我が家は3歳半と1歳の兄弟との4人暮らし。今回は上の子が保育園に行きたがらなくて困っている話。
雨の日の登園はレインコートが着れるのでウキウキ
▶︎ボーイズ新幹線柄レインコート ブルー
登場人物紹介
![]() |
兄:3歳6ヶ月 |
![]() |
弟くん:1歳3ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
上の子が保育園に行くのを嫌がる
ここ1週間の話ですが、上の子が保育園に行くことを拒むようになりました。
朝起きて、ひと通りポケーッとした後「きょう、ほいくえんあるぅ?」と聞いてくるのが日課となりました。
当然あるので「保育園、今日あるよー」と努めて明るく言うんですが、すかさず「きょうはおやすみのひなのーーーっ」と言って拒否をしてきます。
こうなったらもう最後。「きょうはおやすみするなのっっっ」と言って聞きません。
もちろん大人も出来る限り穏便に、平和的に、友好的に解決しようと
- 今日の給食、◯◯だって!
- 今日、保育園で◯◯あるらしいよ!
- 天気いいから保育園の砂場で遊んできたら?
- ◯◯先生、キミのこと待ってるんじゃないかな!
- あと◯日でお休みだよ!
- ママが最速でお迎えに行くよ!
- 保育園行ったら、今日の晩ご飯に好きなもの食べよっか!
等々、そのときその時で考えうる色んなアゲアゲなことを言うんですが、何を言ってもずーっと「おやすみするなの」と返事が返ってきます。
ただでさえ朝はバタバタして余裕が全くありません。そんななかで頑なに動かない3歳児。最後の最後には「もう置いてくよーっ」と言って、玄関まで行くと泣いて寄ってくる…みたいなことを繰り返しています。
この半分脅迫みたいな手はかなりの悪手だと自覚してますが、それ以外に手がない状況なのです。
ちなみに一旦保育園に預けてしまえば、割とすぐ立ち直ってみんなと仲良く楽しめているようです。
原因は下の子の体調不良
この1週間登園しぶりに手を焼いていますが、その前までは至って前向きに保育園に行ってくれてました。
この1週間で何があったか考えると、心当たりがあるとすれば下の子の体調不良です。
実は登園しぶりが始まる前の週は、下の子が体調不良で1週間まるまる保育園を休んでいました。
お兄ちゃんは元気だったので保育園に行ってもらったのですが、どうやらそれで心が曇ってしまったようです。
親の身からすると兄がいると騒がしくて看病にならないので、保育園で元気に遊んでもらったのですが、お兄ちゃんからすると自分だけ置いていかれてると思ったのでしょう。その気持ちは理解できます。
保育園前の道路で道草
ニッチもサッチもいかなくなって早退をさせてみた
そんな毎朝の格闘がピークだったのが先週の木曜日。
家にいるときからグズグズ言っていて、どうにかこうにか保育園まで連れてきたけど(この時点で遅刻確定くらいの時間)、保育園に着いたら私から離れようとせず顔を私の肩に埋めて固まってしまいました。
「みんなと遊んでおいでよ」「◯◯くん、おいでっ」(先生)と言っても微動だにせず、「ほいくえんいきたくない」「かえる」と言うばかり。
まだギャーーーッと騒がれたほうが心を鬼にできるんですが、シュンとされるとすごく悪いことをしている気にさせられます。
かれこれ10分くらいなだめたものの一向に上向かず、あまりの沈みっぷりに私もどうすることもできずに「お昼ご飯食べたらママが迎えに来るって」と奥の手を使いました(朝からグズグズっぷりに動揺し、ママが午後休もうかと連絡が来ていた)。
それでしぶしぶ保育園にいることを了承した息子。登園しぶりで早退をさせてしまった我が家。果たしてそれが吉と出るか凶と出るか。
翌日の登園の様子
午後休を取り、下の子を保育園に置いて、上の子だけ引き取ったママ。
その足で近所のラクーアに寄り、そこでご飯を食べ、ゲームセンターで遊び、たんまりお腹と心を満たして帰ってきたそうです。
私が仕事から帰ってたからの様子は、いつもと変わらず(いつもテンション高いダンスィをしてる)でした。
そして大注目の翌朝、息子の様子はというと…
息)きょうほいくえんあるなのー?
