我が家は3歳と生後11ヵ月の兄弟との4人暮らし。今日はイヤイヤ期を生きるお兄ちゃんの話。
*きょうだい仲良くテレビ観賞*
登場人物紹介
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兄:3歳2ヶ月 |
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弟くん:11ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
イヤイヤも板についてきた3歳2ヶ月
我が家が息子をイヤイヤ期だと認定して半年以上が経ちます。
最近は機嫌がいいときには天使のような振る舞いを見せることもあれば、機嫌が悪い時にはどんよりとした色で塗られたイとヤの文字で背景が埋め尽くされそうなときもあります。
一時期より幾分か落ち着いている時間が長くなっているような気はするので、確実に終わりに近づいている…はずだと思いたい。
あとは大人もすっかり慣れました。おっ始まったなと思ったら一旦静観して自分の心を整えます。大きく深呼吸をし、自分は仏だと暗示をかけて対応しています。
息子自身もだいぶ成長してきて、生後11ヶ月の弟くん(最近ヤンチャで手を焼いている)に「ご飯のときはちゃんとお座りして食べないとダメでしょっ!」とかお節介にも色々と注意してくれることが増えました。そして注意をされた弟くんは、顔を真っ赤にして泣くっていうね。注意されてるのが分かるんだね~。
わたしはそれを生温かい目で見ているんですが、裏を返せばお兄ちゃんにとってそういうマナーもすっかり身についてきたということ。まぁ理解しているから実践できるかといえば、それは別問題ってのが3歳児ですが。
外でのマナーにヒヤヒヤ
気分によってマナーを守れなくても3歳児なのでしょうがないと思っています。家の中ではそれでも構わない。
でもレストランとかお店の中だと息子中心に考えるわけにもいかずどうなだめすかすか困ることがあります。
レストランでご馳走を目の前にテンションが上がるって気持ちは理解できるし、外食って例えファミレスでも子どもにとってみればウキウキな気持ちになるのは、自分が子どもの頃を思い出せば致し方ないです。
でもだからってギャーギャー騒いでいいわけではないし、店内を走ってもいけません。
そんな迷惑行為がいまにも発生せんとする空気を察知すれば、私も父親ゆえ子どもを監督する立場にあり、被害を最小限に抑えるべく最大限の抑止を試みるのですが、最小限で食い止められた試しがありません。
ウキウキテンションな息子にはわたしの声などもう聞こえていないのです。
猿の忍者が言うと聞くんです
こいつです、おまわりさん!
父親の声は届かないのにとあるニンジャの声なら届いてしまいます。それが上の画像にあるお猿の忍者さん。
この方、マナー忍者さんといいます。こどもちゃれんじぽけっとに出てくるキャラクターです。
しまじろうがマナーに反する行為をしようとした瞬間、どこからともなくやってきて、「まったでござる!」と言ってマナー違反を未然に防いでくれます。忍者ってござる口調だったっけ。
ちなみに画像はしまじろうとみみりんがレストランで騒いでいるところにやってきて
「しまじろうどの、みみりんどの、レストランはごはんをたべるところ。おおきなこえでおしゃべりしたら、おきゃくさんがびっくりしちゃうでござるよ」
と注意をするところです(一言一句この通りです)。そして、おしゃべりをしたいしまじろうたちに忍術を伝授するのです。その忍術とは…
にんぽう ひよこのじゅつ!
ピヨピヨとひよこが鳴くような声でおしゃべりをするという秘術です。
なーに馬鹿なことを言ってんだと思ったでしょう。ええ、私も思いました、なんだマナー忍者って。なんでもって猿やねん。
でもね、レストランでぎゃーって騒いでる息子に「にんぽう、ひよこのじゅつっ!」と声をかけるとあら不思議、小さな声で話し始めるのです。んなアホな。
ちなみにこの忍法ひよこの術ですが、おしゃべりのボリュームを下げるだけでなく、レストランで走り回っているときに発動するとヒヨコの動きで歩くよりゆっくりなスピードになってくれます。んなアホな。
猿忍者に負ける34歳
このマナー忍者の忍術は非常に多岐にわたり、もはや我が家の平穏に欠かすことのできないところまで依存しています。
レストランでは秘術のひよこの術で難攻不落と言われた3歳児の口を閉じらせることを可能にし、スーパーに行けば商品を触りたがる息子に忍法カメラの術で「みるだけでおじゃる〜」と言って触るのを諦めてくれます。
普通に「触っちゃダメだよ」と言っても駄々をこねて余計に大変になるだけですが、「見るだけでござるよ」と言うとハッとした顔をして「みるだけおじゃる」と言うんだから恐ろしい妖術です。
ただ息子もこの忍術を我が物にマスターしつつあり、試食を見つけては「食べるだけおじゃる〜〜」と言ってパクパク食べようとします。ちょいちょい、そんないっぱい食べては駄目でござるよ。
こどもちゃれんじ有能すぎるでおじゃる
こどもちゃれんじの有能っぷりはもう十分わかっているつもりでした。しまじろうのお話だけでも十分息子の心に響き、そして良い影響をもたらしてくれました。
それこそパパが言っても聞かないことをこどもちゃれんじでしまじろうがやっていればそれを真似してくれています。
でも、正直マナー忍者にはおどろいた。なんだ、あれ。
どう見ても不自然極まりないし、意味が分からない。言いたいことは分かるんだけど、なぜそれをキャラの濃ゆい猿忍者で言う必要があるんだと思ってしまいます。
でもそんな大人の戸惑いもどこ吹く風で、マナー忍者の忍術にすっかり虜になった様子の3歳児。
我が家の3歳のマナーが向上するのであれば、怪しげな忍術も使用を認めざるを得ない。というか怪しんでごめんなさい。
マナー忍者の素晴らしさを知ったいま、わたしはなんの躊躇いもなく、むしろ誇らしげに語尾にござるをつけるようになりました。
おわりに
こどもちゃれんじのマナー忍者の忍術の効き目がハンパないというお話でした。
是非マナー忍者様においては、イヤイヤに効果がありそうな秘術も伝授いただけると有り難く存じます。
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