我が家は3歳のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は我が家の旅行の必需品について。
電車移動はおてのものな子鉄s
旅行の移動はいつも命がけ
新幹線移動にしても、飛行機移動にしても、せいぜい持って最初の30分です。3歳児はともかく、1歳児の集中力と好奇心なんてそんなものです。
そして一度愚図りだすととても厄介です。新幹線も飛行機もほとんど逃げ場がないですからね。特に飛行機で愚図られたらホント命が削られる思いをします。
移動時間が1時間程度ならまだしも、東京-新大阪でさえ2時間半、東京-那覇の飛行機移動になれば3時間です。その行程の最初の30分で愚図られたら、着く頃にはもうクタクタで干からびてしまいます。旅行を楽しむどころではない。
つまりは何が言いたいか。子ども、特に小さい子どもとの旅行は「移動を制するものが旅行を制す」なのです。
そこで3歳児と1歳児を抱え、幾多の旅行・帰省(我が家は東京在住で実家が関西と九州なので帰省が毎度おおごとです)を乗り越えてきた私が心からお勧めする移動を制するグッズです。だいたい1歳児くらいの子どもを対象にしています。
移動時に重宝するグッズとは
1歳にもなればそれぞれの子どもでお気に入りのオモチャなんてものが存在するはずです。うちの子で言えば電車のオモチャかな。でもそれって移動中には案外使えないのです。
例えばうちの子が好きな電車のオモチャで、携帯しても邪魔にならなそうな小さなオモチャを持って行ったとしても、それを動かすスペースがほとんどないのです。
車移動でも新幹線・電車移動、飛行機移動、全てにおいてスペースがありません。身動きも取れないような狭いスペースに数時間止まっていなければいけないのです。また公共交通機関を使う場合には、音量にも気をつける必要があります。小さな音であってもオモチャの音は結構耳につきますからね。
そういうわけで、こういう移動時に重宝するのは「子どもがじっとしながら静かに夢中になるもの」です。
ぱっと思いついて手軽なのはスマホの動画ですよね。アンパンマンでもなんでも旅行用にダウンロードしておけば電波状況に関係なくオフラインでも30分くらいの時間は稼げます。ボリュームをある程度小さくしておけば周りにも気兼ねなく観せることができます。でも何時間も連続で動画を観せつづけるのはさすがに気が引けますよね。
動画以外に1歳児にじっとしてもらいながら何分も時間を稼げるグッズなんてあるのか!?あるんです、これが。
1歳児をその場に釘付けにするグッズ
①シール
まずはシールです。鉄板中の鉄板ですね。
シールは、1歳くらいの子たちが時間を忘れて集中し、音も鳴らずに周りに迷惑をかけない夢のようなグッズです。とりあえずシールを渡しておけば数十分は黙って遊んでくれます。うちの子は、このシールでだいたい名古屋-新大阪くらいは軽く持ちます。
男児なら電車のシールを渡せばいつまでも見つめています。上記のシールはノーマルなものに加え、最後にキラキラシールもあるので2段階で釣ることができます。
なんで1歳児ってこんなにシールが好きなんだろうと調べてみたところ、シールを掴んで・貼る、という動作は手先がまだうまく動かせない1歳児でもできる、ということで達成感を得やすいらしいです。
実際に遊んでる姿を見ていると、1歳児でもできるんだけど、絶妙に手にくっついて取れなかったり、貼り具合によっては剥がすのが難しかったり、1歳児にちょうどいい難易度の動作なのが、ツボにハマりやすいのかも知れません。
②ぬりえ
シールに飽きてきたら、ちょっと趣向を変えて塗り絵という手があります。
1歳半くらいだとちょうど何かを描くことに興味を持ち始めている時期なので、一度ハマるとしばらくはじっと遊んでくれます。
しかも上記の塗り絵は水で描くタイプで周りを汚す心配がなく、お出かけに持っていくにはもってこいなものです。水なんてどこでも手に入るし。1歳児にペンを持たせると確実にはみ出ますが、はみ出ても水なので心置きなくはみ出てもらえます。
③マグネット
シールは一回貼ると終わりですが、マグネットなら延々と遊ぶことができます。水を使う塗り絵は周りをちょっとだけ濡らしてしまいますが、マグネットなら少しも汚さず遊ぶことができます。シールや塗り絵に比べて汚れない・繰返し使えるというので、実は最強のグッズかもしれません。
上記のプラレールマグネットは絶妙な大きさで1歳児が自由に取れ、そして絶妙に誤飲しない大きさです。一部小さなマグネットがあるんですが、それは最初から隠しておけば問題なし。
我が家は鉄道好きな子どもなのでプラレールですが、クルマ好きならトミカの同じようなマグネットもあります。
おわりに
帰省の大荷物の中に詰め込まれるオモチャ達。全ては移動中に大人しくしてもらうため。でもそんな淡い期待も虚しく、ほとんどのオモチャが無惨に敗れ去り、子どもは愚図りの谷に落ちてしまう…。
そんな最悪な状況を防ぐために我が家が常備しているグッズを紹介しました。
ほとんど荷物にもならないくらいの薄っぺらさなのに、その存在感のなさからは考えられないくらい使えるやつです。