キタッ!いつもの質問!
パ&マ)今日は保育園あるよ〜(努めて明るく)
息)……
息)ほいくえんおやすみなの…
やっぱりダメだったかっっっ!前日ほど絶対拒否という感じではありませんでしたが、それでも行きたくないと言ってます。
さて、どうしたものかと何回か押し問答をしていると
息)きょう、ほいくえんいくっっ!
おおおおおおおぉぉお、なんと自分から行く意志を示した!偉いぞ息子!
その後すんなりと保育園まで行ってくれ、少し寂しそうな様子でしたが、何とかバイバイもしてくれました。
ホントは一日中こうしてたいんだろうなぁ
(2018.7追記)1週間休んでみたものの・・・
半日のズル休みをした直後。なんとお兄ちゃんも熱を出してしまい結果的に1週間保育園を休むことになりました。
体調不良でのお休みとはなりましたが、1週間しっかりと身体も心も癒しリフレッシュしたのです。
そしてその翌週。満を持しての登園となったのですが、登園のしぶりっぷりは残念ながら相変わらずでした。
とある日には保育園の前で大泣きしてしまい、あまりの泣きっぷりに先生がわらわらとやってきて、みんなで息子を必死に勇気付け、最終的には先生に強制抱っこでお別れするということがあったり、そこまではいかなかくてもパパの抱っこから離れず引き離すのに苦労するというのは休む前と全然変わっていません。
下の子の朝ごはん。毎朝この人の朝ごはんに時間を取られるというのもある
(2018.7追記)少しだけ落ち着いてきた、その要因は
この1ヶ月ずーっとこんな調子だったんですが、つい最近になって少しだけ登園しぶりが落ち着いてきた感覚があります。
今でも結構な確率で朝起きて激しく登園することを拒否し、徹底的に戦う姿勢をこれでもかと見せつけてくるんですが、ご飯を食べ、着替え、顔を洗い、家を出る頃には「保育園行くっ!」と言ってくれることが増えたのです。
息子の登園しぶりを和らげてくれているのは何か。思い当たるのはいつもより早起きになった日は登園しぶりが少ないぞということです。
だいたい毎日同じ時間に起きるのですが、それでも日によって数十分早く起きることもあるし、その逆もあります。
そして早起きをした日には、最初は強硬姿勢でしぶっていても時間の経過とともに態度を軟化させてくれることが多いです。日によっては愚図らない日も。朝、時間の余裕があることが心の余裕にもつながっているのかな。
逆にいつもより遅く起きた日はほぼ間違いなく愚図り、落ち着くことなく保育園の時間となり、えらい大変な目に遭います。
気持ちを整理する時間が大事?
早起きをしても、保育園に着くと相変わらず捨てられた子猫のような寂しそうな表情をすることが多いので、早起きしたからって保育園に行きたくない気持ちを変えてくれるわけではなさそうです。
でも同時に保育園に行かなきゃいけないこともちゃんと分かっていて、その気持ちの整理を早起きで出来た数十分で何とかつけているようです。
逆に寝坊した日は朝起きてから家を出るまでに一切の余裕がなく、いつも準備に慌ただしくしていたし、息子との会話も何かをしながら適当に受け答えている状況でした。それこそ登園しぶりの愚図りを構う時間なんて実質ほとんどなかった。
早起きで時間の余裕ができると、愚図る息子の話をじっくり聞くことができるようになったし、息子も存分に不安な思いを吐き出すことができるようになりました。
行きたくない気持ちをぜーんぶ口に出し切ってしまえば踏ん切りもつきやすいのかな。子どもに限らず大人でも不満を口に出してスッキリすれば気持ちを入れ替えてできる、みたいなことは沢山ありますもんね。うん、我が家に足りなかったのは朝の時間だったようです。
おわりに
我が家を襲う体調不良の下の子と心身不調の上の子のダブルパンチ。保育園に通うことがこんなに難易度が高いものとは思ってませんでした。
大変なのは子どもたちですね。2人とも早く保育園に慣れてほしいなぁ。
▼関連記事▼