息子も1歳を迎え、どんどんキッズになっていきます。
もう生まれた頃のあのか弱いベビーじゃなくなったかと思うと寂しい限りですが、そんな息子はまだ乳児なんです。そう、OPPAIを卒業できていないんです。
1歳の誕生日の日に決行
色んなところで情報を集めてみると、どうやら1歳くらいで断乳を試みる家庭が多いよう。
我が家もそろそろ第2子のことを考えて断乳しようということになりました。決行日は息子の1歳の誕生日。息子は、まさかそんなめでたい日に天地がひっくり返るような激震が起こされようとは夢にも思っていなかったでしょう。
誕生日1週間前
カレンダーを持ってきてカウントダウンをしました。断乳のときにはよくやるやつですよね。息子は…理解してたのかだいぶ怪しかったです。
(*2016.7完全卒乳後の追記*)
子どもへの言い聞かせですが、我が家ではいろいろと試行錯誤をした結果、下記の絵本を読み聞かせすることが一番効果がありました。
タイトル通りおっぱいにバイバイする絵本なんですが、なんだか不思議な雰囲気のある絵本です。卒乳のときにはこれを読み聞かせることで本人がだいぶ卒乳について理解をしてくれました。
誕生日前夜
「今晩で最後だからねー」と言って寂しそうにOPPAIをあげるママ。ちなみにこれまでは寝るときにはパイパイを思う存分に与えてきました。咥えながら寝ることも多かったです。
パパもなんとなく感慨に耽りつつ、明日からどうやって寝かしつけるんだ…と行く末に恐ろしさを感じる夜でした。
誕生日当日
朝イチのパイパイで、「これで最後だからねー。」「これでパイパイバイバイね」と言って授乳をしていました。息子も何かを察したのかいつもより長い時間吸っていたような気がしたりしなかったり。
ちなみにこの日はディズニーランドに行ってしこたま遊んで疲れさせました。そのおかげか日中におっぱいを欲しがることはありませんでした。
断乳1日目
ディズニーから帰ってきて、大人も疲労困ぱいでしたが、ここからが本番。お風呂→寝んねという一番のヤマ場が待っています。
できるだけおっぱいを見せないほうがいいだろう、ということでパパがお風呂に入れ、ママが寝かしつけると「パイパイ出せ」となるだろう、ということでパパが寝かしつけました。案の定泣きじゃくりますが、30分くらいで泣き疲れたのか寝入りました。なんだ、意外と素直…
夜泣きに異変が
その晩は夜泣きで夜中2時間おきくらいに起きてきたんですが、これまでとは明らか異なる傾向が見てとれました。
「パイパイダセ」というのもあるんですが「ママヲダセ」の要求が強くなったんです。とどのつまりパパはお呼びでないってやつです。
息子が泣きじゃくっているのに何もできないなんて…。
断乳2〜3日目
日中はOPPAIを欲しがっても別のことに気を逸らしてあげれば何とか躱すことができました。また、日を追うごとにOPPAIの要求は減っていきました。イイジャンイイジャン
ママへの依存度が増す
ママの依存度も増していく
断乳4〜5日目
息子:拗ねる
見て笑えるくらい拗ねてました。「ドウセクレナインデショ」的な。パイパイを欲しがって泣くってことは減りましたが、常にご機嫌ナナメの状態です。
ママ:心が揺らぐ
ママ:胸がはちきれそうに
物理的に、です。
母乳が溜まった胸とママを求める息子のパワーはママの予想以上で、とても辛そうでした。胸が痛くて動きを最小限にしたいママにとって息子の抱っこは一番の苦行だっはず…
断乳3日目に病院で診てもらいましたが、今抜くとまた乳が作られてしまうということで更に3日間の我慢が強いられたことも予想外でした。
(*2016.7 完全卒乳後追記*)
病院で「今抜くとまた作られるから」と抜いてもらえなかったという話ですが、これは病院(医者)によって方針がまちまちのようです。その後他の病院等にも行くことになるのですが、その病院では積極的に抜いてもらえました。
抜くと乳が作られるのは事実なので、その瞬間の苦しみを取るのを優先するか、その後のことも考えて我慢するかについて、一概にどちらかが正解とは言えませんが、我が家の場合だと抜いてもらったほうが正解でした。
こんなこと実際に体験しないと分からないことですが、病院の相性って大切です。我が家は桶谷式の診療所に最終的にお世話になったのですが、桶谷式があっていました。
OPPAIがよく作られるママの場合は、断乳時の胸の張りの痛みが強いかもしれないので、抜いてもらえるほうの病院のほうが相性がいいかもしれません。ただし、長期間病院通いをすることになります。
断乳6日目
断乳してから一番のグズりがこの日に来ました。パパは仕事中でしたが、電話がかかってきて、電話口の向こうには息子の泣きわめく声とママの涙ながらの悲痛な叫びが響き渡ってました。見なくても声だけで伝わる地獄絵図…。パパにはもう言葉がありませんでした。
夜、家に帰ると
おわりに
これが想像以上に辛いものだったので、ママの身も心も耐えきれなくなったというのが我が家の失敗の要因です。