パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

子育てに向いていない?父親3年目でやっと父親になったよ

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我が家は3歳と生後10ヶ月の兄弟との4人暮らし。

上のお兄ちゃんも気づけばもう3歳。つまりは私も父親として3歳。3年間、あっという間だったとも言えるし、色んなヤマを越えてきた苦難な日々だとも言えます。

そして最近になって「自分は父親になったな」と自分自身でも思うようになりました。

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登場人物紹介

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兄:3歳1ヶ月
イヤイヤ期真っ盛り。それでも成長著しい。

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弟くん:10ヶ月
イヤイヤ期の兄に隠れて存在感があまりない。基本大人しい。兄弟でこんなに違うものなんだな・・・。今回は出番なし。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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石の上にも三年とかそういうことじゃない

3年間じっと耐えて耐えてやっと父親になれるんだ、それくらい父親になるというのは大変で時間がかかるんだっ…と言いたいわけではありません。

というより子どもが生まれて3年くらいの間、父親って何もないんです。

いくら育児に参加しようとも、育児の辛さも楽しさも母親には敵わないです。そもそも産まれる前から苦労してんだから。後追いされるのは母親で、抱っこを拒否されるのは父親だと相場は決まってます。

母親のほうが育児の辛いことをはるかにたくさん味わってるし、母親のほうが明らかに赤ちゃんからの信頼を寄せられるんです。良くも悪くも父親は母親ほど赤ちゃんと関わらないのです。

そういう意味で子どもが赤ちゃんのうちは父親ってホント何もないんです。

母親が育休をとって父親は働いているパターン(だいたいみんなそうですよね)で、母親より父親に懐いている赤ちゃんなんて皆無なはずです。

そして自分の方をなかなか向いてくれない赤ちゃんに対して、自分が父親であることを実感することって難しいです。子どもからも愛されてこその実感なんですよ。

子どもが小さいうちの父親ってなかなか父親の実感を得ることができず、いつまで経っても父親になれないんです。

子どもにとっての父親がようやく大きな存在になった気がする

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子どもが3歳を迎え、何となく最近感じるのがこれ。

赤ちゃんの頃はママにベッタリで、ママ以外は受け付けませんってスタイルだったし、1〜2歳になってもやっぱりママが一番でした。パパのことは好きだけど、それよりもママのほうが大事。そんな気持ちを感じていました。

3歳になってもママが一番なのは変わりません。それは四六時中一緒にいるんだから当たり前です。

でも3歳になって「パパも同じくらい大事」という気持ちを息子から感じることが増えました。もうママじゃなきゃダメなことはほとんどなくて、ママがいなくてもパパがいれば大丈夫ってことが多いです。

唯一、転んだりして「痛い」ってなったらママのところでヨシヨシしてもらいたいようですが。これはこれで可愛い…

今我が家には生後10ヶ月の次男坊もいるんですが、ちょうどこの赤ちゃんが後追い期に入っていて、ママじゃないと嫌!という態度を度々とるので余計に長男の態度に嬉しくなるのです。

父親を3年やってやっと父親になった

以前のエントリでも書いたことがありますが、父親は子どもからパパと呼ばれるたびに父親になっていくのです。

▶︎パパと呼ぶ声が私をパパにする - パパパッとパパ

そして息子がパパッと呼んでくれるだけでなく、パパに信頼を寄せてくれるようになり、私はより一層父親になりました。パパと呼ばれて嬉しいだけの父親じゃなくて、子どもの信頼を裏切らない父親になったのです。

もう息子はパパなしでは楽しく生きていけないはず。心ゆくまで大好きな電車に付き合うパパだし、心ゆくまで抱っこしてあげるパパだし、サンタクロースと友達で電話番号知ってるパパだし。

そしてもちろん私も息子なしでは楽しんで生きていけません。大人との会話での笑い方を忘れてしまいました。ふふっこれぞ父と子の関係だ。

でもパパはちょっと怖いみたい

イヤイヤ期真っ盛りの3歳息子。母も父も息子を叱る回数が増えました。

だいたい叱るのは、下の子に危害を加えようとするときと行儀が悪いときです。行儀が悪いときの叱り方は優しめですが、下の子を叩いたり押し倒したりしたときには厳しめに叱ります。叱り方は…まだ試行錯誤中ですが。

▶︎100回叱るのが正しいのか、ガツンと叱るのが正しいのか…【イヤイヤ期・3歳】 - パパパッとパパ

そして、私が厳しめに叱ると妻が厳しめに叱るときよりも、息子がションボリするのです。そんなに強めに叱ってないはずなのに目にいっぱいの涙を溜めて下を向いてるときもあります。

普段はとても陽気な親子で、おちゃらけた父親と子どもの関係のはずなんですが、子どもにとって父親と母親で違う何かがあるようです。

叱って心に響くのであれば、それは意味のあることなので、今後もそういう場面では叱りたいと思いますが、あんまりやり過ぎたら良くないなとも思っています。

3歳になって、イヤイヤ期になって、叱ることの難しさを初めて痛感しています。

これまでは言っても理解できていなかったんで気楽に叱ることができたんですが、今は心に届いてしまうからこそ叱る側も細心の注意をしないと子どもが離れていきかねない。

でも叱るって親業の肝ですよね。3歳になってやっと父親になって、そして親業の重大な局面を迎えています。

おわりに:やっと父親になって

3年でようやく私も父になりました。

父親になってみて、私に寄せられる子どもの笑顔と泣き顔をたくさんたくさん抱きかかえ、うん、人生でこういう時間があって良かったなとつくづく思ったのです。