようやく我が家に平穏が訪れたのです。

おわりに

今回は我が家の子ども達にとってのプラレールの功罪を挙げてみました。

今回はデメリットのほうの分量が多くなりましたが、プラレールは節度ある遊び方をしていればメリットばかりのいいオモチャです。我が家のように中毒みたいになると要注意です。