1歳児を育てるパパが何度も直面しているであろう問題。
子どもが何だか懐いてくれない
ママじゃなきゃダメーーと泣き叫び、ママの冷たい視線にやるせない気持ちになりながらも何もすることができずに立ちすくむ。
私も何度もこんな場面に直面し、その度に悩まされました。いや、今後も悩むかも知れない。
でも今(息子1歳7ヶ月)、パパと息子はとっても仲良しです。少なくともパパはそう思っています。ママじゃなきゃダメーって場面は最近めっきりなくなりました。
息子とパパとの間に何があったのか、その真相に迫っていきます。
- 色んなことが分かりはじめた1歳児だから
- パパの変化①:話を聞く、聞いていることを伝える
- パパの変化②:褒める、褒め倒す
- パパの変化③:話しかける
- パパの変化④:理由をちゃんと言う
- パパの変化⑤:とにかく笑顔
- パパの変化⑥:息子がやりたいことを邪魔しない
- おわりに
色んなことが分かりはじめた1歳児だから
ここ数ヶ月の息子の成長は凄まじいものがあります。
ほんの数ヶ月まで赤ちゃんぽかったあの姿はもうどこにもありません。言葉で意思疎通できるし、1人で遊ぶ時間も増えてきました。
そんな世界を理解し始めた息子だから、パパとして色々接し方には気をつけるようになりました。
その結果、息子との蜜月の日々が訪れた(と信じたい)。そう、パパが変わったのです。
パパの変化①:話を聞く、聞いていることを伝える
息子はしゃべくり男児です。何を言っているかさっぱり分からないことがほとんどですが、とにかくおしゃべり好きです。
何言っているか分かんないので、油断すると聞き流してしまいそうになるんですが、意識して耳を傾け、言わんとしていることを最大限推測してリアクションするようにしています。
息子に「パパはちゃんと聞いてるぞ」というのをアピールするようにしています。
パパの変化②:褒める、褒め倒す
子ども図鑑を開いて、車や動物の名前(ぷっぷーとかガタンゴトンとかわんわんとか)を指さして言うだけで、もうこれでもかっていうくらい褒めます。
おもちゃをちょっと上手に使えるだけで、褒めちぎります。
ご飯を食べさせていて、大人しく口を開けてあーーんとしてくれるだけで、頭をナデナデしてあげます。
お風呂で泣かずに頭からシャワーをかけることができたら、頭をヨシヨシして褒め称えます。
息子はだいたい「これくらいで騒ぐんじゃないよ」というドヤ顔で応えてくれます。
パパの変化③:話しかける
おしゃべり好きな息子なので喋っているときは聞き手に徹しますが、逆に喋っていないときは積極的に話しかけるようにしています。
特にお散歩中などで抱っこしているときには、できるだけ何かしら話しかけています。
「息子くん、今日はいっぱいご飯食べて偉かったね~。何が美味しかった?やっぱり魚かな~」
「息子くん、今日はいっぱいお外で遊んで楽しかったね~。ガタンゴトンもたくさん見れたしね~。丸ノ内線の車体の赤いラインかっこいいよね~」
などなど他愛もない、どうでもいいことを話しかけています。
息子には内容がそこまで伝わっていないかもしれないし、リアクションもないことが多いですが、気にしません。
パパは息子とおしゃべりしてて楽しいよってことが伝わるように意識しています。
パパの変化④:理由をちゃんと言う
朝の出勤前に息子とお散歩してて思いのほか長引き、どうしても家に帰らなきゃいけないとき、しょうがないので息子を(無理やり)抱っこして家に引き返します。
当然息子は嫌がりますが「お仕事に行かなくちゃいけないんだ、ゴメンね」と理由をきちんと言うと意外と抵抗しなくなりました。
これに限らず何か息子の意に反することをするときには、できるだけ理由を説明するようにしています。
パパの変化⑤:とにかく笑顔
息子の話を聞くときも、息子に話しかけるときも、息子を褒めちぎるときも、日常息子と接するときは、できるだけ笑顔でいるようにしています。
私はコワモテの顔をしていて、普通の顔のときに「怒ってる?」と言われたことが過去に何度もあります。
そんなフェイスなので、なおさら笑顔で接するようになりました。多少不自然かもしれませんが、自然で怖くなるくらいなら不自然でも笑っていよう作戦です。
パパの変化⑥:息子がやりたいことを邪魔しない
まだ息子がOPPAIを吸っていた頃、数十分吸っても終わらず、予定が滞っているときなど、息子とママをパパが引き離す場面が結構ありました。
あるいはもう出発だからと、無理やり持ち上げて抱っこしたりすることも。
そういうことが重なった結果、一時期パパが抱っこしようとすると泣いて嫌がっていました。そんな状況にパパが泣きたくなったのは言うまでもありません。
そんなことがあったから、何か息子に動いてもらうときには、できるだけ息子に言い聞かせて、息子自身が自分で行動するように促しています。
抱っこも息子がパパに手を広げてせがむまで、できるだけ言い聞かせながら待つようにしています。
長い間待たされることもしばしばありますが、気長に息子のタイミングで動くように心がけています。
おわりに
やり始めた最初はぎこちなかった笑顔ですが、今やお散歩中の道路でも周りの目なんか気にせず笑顔で話しかけている私がいます。
どれだけ伝わっているかは定かではありません。でも、最近仲良しでニコニコしてくれるので、多少なりとも効果があったんだと思います。
もちろん叱るときは叱ります。でも、叱る時間よりも楽しい時間を多く過ごすようにしています。
ママ好き過ぎて懐かず困ってるパパの皆さん。ママ好きを変えるのは難しいですが、パパも好きになってもらうのはパパの接し方次第で何とかなるかもしれませんよ。