我が家は4歳のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。兄弟育児歴2年の間になんとなく悟った1人目のときの違和感について。
登場人物紹介
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兄:4歳3ヶ月 |
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弟くん:1歳11ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
兄弟育児歴、約2年
上の子が生まれて早4年。下の子が生まれてもうすぐ2年なので、子ども1人の育児が2年、子ども2人の育児が2年ほどの経験者です。
同じ子育てですが、1人と2人とでは色んな面で大きな違いがあります。1人ならなんとかなるけど、2人だと無理だなって場面も多いのです。
子どもが1人だったときには分からなかった2人育児の真実を私の知る限りでまとめてみます。
子どもが1人のときには気づかなかった2人育児の真実
繁華街ですれ違うことが少なかったのは
子どもが1人だけだった頃、週末になれば新宿や池袋に息子を連れて出かけていました。1歳前後くらいですかね。
大人の服を買いにとか、雑貨を見にとか。子ども用じゃなく、大人のショッピングに子どもを連れていくこともしばしば。
それが子どもが2人になった途端、自分達の買い物のために繁華街に出ることがめっきり減りました。池袋に行くとしても、トイザらスか百貨店のオモチャや子供服のフロア。
主に子どもとお出かけすることが目的で、子どもが食いつくものがあることがお出かけの絶対条件。子どもに興味のないところに行って2人して暴れられたらたまったもんじゃない。
そういえば子ども1人を連れて繁華街に出かけたときに、同じく子を1人連れた家族はよく見かけましたが、幼児・乳児を2人以上連れた家族をあまり見かけず不思議に思ったことがあります。
少子化だから子どもが2人いる家族が少ないんだなと思ってましたが、違った。子どもが2人いたらお出かけのハードルが5倍くらい上がるんです。
下の子を抱っこなりベビーカーなりで連れて機動力が著しく低下しているところに、言うことを聞かずに動き回る上の子を追いかけ回すのは体力がいくらあっても足りない。
そんななかで電車乗って、人混みを掻き分けて歩いていけば、目的地に着く頃にはもうヘトヘト。
なので、行くとしてもせいぜい近くのショッピングモールに自転車で行くくらい。大人の買い物はもうほとんどネット。私に至ってはここ2年、私物がほとんどアップデートされていません。
パパママ一対一が少ないのは
あとね、子どもが1人時代に複数人の子どもを抱える家族を見ると、かなりの確率でママが両手に子どもを携えて、パパはフリー状態でした。
それ見て「パパもっと頑張れよー」なんて思ってましたが、これも間違ってた。
パパが非協力的なわけではない。協力させてもらえないんだと知りました。
子ども達は常にママを取り合い、負けられない戦いを繰り広げていているのです。そこにパパの入る余地はありません。下手に割り込もうとすれば「ママとボクを切り裂く悪い大人」のレッテルを貼られ、それそれは愚図られます。
もう少し均等にパパのところにも寄ってきてほしいんですが、そんな日は来るのかなぁ。
赤ちゃん返りは一回過ぎれば終わりなはずでは
下の子が生まれるときに恐れていたのが上の子の赤ちゃん返り。もともと気性の激しい性格の子どもだから赤ちゃん返りも大変そうだなと思ってました。
案の定、下の子が生まれてしばらくは目も覆いたくなるほどの惨状でげっそりしていました。
でも、これさえ乗り切ればとギリギリのところで踏ん張ってました。そう思い続けて早2年。えっ。
未だにこちらが発狂してしまいそうなくらい、毎日子ども達が発狂してます。ギャーギャーギャーギャー、あっちこっちそっちこっち。我が家の平和はどこに行ってしまったんだろう。想定外です。
兄弟でのコスプレは可愛さ万倍
最後くらいは良いことを書かねばと捻り出しましたが、兄弟でコスプレをすると鼻血もんで可愛いです。お揃いの服だけでも可愛すぎて揮発しそうになります(ほっぺは別腹風) 。
ずんぐりむっくりが同じ格好をして2匹並ぶだけで、この世の者とは思えない可愛さを見せるのはなんなんでしょう。科学の常識を無視した化学反応ですよ。
(*これはお揃いの甚平が可愛すぎるという記事*)
他の家庭の兄弟で、お揃いの服を着たりコスプレをしていたりというのを見ると、他人の子どもですが「可愛いなぁ」って思います。
でもね、自分の子どもだと卒倒しそうなレベルで可愛いんです。親バカ補正丸出しなんですが、この世のものとは思えない美しい光景に見えるんです。
こんな身近に立ちくらみしそうな絶景を拝むことができるなんて、想像していなかったです。
おわりに
子どもが1人でも”子育て”。子どもが2人でも”子育て”。同じ子育てという言葉ですが中身は全然違います。一人目のときには想像もできなかったあんなことやこんなことがたくさん。
もし、これで子どもが3人となったら…。正直いま3人目となったら、嬉しさよりも恐怖が先に襲ってきそうです。