我が家は3歳と生後8ヶ月の兄弟との4人暮らし。
上の子は3歳になりたての少年。ついこの前2歳になったはずなのになぁと思う一方、写真で振り返るとこの一年でも見違えるほど大きくなっているもんだなぁと感動します。
2歳から3歳の一年で、息子の好きなものもだいぶ変わったというか成長しました。
今回はこれから2歳を育てようという人にオススメしたい2歳児がハマったものを紹介します。
2歳にもなればその子の個性も色濃く出てくるのであくまで一例として見てください
(*「はい、どーぞ」とママにお寿司を出す寿司職人(見習い)*)
登場人物紹介
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兄:3歳0ヶ月 |
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弟くん:8ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
1歳で夢中になっていたものはもう使えない
以前の記事でまとめていますが、1歳台に夢中になったオモチャは木製バイクやバスクレヨン、レールセット、お風呂で使う泳ぐサカナなどです。
▶︎ 【知育】1歳児が一気に成長するおもちゃおすすめ10選【プレゼントにも最適】
これらはいずれも今でも遊ぶ現役のオモチャですが、さすがに2歳児には物足りないところも出てきたようです。
シンプルな機能で1歳の子どもでも十分使えるのですが、シンプルが故に遊びかたが単純になるので、2歳児の創造力を徐々に満たせなくなってしまいました。
おもちゃって成長に合わせて選ばないと子どもはホント遊んでくれません。
バスクレヨンなんかは無限にバリエーションがあるので今でも遊びますが、お風呂で泳ぐサカナはもう出番が少なくなってしまっています。
限られた空間のおもちゃ箱に、遊ばないおもちゃを入れておくスペースなんてないですよね。2歳児には2歳児に適したおもちゃを選びたいものです。
2歳児が夢中になるのは…
当然ですが 2歳児は1歳の頃に比べて、運動面でも精神面でも段違いに成長しています。
具体的にその特徴を挙げると
- 運動能力の向上
- 言葉を覚えはじめる
- 世界への興味が出てくる
の3点です。
運動能力の向上
よちよち歩いては転んでいたのが、しっかりとした足取りで走ることもできるようになります。
もはや家の中でちまちま木製バイクに跨がるだけでは物足りず、ストライダーなど屋外で全身を使って動き回りたがります。滑り台もブランコも一人で乗れるようになるのです。
この2歳児の運動能力を十分に発揮させるような場所に行かせてあげたいし、おもちゃも全身を使うようなモノがいいです。
言葉を覚えはじめる
言葉も発達し、単語から2語文、そしていつのまにか3語以上の文章を駆使して会話をするようになります。覚える言葉もモノばかりでなく、「嬉しい」とか「イヤッ」と言った感情を表す言葉も増えます。
本やテレビ、大人の何気ない会話からどんどん吸収していくので、大人は一挙手一投足に意識を尖らせて生きています。変なことはもう言えない。
なので言葉をたくさん知ることができるようなオモチャは、間違いなく2歳児を夢中にさせます。
世界への興味
言葉を覚えはじめると同時に、その好奇心も爆発します。
「これはなに?」「あれはなに?」と次から次へと質問攻めにあい、大人はタジタジになってしまいます。
興味のあることはとことん突き詰めて覚えていくので、子どもが何かに興味を示したらさりげなくその知識をつけるようなものを差し出すと、かじりつくように夢中になります。
2歳の息子が夢中になったモノ・ベスト5
前置きが長くなりましたが、うちの2歳児がこの1年間にわたり夢中になったものを紹介します。
ことばずかん
(*寝起きからいきなり遊びだす男児の図*)
2歳のプレゼントで買ったのが「アンパンマンことばずかんデラックス」。ペンでずかんのイラストをタッチすると、そのイラストの名前や鳴き声の音がするというオモチャです。
これ3歳を目前にした今もまだ大好きでほとんど毎日遊んでいます。ホント飽きずに遊んでます。
収録ワードが日本語・英語で1500語、それ以外におしゃべりの種類が1700種類と途方もないボリュームの言葉が入っています。
なので買って一年経ちますが、まだまだ息子の知りたい欲求を満たし続けてくれます。このことばずかんで覚えた単語は数知れず。今の息子の言葉の半分くらいはアンパンマンから教わりました。
我が家が持っているのはこの「ことばずかんDX」ですが、2017年現在新モデルの「ことばずかんSuperDX」が発売されています。
収録語が倍増し、さらに二語文まで入っているということで、値段も変わらないし今買うならこちらですかね。
