9月初旬の頃に起こった出来事です。
息子(1歳9か月)が3針縫うケガをしてしまいました。今回はやんちゃ息子の破天荒が原因ではなく、親が原因のケガです。
自戒の意味と、同じような事故を起こしてほしくないという願いを込めて、ここに経緯をまとめておきます。
転倒時の状況
その日は、妻と息子でいつもの子育てひろばではなくて、初めての子育てひろばに行っていました(平日でパパは仕事)。
その初めての子育てひろばが思いの外良かったらしく、終始楽しく過ごしていたそうです。あまりに楽しすぎて「帰りたくない!」と帰るときに愚図るほどでした。
そう、帰りたくないと愚図っていたのを無理やり自転車に入れて帰ったのです。
その途中、お金を下ろそうと郵便局に立ち寄ったところ「自転車から降りない!」と愚図り、降ろそうとしても抵抗して降りてくれない状況でした。
その結果、息子を自転車に乗せたまま、自転車を離れATMに向かってしまいました。ほんの数十秒だし、ATMからはガラス越しで息子を確認できるし、大丈夫かなと思ったようです。
そして、お金を下ろしている間に自転車が転倒し、息子はおでこを切って、病院で3針縫うこととなってしまいました。
問題のあった点
我が家の電動自転車は前輪側に子どもを乗せるカゴをつけています。
ハンドルを固定するロックが付いているとはいえ、10キロを超える子どもをカゴに入れたまま離れたのは危険でした。
恐らく今回の事故は、ロックが外れ、ハンドルがどちらかに回り、10キロの重りに耐えられずに転倒、というものだったと推測されます。
更にもう1点問題があったのは、そのとき息子にヘルメットを被せていなかったのです。もし、ヘルメットを被っていたら縫うほどのケガにはならなかったはずです。
実はヘルメットは電動自転車購入時から息子が嫌がって、被せていませんでした。いつかこういうことになるかもしれないと思いつつ、実際に事故が起きてしまいました…。
ただ、妻とてこういう事態になる危険性は理解しており、通常ならヘルメットを被っていない息子を乗せたまま自転車から離れるようなことはしないハズです。
現在妻は2人目を妊娠中で、9月初旬といえば悪阻が酷かった時期です。悪阻の気持ち悪さと戦いながら、息子と出掛けていたのです。
体調が万全なら無理やりにでも息子を自転車から降ろしていたと思いますが、体調が芳しくない状況で嫌がる子どもを持ち上げる気力がなかったのかもしれません。
それでも結果として息子に3針縫うケガを負わせてしまって、妻は相当ショックを受けていました。
電動自転車の転倒って怖い
今回の事故でどう転んで息子が頭(おでこ)を切ったのか、詳細なところは分かりません。
ただ、頭から足まですっぽり入る前カゴで、固定ベルトで体を固定されているので、その自転車が横に転倒したとなると、息子としては手をつくこともできずに、何が何だか分からない状況で地面にぶつかったのだと思います。
恐らく地上1mくらいは自転車の高さがあるので、相当怖かったし、3針縫うケガなので相当痛かったはずです。
また、私も電動自転車を運転していて、特に駐輪場などで手で押しているときに、重たい車体にハンドルが取られて転倒しそうになったことがあります。
渾身の力で何とか踏ん張りましたが、あれがか細い女性だったら支えきれずに倒れることもあるはずです。
電動自転車って結構怖いです。
その後の我が家の様子
あれから1ヶ月が経ちました。傷はもう治っています。若干傷あとがまだ残っていますが、ケガした場所が生え際近くだったので、目立ちません。
ヘルメットも被るようになりました。家の中でヘルメットを息子の頭の上に置き、大げさに褒めてあげると、タタタタッと鏡の前に立って自分の姿にうっとり。単純な男でした。
当然ですが、この出来事以後、息子を自転車に乗せたまま離れることはありません。
なお、当の本人は自転車がトラウマになることもなく、今日も颯爽と街を駆け抜けています。
というより、事故したときも頭から血が出たということで救急車を呼んだんですが、救急車に乗れたことに大興奮だったようです。パパが家に帰ったときには嬉々として「ピーッピーッ」(救急車に乗ったよーっ)と報告してくれました。息子がケロッとしてくれていて安心しました。
おわりに
3針縫うケガを負った息子ですが、ケガに関して痛いということもなく元気にピンピン過ごしていたのが不幸中の幸いでした。
ただ、今回起こった事故に関しては、親がしっかり見ていれば防げたものであります。この事故の後、我が家はしっかりヘルメットを被るようにしましたが、街を歩いているとヘルメットを被っていない子どもを乗せた自転車を見ることも多いです。
事故が起こってからでは遅いので、皆さん最低限ヘルメットはしたほうがいいです。
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