我が家は4歳のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は2月3日の節分あるある。
登場人物紹介
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兄:4歳2ヶ月 |
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弟くん:1歳10ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
2月3日は楽しい節分
(*パンを食べたいけど口が開かない間抜けな鬼4歳*)
こんな真面目に節分の豆まきをしたのは今年が初めてかもしれない。
去年は下の子がまだ1歳にもなってなかったし、上の子も豆まきの概念があんまり分かってなかったので、なあなあでやったような記憶。
今年はばっちり保育園にも赤鬼と青鬼がやってきて、ばっちりやっつけたようで、豆まきがどんなものなのか理解しています。下の子は全然分かってませんが、まぁそれも良し。
当日は朝からそわそわ。投げたくて投げたくてしょうがない様子でした。というわけで、4歳・1歳の豆まきあるある言いたいです。
鬼の存在は信じている
まずは当然のようにパパが鬼役となるのですが、大前提として子どもたちは鬼が本当にいると信じています。
今回はパパが鬼を演じるけど、ホントは夜な夜な鬼が悪い子を探している…と上の子は思っているので、変にリアリティを出すと無駄にビビってしまいます。
今回、私は律儀に玄関のインターフォンを鳴らして入っていったんですが、それだけで上の子がビビって泣き出しそうにwww 可愛いではないか(*^ω^*)
慣れるとエンドレス
1回目はどこか遠慮ぎみに「おにはーそとー」「ふくはーうちー」と言っていた上の子。手に持っていた豆を投げきって、さぁお終い〜と思ったら、当然のように出てくる「もう一回」。
子育て家庭には伝わるであろう、この「もう一回」の恐ろしさ。アンコールが一回で終わる訳がない。我々の精魂が尽き果てても、彼らの許しが降りなければ終わることを許されないのです。恐怖!
案の定、2回、3回と続く鬼退治。
豆を撒くたびに床に落ちた豆たちをこまめに拾う鬼役。
なぜって踏んだら掃除が大変だし…と後始末の心配をする鬼役。
仮面の奥の本当の顔が少しずつ疲れをみせ始めた鬼役。
できる限り盛り上がっているうちに楽しいまま終わりたい。鬼役は必死に考えた。…そのとき。
無敵の鬼、誕生
「つぎ、ぼく鬼やるーっ」
上の子が鬼役を買って出ました。ここに無敵の鬼の誕生です。
いくら豆を撒いても効きやしない。やりたい放題の鬼。そしてひとしきり暴れると飽きた鬼。
「つぎ、ママが鬼ね〜っ」
終わらない鬼。
1歳児、固まる
ちなみにここまでの10往復くらいの豆まき。1歳の弟くんにも豆を持たせていたんですが、大事そうに豆を持って固まっていました。
「なんでパパが鬼になってるのーっ?」「なんでお兄ちゃん、パパに豆投げてるのーっ?」と頭の中でグルグル考えていたに違いない。
グルグルグルグル頭の中を回して考えて、「よし、おいらも豆を投げよう」となった頃にはもう終盤。
それでも兄の見よう見真似でで、兄の後ろのほうでちょろっと豆を撒いていた。なんつうか可愛いよう( ^ω^ )
エンドレスを終わらせるには
なんどもなんども繰り返される鬼退治。そろそろ、そろそろ誰かキッカケをくれ。
頭をひねくり回して、導き出した説得の言葉は「あんまりやり過ぎると本物の鬼が来ちゃうよー」。
結局は脅しに近い文句を駆使しなければならないあたり、まだまだスキル不足です。
1歳児が豆を離さない
4歳児のほうは、豆まきが終わったら豆を入れた容器をすぐに手放し、また定位置のプラレールにすぐ戻っていったんですが、1歳児が手強かった。
豆離さないの。豆まき中は基本固まっていたため、皿の中にはまだ豆がいっぱい。これはぼくの!と言わんばかりにずっと持ってます。
いや、ただ持つだけだったらなんの問題もないんですが、歩くたびにポロポロ溢れるんですよ。しかも溢れた豆を自分で踏んだりね。後始末が一番大変なやつ。
結局ご飯になるまで離さず、30分くらいポトポト落としながらキープされてました。
おわりに
豆まき、楽しかったぞ( ^ω^ )
4歳・1歳とやる豆まきがこんなに幸せになれるとは思っていませんでした。
退治された側の役回りでしたが、喜んで退治されました。これで我が家に福だけが残ってくれたら嬉しいな。