我が家は4歳のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は4歳の兄に試しに買ってきたパズルの話。
- 登場人物紹介
- 4歳男児・落ち着きのない男
- くもんのジグゾーパズルの知育効果は?
- 初見で食いつきはしたけど、何かは分かっていなかった
- 効果に半信半疑だったけど
- 画像で見る4歳児の様子
- 知育への効果のほどは?
- パズルの収納は
- 半年経った今もハマってます
- おわりに
登場人物紹介
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兄:4歳0ヶ月 |
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弟くん:1歳8ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
4歳男児・落ち着きのない男
我が家の4歳のお兄ちゃん。
この一年でイヤイヤ期も抜けて、だいぶ落ち着きが出てきました。ただ、ここでいう”落ち着き”というのは、ギャーギャー駄々をこねなくなったという意味で、真の意味での落ち着きはまだありません。
もともとがじっとしていられない性格。小学校の通信簿に「落ち着きがないです」と書かれるタイプの子どもです。
オモチャも集中して遊ぶ系より、身体を動かして豪快に遊ぶ系のオモチャのほうが好き。
下の子が生まれてくるまで、子どもってみんなこんな風に落ち着きがないんだろうなって思っていました。が、下の子が1人黙々と遊ぶ系の子どもで、その認識が誤っていたことを思い知ったのです。
兄が3歳くらいでやっとできるようになったプラレールの組み立てを1歳8ヶ月の弟は既にやってのけています。なんか大人しいなぁと思ってたら勝手におもちゃ箱を開けて一人で黙々レールを作ってたwww
1歳の弟と比べても集中力はないし、手先の器用さもあまりない兄。
基本は得意を伸ばす方針で接してきましたが、ここらで少し苦手も克服してほしい。そんな気持ちで誕生日プレゼントとしてメインとは別についでとして買ったのが、くもんのジグゾーパズルです。
さて、今回は注意散漫・手先が不器用な4歳児が人生初のジグソーパズルにどんな反応を示したかをレビューします。
くもんのジグゾーパズルの知育効果は?
まるまるAmazonの商品ページを貼り付けますが、このジグソーパズルでこんな知育の効果が期待できるそうです。
【1】学習につながる集中力と作業力が身につきます
やさしいものから少しずつ難しくなるように構成された、くもん独自の「スモールステップ」方式だから、学習につながる集中力と、ものごとをやりとげる力(作業力)を、無理なく伸ばしていくことができます。
【2】達成感と自己肯定感が得られます
「できた!」という達成感を味わうことで、さらに難しいものへチャレンジする意欲が高まります。また、「自分でもできる」という自信がつくことで、いろいろな場面で自分から取り込む姿勢が身につきます。
【3】手先の巧緻性(こうちせい)が高まります
幼児の発達にとって、考えながら手を使うことはとても大切です。ステップが上がるにつれ、少しずつ薄く、小さくなっていくピースでくり返し遊ぶうちに、自然に手先の器用さ(巧緻性)が高まります。
手先の器用さと集中力に難ありの息子くんにはぴったりなオモチャです。あとはこれでちゃんと遊んでくれることを祈るのみ!
初見で食いつきはしたけど、何かは分かっていなかった
我が家が買ったのは、このステップ4というタイプ。ステップが上がるごとにピースが増えていく仕組みで、ステップ4はちょうど3〜4歳にちょうど良いと書いてあって買いました。
が、買ってみてちょっと難易度が高すぎたかもと後悔。54ピース、70ピース、88ピースの3つのパズルが付いていたんですが、54ピースでも結構な難易度だぞ…。
そんな感じでドキドキしながら息子くんに見せたのですが、まずはドクターイエローとイーストアイのパッケージで子鉄くんの心を掴むことに成功。興味津々に開けてくれました。
パッケージを開けて、ピースがバラバラと出てくる様子を見て、目が点になる4歳児。まぁそらそうだわな。
1回目はパパが実演しました。そして一度やってみせたら大体の仕組みは理解した様子。2回目からは自分でできるようになりました。
効果に半信半疑だったけど
まぁ少しでもハマってくれればいいなぁと軽い気持ちで買ったこのパズル。最悪1年後に下の子にやらせればいいやと思ってました(下の子は絶対ハマる)。
それが予想外にね、ハマってます。
1回目はパパが全部やり、2回目も基本的にパパが次にはめるピースを渡し、はめる場所も教えてあげていました。
それが3回目になると少しずつ自分でできるようになり、やりはじめてから数日も経てばほとんど自力でできるようになったのです。
正直に言って、買った私が一番驚いてます。1、2回遊んで終わりということも想定してましたが、やり出してから1週間以上経った今でも毎日やってくれています。
そして経ったの数日でここまでマスターするとも思ってなかった。完成図を見ながら、ピースのイラストがどこに当たるかを真剣に推測し、またピースの形にも注目しながら完成させていっています。
画像で見る4歳児の様子
やり始めて1週間。もうだいぶ慣れて、ほとんど一人でできるようになった感じの様子です。
息)まずはイーストアイから〜〜
息)イーストアイが出来て、次はドクターイエローだよ
息)ドクターイエローも見えてきた〜〜
息)あともう少し、あともう少し
息)できたっ!
