パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

パパ業1年の感想と父親の実感とこれから父親になる人に伝えたいこと

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息子が生まれて1年が経ちました。

この歳になると1年が1ヶ月くらいの感覚でサラッと過ぎてしまいますが、この1年に限ってはとっても濃密に過ごせました。
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photo by micagoto

パパとしての実感が湧いたのは

正直、実感が湧いているかと言われればあんまり湧いていません。

自分が子どものとき、自分から見たお父さん・お母さんは、疑うことなく「親」な存在だったんですが、自分がいざその立場になってみても、それ以前の自分と何も変わっていない気がしてパパになった実感はありません。いや、生活はガラッと変わったし、家族が増えた実感はあるんですけどね。

そのうち息子が喋るようになって、私のことを「パパ」と呼ぶたびに私はパパになっていくんだろうなぁと想像しています。

最初の1ヶ月は辛かった

里帰りから戻ってきた1ヶ月はやっぱり色々と辛かったです。じじばばの熟練のサポートとパパとでは雲泥の差がありました。ママもパパが思い通りに動いてくれなくて肉体的にも精神的にも大変だったと思います。

こう書くと里帰りは短いほうが良い気もしますが、数ヶ月経てば息子のいる生活にパパも慣れるし、産後の大変な時期に多くのサポートを受けることができるのは良いことなので、やっぱり里帰りはして良かったです。

パパになって分かったこと

自分がとても不器用だということ

分かってはいましたが、何をやるにもパパはママより不器用です。パパ的には楽しいからいいですが、ママから見ると危なっかしい場面や不十分な場面も多々あると思います。そういうときに大目に見てくれて、ぶりっ子でいてくれるママは最高です。

ママを越えれないこと

ママがいないとパパに寄ってきてくれる息子ですが、ママがいるとパパのことは視界に入りません。パパも結構頑張ってるとは思うのですが、やっぱりママ好きになるんですね。

私は子どもの頃パパっ子だったので、いつの日か振り向いてくれると信じて今日も息子に絡みます。

パパ業は疲れる

夫婦2人だけだったときの5倍、独身のときの10倍、毎日疲れている気がします。毎日に張りがあるともいえるのでしょうが、もともと家でのんびり過ごすような人間だった私からするとパパ業は大変な肉体労働です。

世の中は意外と優しい

パパが抱っこ紐で電車に乗っていても席を譲ってくれる人がいたり、街でいろんな人に話しかけられたり、なんだかんだみんな優しいです。息子もそんな優しさに包まれたおかげか、人見知りもなく、街行く人に上機嫌に愛想を振りまいて、パパママを困惑させています。

これからパパになる人へ

まぁ初心者マークがやっと取れるかな程度の私が言うのもなんですが、1年パパやってみての感想です。

子どもができると自由な時間は確実に減ります。休日も息子中心に回るし、お風呂だって暴れる息子を洗うのに必死でリラックスどころではありません。

でもそれが幸せなんだなと思っています。自分の時間に溢れていた独身時代、毎日幸せを感じていたかと言われたら正直そんなことはなかったです。

今、自分の時間はありませんが、その時間が息子の笑顔になったり、息子の成長に繋がってると思うとたまらなく幸せになります。というわけで、パパになるのを楽しみにしてたらいいと思うよ。

あとなんていうか、赤ちゃんの成長速度は尋常じゃないです。ぼーっとしてたらいつの間にか赤ちゃんじゃなくなってるんです。自分の時間なんか取ってる場合じゃないんですよ。

さいごに

ここ数年変わり映えのない人生を送ってた気がしますが、この1年は私の人生を彩る1年になりました。来年ももっと華やかな1年になったらいいな。

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