我が家の2歳児は電車をこよなく愛する子鉄です。
電車のオモチャも絵本もたくさんプレゼントをしているのですが、その飽くなき電車ラヴの気持ちはオモチャだけでは到底収まりきりません。
家の中でも外でも、少しでも電車に見えるものがあれば、それを掴んで電車ごっこの始まりです。
(電車ごっこは必ずこのスタイル)
中には、いやそれを電車に見立てるのは無理あるだろう…ってモノも多いです。想像力が豊かなんですね。
せっかくなので子鉄の2歳男児が電車や線路、トンネルに見えたモノたちをご紹介します。
電車に見えたもの
1.バスクレヨン
あるときお風呂でバスクレヨンを全色取ってとせがんだことがありました。何を描くかと思えば、5色分のバスクレヨンを並べて電車に見立ててました…。
2.ボールペン
バスクレヨンと同じく、あの先っぽが尖っているシルエットが新幹線に見えるのかもしれません。
3.ストロー
別に先が尖ってなくても細長いシルエットであればいいようです。
4.サランラップ
確かにあれは電車に見えなくもない。料理なんかで取り出そうものなら、すぐ奪い取られます。その結果、使いたい人が使えない…。
5.サランラップの芯
サランラップの箱だけでなく芯も電車として扱います。
箱の中に芯があるわけだから、電車のなかから電車が出てきた、みたいな矛盾があるのですが、彼はそこまで気にしない人間でした。
6.100均のギターのオモチャ
100均で買ったウクレレサイズのギターのオモチャがあるんですが、弾かれることなく引かれています。
7.さつまいも
彼の妄想は食べ物にまで及びます。
一応「いもーーっ!」と言って持つので、食べ物であることは認識しているようですが、やることといえば机に置いて前後に引く、いつも電車のオモチャでやることと同じ動きをします。
8.長ネギ
長ネギも細長いからね。
9.箸
先っぽが細くなっている細長いものは軒並み電車扱いです。
何度箸を奪われてご飯が滞ることになったか…。
10.体温計のケース
2人目妊娠中の妻が切迫早産で入院してしまったとき、お見舞いに行ってやることといえば…
体温計ケースでガタンゴトン。
ちなみにケースから体温計を出してあげると、脇に挟もうとします。体温計は電車ではないらしいです。
11.耳かき
体温計がそばになく、耳かきがそばにあれば…
耳かきでガタンゴトン!
12.ガラケー
私たち夫婦はiphoneを使っていますが、おばあちゃんはまだパカっと開く二つ折りのガラケーを使っています。
電話といえばタッチパネルな息子にとって二つ折りのガラケーは電話じゃなく電車でした。
13.歩道の縁石
歩道の縁石は「しんかんっ!(新幹線)」と言って楽しそうに座ります。
14.木の根
公園などにある大きな木の根で、地面から出ている部分も彼から見たら電車です。
またがることができる細長いものは電車認定です。
15.石
シンプルに石です。
それっぽく細長いやつでしたが、シンプルに石でした。
16.美顔ローラー
妻の誕生日プレゼントに買った美顔ローラーも、息子から見ると細長いボディに車輪が2つの珍しい電車です。ちなみに贈ったのはリファカラットという美顔ローラーです。
まさか美顔ローラーもフローリングをロールされるとは思っていなかったでしょう。
17.マキタの掃除機の箱
我が家はマキタの掃除機を使っているのですが、それを買ったときの箱をこよなく愛しています。
主に電車として手で引いたり、乗って遊んだりしているのですが、いい加減ボロボロになったので捨てたい。でもあんなに気に入っているので捨てれない、そんな葛藤がここ半年以上続いています。
18.クイックルワイパー
取っ手のところが延びるクイクックルワイパーでその節目が電車の連結に見えているのかもしれない。
19.歯磨き粉
我が家はお風呂場に歯磨き粉を置いているんですが、お風呂でちょっと退屈に感じると、おもむろに歯磨き粉を引いています。細長いしね。
20.腕時計
ファミレスにご飯食べに行ったとき、予想以上に混んでて順番を待つことがあります。
そんなときにはスマホで動画を見せたりして時間を稼ぐのですが、それでも凌げなかったときに、息子が私の腕を掴みました。
そう、腕時計を寄越せと。
腕時計で何するかと思えば、いつも通りに前後に引いていました。なんて便利なやつなんだ、お前さんは。
21.お惣菜の容器
ご飯を作るのにも疲れたときに、大人はスーパーの惣菜で済ますこともあります。
そのお惣菜を指差す息子くん。
何だ君も欲しいのかと、少し分けてあげようとしたら「違う」と。
そして容器を手を持ち前後に引き出したのです。ほんと何でもありだ…。
線路に見えたもの
ここからは電車ではなく線路に見えたもの達です。彼はほぼ常に電車のオモチャを手に取り、日夜線路に見えるところを探しているハンターです。
22.メジャー
まずはメジャー。あの目盛りが完全に線路だと彼の中で話題になっていました。
23.ルーズリーフ
ルーズリーフの罫線が線路に見えるらしいです。
24.すのこ
我が家はフローリングに布団を敷いて寝ているため、布団の下に湿気防止のすのこを敷いています。