所要時間はだいたい10分です。この10分間は脇目も振らずに取り組んでいます。
知育への効果のほどは?
Amazonのページに書いてあった通りの効果を感じることができたのですが、改めて我が子への効果を書いてみます。
集中力がついた
集中力がついたかどうかはまだ分かりませんが、予想以上に長い時間集中して取り組んでくれています。
夜、下の子が寝てから軽い気持ちでやらせてみたんですが、あまりに集中しすぎて夜寝るのが遅くなるほど。
頭をフル回転させている
左右のピースの色具合を真剣に見たり、そのピースの形状を注意深く観察したり。やっている間は頭の上から煙が出るかもってくらい頭を使っているのが伝わってきます。
ちなみにくもんのパズルは台紙がありません。台紙があると、そこにピースの型を描いてたりしてそれがヒントになってしまいます。このパズルは台紙なしなので、本当に"パズル”を試行錯誤しています。
達成感が半端ない模様
完成させたとき、ではなく、ピースが一つはまるごとに自画自賛しています。「これはね〜、ここの色を見てこのピースが合うと思ったんだよ」なんてことを一つはまるごとに高説してます。パパも嬉しくて一つ一つ褒め乗ってあげてるわ。
くもんのジグソーパズルは一つのセットで3つ難易度の違うパズルが付いてくるので、長く使えそうな予感…。
手先の器用さの訓練にもなる
小さなピースをパチっとはめるのはそれなりに細かい作業となります。つまみ取るのも細かいし。
いや、さすがに4歳児には難しくないんですが、普段こんな細かい作業をさせることが少ないので、間違いなくいい訓練になってます。
パズルの収納は
今のところ買った箱にそのまま入れています。この箱は程よい大きさでとっても使い勝手がいいのですが、所詮は紙なのでそのうち傷んでくるのが予想されます。
もう少し様子を見たらayakoteramoto(id:simplehome)さんのこの収納法を真似してみようと思ってます。
ayakoさんが教えてくれたジグソーパズルを長く楽しむための注意点です。
<ジグソーパズルを長く楽しむためにしたいこと>
- なるべく大人が管理する
- ピースが紛失したら注文する(足りないとつまらない)
- 箱は紙だとすぐに痛むので、タッパーなどに移し変えて、ラベリングする
参考にさせてもらいます。
半年経った今もハマってます
(2019.6追記)
54ピースから始めたジグソーパズル。最初の数ヶ月は完成させるのに数十分かかっていましたが、今や120ピースのパズルをものの10分で完成させてしまうくらいまでに成長しました。
もうね、手つきが違う。大人も舌をまく集中力で、大人も見つけられていない場所のピースをどんどんはめていく。始めて半年で完全に親の私を凌駕してしまいました。割と真面目に本気で完成までの早さを勝負しても勝てないかも。
ジグソーパズルの手つきが滑らかになる程、他への波及効果を感じるようになりました。手先が器用になるってホント。この半年の間で、ひらがなやカタカナを書けるようになり、初歩的な算数もできるようになりましたが、その元を辿ればこのパズルで集中力を鍛え、考えることを覚えたことがきっかけだったと本気で思います。
おわりに
落ち着きのない我が家の4歳児にジグソーパズルを与えてみた話でした。
今回あまりよく考えずにステップ4(3歳〜)のパズルを買いましたが、最初の導入はもっとレベルの低いパズルから始めるのが良いと買いてありました。あんまり高いレベルから始めても出来なかったら意味ないですもんね。3〜4歳だとステップ2から始めるのが良さそうです。
(*パズルも含めて4歳児に買ってよかった知育グッズ*)