ずかん
(*なりたエクスプレスっ!と叫んでいます*)
アンパンマンのことばずかんは確かにすごいボリュームですが、幅広く色んな分野の言葉が満遍なく収録されているので、ピンポイントでの情報量はさほど多くありません。
息子はこの一年で、電車→魚・動物→虫→恐竜と興味の幅を広げてきました。その息子の興味に合わせて図鑑を買ってあげています。
もはや電車・魚・虫に関しては大人よりも遥かに詳しくなってしまいました。それほどまでに2歳児の学ぶ意欲は旺盛なのです。
新しい図鑑を買ってあげるとそれを1ヶ月〜数ヶ月は舐め回すように繰り返し繰り返し読み、1冊全部覚えてしまうまでハマり続けます。
1冊全部覚えてしまってもお気に入りのページが何ページかあって、それをまだ繰り返し繰り返し毎日読み返します。飽きないのかな。
いやホントこの学習意欲を上手く英語教育に向かわせることができたら、スグに中学生並みの英語力になりそう…。そんなに上手くはいかないけれども。
アンパンマンのジャングルジム
義実家にあるのが、このジャングルジム。
東京の我が家にはスペースと大人の都合上、購入する決断ができませんでしたが、義実家での息子の食いつく姿を見ると思わず衝動買いしそうになるほどでした。
公園にあるジャングルジムを2歳児に遊ばせるのは流石に怖いですが、これは高さが大人の背丈ほどもないし、仮に手を滑らせてもマット等を敷いておけば安心です。
実は結構ビビリなところのあるうちの息子ですが、ここでブランコとジャングルジムの楽しさを覚えてくれました。
2歳になると家の中ではもう満足してくれなくなるんですが、雨の日などどうしても外に出られないときもあります。
そういうときにこのジャングルジムがあればパパ・ママの心強い味方になること間違いなしです。
しまじろう(こどもちゃれんじ)
2歳になると同時に始めたこどもちゃれんじ。この一年ですっかりしまじろうのことが好きになりました。
ちょうど2歳くらいの子が興味を持ちそうなことがコンテンツになっているわけなので、ハマらないわけがないですね。
ちなみにトイトレやお着替え・食事などの生活習慣をトレーニングする内容も多いですが、そこはあんまり響いてくれませんでした…。2歳児にして都合のいいところしか頭に入らない模様です。
DVDにエデュトイ(知育要素がふんだんなオモチャ)、絵本とあるのですが、この三方向展開が2歳児には最高でした。
最初はもちろんDVDに食いつき何回何十回と食い入るように見ます。その後飽きてきたかなぁって頃に絵本とエデュトイがじわじわ息子の琴線を弾くのです。
DVDは自分の好きな場面がすぐに流れていってしまいますが、絵本だと好きなだけ見ていいんです。こういう使い分けで長く愛用されています。
ちなみにこどもチャレンジは無料体験があります。子どもの反応を見てから、入会する方が後で「合わなかった・・・」と後悔しなくて良いのでおすすめです。わが家も入会の際には一度たいけん教材を試して、子どもの反応を確認しました。
水族館
2歳になり、言葉を覚えはじめ、図鑑を食い入るようにして見るようになると、水族館や動物園での息子の反応が明らかに変わりました。
特に魚との距離の近い水族館はとても楽しいらしく、もう10回以上行っています。水族館から家に帰ってくると延々と「たこさんくねくね〜」とか「ウーーマンボッ」って言って踊ってます。陽気なヤツめ。
ちなみに我が家はサンシャイン水族館の年パスを買いました。池袋のど真ん中で交通アクセスもよく、買い物のついでに行けるので年パス買ってよかったです。
2歳になって、まだ水族館に行っていない!って家庭があれば是非行くことをオススメします。子どものリアクションの変わりように感動しますよ。
おまけ:電車も変わらず大好き
下の子も子鉄の英才教育
1歳の頃から大好きな電車。もちろん2歳になってからも大好きです。
1歳の頃は走る電車を見るだけでよかったのが、2歳になると実際に乗らないと気が済まなくなったし、アナウンスや音を真似するようにもなったし、日本中の電車の名前を覚えてしまいました。
子どもが電車好きになると、プラレールなど手先を細かく扱うので器用になるし、色や地名を覚えてくれるし、なんなら地下鉄のマークでアルファベットまで覚えてくれます。電車好きは知育にとっても良いのです。
▶︎電車好きが知育に役立って助かっています【子鉄・2歳10ヶ月】
おわりに
今回はうちの息子がこの1年間ハマり続けたものを紹介しました。
きっと3歳にもなると子ども自身に欲しいもの・行きたい場所が出てくるので、親が自由にオモチャやお出かけ場所を選べるのもあとわずか。
子どもを笑顔にして、なおかつ成長にも繋がるようなモノを選べたら最高ですね。