朝起きたら布団を上げているのですが、そのタイミングでタタタタッとやってきて、すのこを線路にして遊びます。
25.畳
我が家に畳の部屋はないんですが、外食したりするとたまに畳の部屋に通されたりします。子連れだとお店も気を使って通してくれますよね。
もちろん外出時もお気に入りのマイ電車は必ず持っていっているので、畳の目を線路がわりに楽しんでいます。
26.ベルト
細くて長くて平らなものは線路に見えるらしいです。
パパがベルトをしているのを見つけるとわざわざ抜こうとします。こうなると抜かないと気が済まないので、面倒くさいですが、毎回ベルトを取って献上します。
27.カーテンのタッセル
リビングにある細くて長いものといえば、タッセルです。
ちゃんと太さに合わせて、トミカじゃなく幅のあるプラレールの車両を持ってきたところに彼なりのこだわりを感じます。
28.紐
細長いものの代表格ではありますが、紐が線路に見えてしまってるってどんだけ盲目なんだ…と思ったり。
29.シールの枠
小さい子が大好きなシール。もちろん息子もシールを色んなところにペタペタして遊んでいたのですが、急にシールの枠を床に貼り寝そべりだしたのです。
網目だから線路なのか…
30.年賀状
お正月には届いた年賀状を撒き散らかして、その上で電車を動かしていました。
彼流の正月遊びです。
31.段ボール
段ボールを使って遊ぼうかな、と解体していたらそれを取り上げてコレです。
32.ラグの縁
フローリングに敷いてあるラグの縁に沿って電車を走らせています。
それは全然構わないのですが、ラグが少しでも歪んでいると怒り出すので、後ろでパパがラグを伸ばしながら…みたいなことが結構あって迷惑しています。
33.断熱用の銀マット
いまは使っていない断熱用の銀マットを納戸に置いているのですが、それを見つけては引っ張り出して電車を転がしています。
34.パパの顔
ナゼか一時期パパの顔を線路にして電車を走らせていました。ちょうど良い具合の山(鼻)があるんですよ。
なぜパパの顔を走らせるときには大きなトーマスだったんだろう…。結構痛いです。
35.歩道の点字ブロック
これ本気で辞めてほしいんですが、たまに点字ブロックのススメの方でガタンゴトンやりだします。
36.歩道の縁石
先ほどは電車に見えるもので登場した縁石ですが、彼が手に電車のオモチャを持っていた場合には線路に早変わりします。何という都合の良さでしょう。
37.民家の塀
歩道の縁石が線路に見える男です。民家の塀でレンガっぽい作りになっていればそれはもう完全に線路です。
38.手すり
細長くて真っ直ぐなものは漏れなく線路認定です。
39.電車内の窓枠
電車に乗って電車ごっこは多分彼にとって至高のひと時です。
40.整列用のレーン
彼と一緒に郵便局に行き、パパがお金をおろしている間にすることといえば
整列用のレーンでガタンゴトン。
41.窓のサッシ
そういえば家にあるもので線路に見えるのがもう一つ。
ま、気持ちはわかる。
トンネルに見えたもの
ここからはトンネル編です。他の小さな子もそうだと思いますが、息子は電車をトンネルにくぐらせることが大好きです。
そういったわけでありとあらゆるものをトンネルに見立てます。
42.膝を立てたパパの足
テレビなんか見てくつろいで立てたパパの膝なんかは格好の餌食です。
ちなみに膝を立てた隙間から電車ごっこする息子はエラい可愛いです。
43.肘を立てたパパの腕
リビングに寝っ転がってくつろいでいようものなら、その腕のわずかな隙間から電車を通そうとします。
大体は勢い余って私の顔に当たります。
44.折りたたみの洗濯バサミ
洗濯物を取り込んで油断しているとこれです。
45.ソファの下
我が家のソファは足があるタイプなので、当然ソファの下は彼にとってトンネル以外の何者でもありません。
なんか電車のオモチャが少ない気がすると思ったら大抵ソファの下にあります。
46.自販機の取り出し口
だいたい散歩のときには電車か新幹線のオモチャを持っていき、線路かトンネルになるところを常に探しています。
踏切に見えたもの
最後は踏切に見えたものです。最近は車両だけでなく、電車の付属たちも気になるようで、至る所で「ふみきりかんかん!ふみきりかんかん!」って言っています。
47.工事現場のバー
工事現場などでよく見かけるシマシマのバーですが、息子は遮断機のバーだと信じて疑ってないです。
48.工事現場のコーン
最近はシマシマであればだいたい「ふみきりかんかん!」って言ってます。
49.シマシマのロープ
我が家の近所は至る所でマンションが建築されているので、ふみきりかんかんのネタには欠きません。
50.床屋のクルクル
極め付けはコレです。ほんとにシマシマだったら何でもいいようです。
おわりに
うちの2歳児、子鉄をだいぶ拗らせているようです。
いつまでこんなに電車にはまっているのだろう。パパとしてはいつも散歩が楽しそうなので良しとします。
目下の心配は、弟くん(生後1ヶ月)が大きくなったときに、家にあるのか電車のオモチャばかりで困らないかどうかです。
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