パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

お下がりの子供服やおもちゃは使いづらいぞって声高に言いたい

スポンサーリンク
スポンサーリンク

我が家は3歳と生後10ヵ月の兄弟との4人暮らし。

3歳になる上の子が赤ちゃんのとき、「まだまだ家族は増えるはずだから」と洋服やオモチャなどはほとんど捨てずにクローゼットに眠らせていました。

そして思惑通り、2年後に同じ男の子の赤ちゃんを授かったのです。男の子2人育児という恐怖に怯える一方、お下がりがたくさん回せるから意外とお金はかからないかなぁと思ったものです。

ところが現実はちょっと違ったのです。

f:id:Pikky:20180110005926j:image
このオモチャはお下がりのお下がりで相当年季が入ってる

登場人物紹介

f:id:Pikky:20181011234713p:plain

兄:3歳2ヶ月
一人目の特権でほとんどものを自分用に買ってもらった男。

f:id:Pikky:20181011235007p:plain

弟くん:10ヶ月
二人目の性でほとんどのものをお下がりで済まされようとされる男。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

誕生日が数ヶ月違うだけで全く使えない

スポンサーリンク

上の子は12月生まれで、下の子は3月生まれです。たった3ヶ月の違いですが大きな違いでした。季節が一つズレるだけで、洋服が全く使えなくなるのです。

例えば上の子が生後7〜9ヶ月で迎えた夏という季節を、下の子は3〜6ヶ月で迎えています。

小さめだった下の子は、服のサイズが3ヶ月のヘビーが着るような60サイズでも十分でしたが、家にお下がりであったのはもうワンサイズ上の70とか80です。

大人だとSサイズの人がMサイズを着てもまぁ着れなくはないかなって感じですが、赤ちゃんだとブッカブカのブッカブカでとても着せれたものではありませんでした。

何とか夏が終わる頃にお情け程度に何度か着せることができたくらい。

3ヶ月の違いでこれなので、6ヶ月とか9ヶ月ズレていたらもっともっと使えなかったと思います。

赤ちゃんのお下がりは案外汚い

ちゃんとキレイに洗ってるんですよ。それこそ毎日毎日洗濯機を回していたし、クローゼットに眠らせるときにもキチンと洗って収納しています。

でも赤ちゃんって基本汚すんですよ。ヨダレだったりお乳を吐いたり、汚すのが仕事なのです。いくら毎日洗っても目に見えないところで少しずつ蓄積されていくんです。

あまりにも汚れてしまった衣服は、クローゼット行きになる前に廃棄してるんですが、汚れが目立たなかったはずの服でも2年眠らせていると、驚くほど黄ばんでいました。

ちなみに黄ばみって乳とか汗、ヨダレのタンパク質が原因で、酸素系漂白剤を使うと落ちるそうなんですが、でもすごい黄ばんだ肌着だったものを着せる気にもならず、捨ててしまいました。

上の子が譲ってくれない

オーボールとかキリンのソフィとか、小さな赤ちゃん用のオモチャも大切に保管していて、下の子に渡すのですが、下の子が触れた途端、お兄ちゃんが奪い取っていきます。お兄ちゃんの目は完全に怒っています。

1歳にならないくらいの赤ちゃんが遊ぶオモチャなので、2〜3歳の子どもが遊ぶようなオモチャではもうありません。それまで1年以上眠っていたオモチャだし、お兄ちゃんが自分で遊んでいた記憶もないはずです。でも「それはぼくのっ」と言いながら取っていきます。

それまで"俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの"なジャイアニズムがまかり通っていた世界から、"ボクのものなのに…"なノビタニズムを許容しなければならない世界に変わったんだから怒る気持ちもわかります。

2歳くらいだとこれをきっかけに不安定になって愚図ったり、下手すると赤ちゃん返りまで起しかねないので、結局お下がりのオモチャであまり遊ばせることはできませんでした。

ちなみに今10ヶ月と3歳の関係になりましたが、10ヶ月の弟くんは自分のオモチャよりも「お兄ちゃんがいま遊んでいる」オモチャに興味を示します。
不思議なのが、同じオモチャでもお兄ちゃんが遊んでなければ興味を示さず、お兄ちゃんが遊び出した途端にちょっかいを出しにいきます。主にプラレールなので、弟くんが手を出す=破壊で、お兄ちゃんが発狂します。今のところ、いつまで経ってもお兄ちゃんは弟くんに発狂しています。

新しいのが欲しくなる

スポンサーリンク

究極的にはコレです。

お下がりって、当たり前ですが古いです。新品のようなキラキラ感は少ないです。どちらかというとヨレヨレ感のほうが多いです。そういうわけでやっぱりテンションが上がらないんですよ。

新たに加わった赤ちゃんには、新しいキラキラのお洋服を着て欲しいのです。ま、新しい服を着せてもほんの数十分で汚してお古にしてしまうんですがね。それでも懲りずに新しいものを買ってあげたくなるのが親なんだと、親になって知りました。

いっそのことすぐ処分していたほうがすっきりしたかな

生まれた月が少し違うだけでお下がりの服は使えないし、これはイケるかなってときにも想像以上に汚れていたり、お兄ちゃんが使わせてくれなかったり、もうお下がりなんてほっとんどできないです。諦めましょう。

でも変に取っておくから、使わないことに罪悪感が生まれるのです。罪悪感は生まれるし、スペースを食うしいいことありません。

将来のためにクローゼットにお古を仕舞いこんでいるあなた、黄ばむ前にメルカリで売ったほうが色んな人が幸せになれるかもしれませんよ。

おわりに

我が家が改めてこの事実に気づいたのは年末の大掃除。
いや、大掃除というほどの掃除もできていないんですが、それでも結局着ていない上の子のお下がりで取っておいた服がたくさん出てきました。

それでもそのときに処分しきれていない服がまだいっぱいあります。我が家がシンプルライフを実現できるのは遠い未来のようです。

お下がりで節約するんではなく、お金の貯め方はまず思考から